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においを嗅ぐと脳の血流が増える?
先日、セラピーグレードの精油についての投稿で、精油の体内へのルートに
鼻から脳へ
とありました。
これは、においの分子が鼻腔内の嗅覚受容体と結合し、それが信号となって脳に伝わる仕組みです。
人間や動物の脳や脊髄の神経細胞活動による血流動態反応、神経細胞の活動によって血流がどうなるかを調べる実験を行われているのですが、
ラットを用いた実験で
真正ラベンダーの精油の香りを嗅いだ時の血流についてみると、どのマウスでも同じ匂いを嗅いだ時に、同じ部位が活性化または抑制化されたことがわかりました。
またレモンの精油の香りを嗅いだ時は、副交感神経を司っている部位の血流が抑制されました。
ということは、交感神経が優位となるので、体が活発な状態になると推測できます。
アロマはリラックス
というイメージも多いかもしれないですが、精油によってそれぞれ体の反応って変わっているんですね!
つまり、
寝つきの悪い方の場合は特に夜にご来店の場合は、交感神経が優位になるような精油を控えるということもしています。
逆に、眠りへと誘導するように副交感神経を優位になる精油を使うことで寝入りへの働きかけを狙うことをします。
もちろん、薬ではないですし、植物の力といっても植物自体は自分が生きるために身につけた力で人間のために作っているわけではありません。
僕自身、香りを気にして過ごすことはなかったのですが、精油の勉強をし、実際にこだわり抜かれた精油を
好きな香りを嗅ぐ時の大きく呼吸をする、忙しくて頭の中がモヤモヤしている時、集中したい時など活用していると気持ちが晴れやかになります。
筋肉痛や関節に痛みがある時もブレンドしたオイルを塗布すると翌日に消えていたり。(精油だけの力ではありません)
自然治癒力を高める働きで本来自分が持つ力を発揮できるようにしてくれるのが精油かなと思います^ ^
人工香料ではない、本物の精油を活用したアロマオイルマッサージを体験してみてください♪