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神経促通法を用いたストレッチ
ストレッチと聞くとどんなイメージでしょうか??
伸ばす、柔らかくなるイメージが多いのではないでしょうか?
TAWAN BLUEでは、2つのストレッチを活用しています。
①柔軟性を高めるストレッチ
②可動性を高めるストレッチ
です。
そしてどちらにも関わるストレッチに神経促通法という神経に働きかけるPNFストレッチがあります。
これは、アメリカの理学療法で使われている手法で、日本でもリハビリやスポーツ選手のケアなどで使われています。
そして、TAWAN BLUEのようなサロンでも使用しています♪
ところで神経に働きかけるってどういうこと?
PNFが神経に働きかけるということをご説明します。
まずは、ジムで筋力トレーニングをする姿を思い出してください。
マシンやダンベルなどに対して、自分の意思で力を入れて筋肉を動かしますよね?
PNFは、お客様が動かす方向に対して、セラピストが手で抵抗を与えるのが大きな特徴です。
つまり、お客様が自分の意思で力を入れる前に動かす方向に対して「反射(抵抗に対する力)」が発生するんです。
これが神経に対してのアプローチになります。
筋トレは運動神経が働きますが、PNFでは感覚神経と運動神経が働いている状態になります。
【筋トレ】
腕を持ち上げようとする(運動神経/脳)《脳から筋肉へ》→脳の指令で腕が持ち上がる
【PNF】
セラピストが抵抗をかける→セラピストからの抵抗を感じる(感覚神経/脳)《感覚器官から脳へ》→抵抗に対して腕を曲げる(運動神経/脳)《脳から筋肉へ》
PNFの方が神経の伝達が2回起こっていますよね。
筋肉は神経につながっています。この神経の多くが起きている(促通する)方が筋肉が発達して動きやすさが出てくるわけです。
私たちは、日頃から神経から脳へ、脳から神経へというやりとりを行なっていますが、この効率には個人差があります。
脳からの電気刺激が通りづらい、効率の悪い経路で伝わる、効率よく筋肉を使う神経が使われていない、など理由は様々です。
この仕組みを促通するのがPNFです。
TAWAN BLUEの掲げている、動きやすい身体へ導くための1つです^ ^
可動性って??
ストレッチのお話になったりストレッチをしていると、
身体が硬い
柔軟性がない
柔らかくしたい
などと皆様おっしゃることが多いです。
ストレッチと言うと、柔軟性のイメージも多いのではないでしょうか?
実際、ストレッチのもたらす効果のひとつに柔軟性があります。
そのほかに
可動域と言う言葉を使ったこと、聞いたことある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
可動域が狭いから〜
って言ったことある人もいるはず^ ^
可動性とはMobility(モビリティ)と言い、
「関節を可能な限り動かす能力」を指します。
可動性が十分に備わっているかどうかで動きのしなやかさや運動能力は変化していきます。
そして、この可動性を判断するための指標が、日頃聞いたことのある「可動域」で
関節の可動性がどこまであるかで決まってくる動きの幅を指しています。
また、「可動性」は関節可動域の範囲を自らの力(意志)で動かせる範囲だけではなく、
身体の部位を思いのままにコントロールし、動かせる能力のことを言います。
柔軟性と混合しやすいのですが、
柔軟性は、筋肉が伸長する範囲
可動性は、関節が稼働する範囲
このように違いがあります。
筋肉と関節、目的が違うんですね👀
と言うことは、ストレッチと言うと柔軟性のイメージだから可動性はどうしたら広がるの??
と言うことですが、
あるんです!!
TAWAN BLUEで行なっているストレッチの1つにPNFストレッチと言うものがあります。
これは、米国のリハビリ手技療法から生まれた手法で神経的なアプローチが特徴です。
(こちらの説明はまた後日)
先ほどお伝えしたように、可動性とは、
「身体の部位を思いのままにコントロールし、動かせる能力」
簡単にいうと今正常に動かせると感じている範囲のことです。
「肩がいつもよりも挙がらないな」
と言う状況は、モビリティが損なわれている状態です。
ストレッチをしてほしいと思う時、どんな理由かは人によって違いますよね?
・自分ではやらないから
・身体がかたいから柔らかくしたい
・医者に言われた
などなど
TAWAN BLUEでは、状況に合わせたストレッチを取り入れています。
ご来店時のカウンセリングで、またはお話をしながら行いますのでお気軽にお尋ねください。
柔軟性と可動性について
「カラダがかたい」
そう聞くとどんなイメージでしょうか?
・開脚しても開かない
・手が後ろに回らない
・前屈で手がつま先に届かない
などなど。
柔軟をイメージされる方が多いと思います。
人体において、硬い、柔らかいとは柔軟性だけではないんです。
身体が硬い時、考えられるのは
柔軟性と可動性です。
『柔軟性』
筋、軟部組織の許す範囲の伸張能力。
これは想像しやすく、筋肉と腱が伸びる能力のことですね。
そして
『可動性』
関節可動域内にて自ら活動的に動ける範囲の能力。
身体の部位を思いのままにコントロールし動かせる能力のことを言います。
✅柔軟性は筋肉が伸びる範囲
✅可動性は関節が動く範囲
四十肩は肩関節の周りに炎症が起こりスムーズに動かなくなる症状のことです。
デスクワークなど長時間座ることや足を組むこと加齢などで股関節の可動域は狭くなります。
これらの場合には『柔軟性』だけではなく『可動性』も大切になってきます。
スポーツをされている方は柔軟性を高めるだけではなく、可動性も高めてコントロールする力がパフォーマンスUPに重要なカギとなります🔑
柔軟性が高い方の多くは可動性も高いですが、可動性が低く、柔軟性が高い場合、自分の思う以上に伸びてしまうオーバーストレッチ状態になります。
怪我に繋がると想像できますよね。
TAWANBLUEで行うストレッチは、
『柔軟性』だけではなく『可動性』を高めるストレッチも行います🤸
※お身体の状態によりご相談の上行います。
不調がないと気分も良いですよね😊
ケガや病気になると気付く健康のありがたさ。
そうなる前に、できる時に、いつまでも元気な身体作りしてみませんか?😊
五十肩のケアに。
TAWAN BLUEではボディケア&ストレッチコースもご利用いただいております。
ご希望によりストレッチなしで行うことも可能ですが、90分以上のお客様はストレッチをご希望の方が大半です。
首肩こりのお客様や五十肩で肩が挙げにくい方(発症から半年ほど経過している場合に行なっています)には肩周りのストレッチを行います。
五十肩を治す治療ではなく、炎症が治まった後の回復期に当たる状態の場合に理学療法で使用されているPNFストレッチを用いて行います。
少しずつ可動域が広がるので驚かれる場合があります^ ^
もちろん強度もお身体の状態に合わせて行いますので、ご安心ください♪
その時のお身体の状態を確認した時に柔軟に対応はしていますが、ストレッチをご希望でもまずはほぐした方が良い場合、ストレッチをご希望されていなくてもした方が良いなと思えばご提案しています。
同じ姿勢などで固まっている筋肉が伸ばされるので姿勢がピン!としたことをご実感いただいています^ ^
私の判断になりますが、必要なものを判断し、その日最適な方法で行い、楽になっていただければなと思っています。
マッサージに行った時に、
ガチガチですね
と言われることが多い方はボディケアもオススメです♪
その衰え、実は神経かもしれない・・・
先日、久しぶりにジョギングをしようとしら5分で終了しました(^_^;)
筋力トレーニングは定期的にしていますが、沖縄で車移動も多くなったこともあり有酸素が減ったのでやらないとなと感じています。
このように、加齢や運動不足などで、筋力が低下した、衰えたと感じたことがある方もいるのではないでしょうか?
実は、
神経も衰える
ってご存知でしたか??
筋肉を動かすには「脳からの伝達」が必要です。
神経が衰えると筋肉への伝達が遅くなったり、筋肉を十分に使うことができなくなり
「眠った筋肉」が増えてしまいます。
十分に筋肉が使えないと、血行不良や代謝も悪くなり、太る原因にもなります。
この神経と筋肉の伝達がスムーズに通るようにするストレッチが
PNFストレッチ
と呼ばれるストレッチです。
Proprioceptive(固有受容性感覚器)
Neuromuscular(神経筋)
Facilitation(促通)
という頭文字をとった略語です。
1940年代、アメリカの神経生理学者だった医師が構築し1950年代に理学療法士が手技として確立させました。
当初は、リハビリの徒手テクニックとして、脳や脊髄など神経に関わる病気やケガによって動きに制限が出てきた体を回復させるために活用されていました。
現在では、医療現場だけでなく、各種スポーツ選手のパフォーマンスの向上、肩こり、腰痛の予防や改善、ダイエットなど幅広く支持されるようになってきています。
最大の特徴は、
人の手から体へ感覚を通して神経にアプローチすることで「動きやすさ」を出していき、柔軟性や関節の動き(可動域)を向上させるというものです。
言葉を見ているとなんだか難しそうですが・・・
TAWAN BLUEのストレッチは、タイ古式マッサージのようなストレッチの他にこのPNFテクニックを使用し、関節可動域を向上させ、日々の生活が楽になるような健康な体作りのお手伝いをしています^ ^