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安全に使うアロマテラピー
「効かせる」よりも「安全な範囲」で設計する
慢性的に鼻水が出て、喉に流れて痛くなることがあるお客様。
首肩こりも強め、眠りも万全ではないとのことでした。
鼻水が気になるということだったので
今回は呼吸器サポートを目的に、
1,8シネオールを含むユーカリ・ラディアタを使用しました。
ユーカリといえば比較的認知度の高い精油かと思います。
いわゆる呼吸器系で使われる精油ですね。
主に
・分泌物の流れを助ける
・鼻の通りを整える
という役割がありますが、
濃度が高すぎると粘膜刺激や乾燥を招く可能性がある成分でもあります。
すでに喉がヒリついている状態では、多ければ良いとはなりません。
そのため、精油を決める際には
喉の乾燥具合を確認した上でどのくらい使用するかを決めました。
ケトンも「少量」
粘液溶解や筋緊張緩和を目的にケトンを含むラベンダー・スピカを使用。
ペパーミントなどにも含まれるケトンですが
・睡眠が万全ではない
・慢性症状が続いている
という背景がある場合、代謝や神経系への負担も考慮する必要があります。
今回はやや睡眠も浅いとのことだったので、使用量はごく少量に調整しました。
僕が気をつけていること
アロマを安全に使うために心がけているのは、
・成分の特徴を理解すること
・「今の体が処理できるか」を考えること
・目的に対して“最大量”ではなく適正量を選ぶこと
精油は自然のものですが、体に入れば外因性物質です。
排出する必要があります。
だからこそ、効かせる設計よりも、処理できる設計を心がけています。
施術後は「すごく軽くなった」とおっしゃっていただき安心しました。
強さではなく、バランス。
それが、僕が大切にしている安全なアロマの使い方です。
「いい香り」だけではない、精油を使ったボディケア
初めてご利用のお客様とお話していると聞かれることがあります
「アロマって香りだけじゃないんですか?」
アロマ=リラックス
アロマ=良い香り
こんなイメージを持っている方が多いと思います。
これも事実で間違いではありません。
実は精油って香りだけじゃないんです🌿
香りの正体は「植物の成分」
精油は、植物が自分を守るために作っている自然の成分をぎゅっと濃縮したものです。
私たちはそれを良い香りとして感じていますが、その成分は呼吸や皮膚を通して体に届きます。
そして体の中で自然に処理され、最後は外へと出ていきます。
つまり精油は、ただ空間に広がって終わるものではなく、体とちゃんと関わるものなんです。
だからこそ、体の状態を見ながら使う
同じ「疲れ」でも、
・ぐっすり眠れていない疲れ
・頭がずっと緊張している疲れ
・体がこわばっている疲れ
それぞれ状態は違います。
TAWAN BLUEでは、その日の
✔ 呼吸の深さ
✔ 体の緊張具合
✔ 疲れの抜けにくさ
を見ながら精油を選びます。
効かせるためではなく、体が自然にゆるむために。
香り+ボディケアだからこそ
ただ揉むだけでもなく、ただ香るだけでもなく、
香りとボディケアの両方から体を整えていきます。
すると、
「なんだか呼吸が楽になった」
「頭の中が静かになった」
そんな感覚を体験される方も多いです。
はじめての方へ
アロマは特別なものではありません。
でも、体に合わせて選ばれた精油と深部をほぐすボディケアが重なると、
ただのリラックス以上の整う感覚が生まれます。
アロマは香りだけ。
そう思っていた方こそ、一度体験してみていただきたいです。
自分の体を大切にする時間を、ぜひ味わってみてください🌿
精油は万能ではない。だからこそ見るべきこと
何を入れるかより、今入れていい状態かを見る
昨夜、突然お客様から連絡がありました。
「電話で少し話せますか?」
お怪我をされて、
治癒のために精油をどのように使えるのか、というご相談でした。
精油を扱う中で、僕が大切にしていることがあります。
それは、
何を入れるかの前に、
今その状態は入れていい状態かを見ること。
傷が開いているということ
今回の状態は、
擦り傷で組織液が出ている状態。
つまり、皮膚が開いている。
この段階は、
「何を使うか」ではなく
「今は入れるタイミングかどうか」を考える。
傷が開いているときは、
入れるよりも守る。
まずは清潔を保ち、
自然な治癒を邪魔しないことを優先しました。
精油は万能ではない
精油は素晴らしいツールです。
でも、万能薬ではありません。
時に刺激が強くなり、
治癒を遅らせてしまうこともある。
吸収や刺激が負担になることもあります。
だからこそ、
なんでもかんでも使えばいいわけではない。
状態を見る。
段階を見る。
今その体が受け取れるかを見る。
これがとても大切だと感じています。
成分だけでなく、体を見る
精油を学べば学ぶほど、
「この成分は抗炎症」
「この精油は再生を助ける」
という知識は増えていきます。
でも本当に大切なのは、
今、その体の中で何が起きているか。
炎症は悪者ではなく、治ろうとする反応。
消すことよりも、
整えていくこと。
精油を扱うには、
体の理解も欠かせないと改めて感じました。
嬉しかったこと貫くこと
お怪我はないに越したことはありません。
でも嬉しかったのは、
お客様が自己判断せずに、僕に確認してくださったこと。
普段の話を覚えてくれていたのかなと思うと、
これからも伝え続けようと思えました。
信頼は、こういう小さなやり取りの中で
積み重なっていくんだなと感じました。
これからも僕を必要としてくださる方のために
できることを貫いていきます。
ちなみに、今回はハーブウォーターが役立ちました。
感覚だけでも理屈だけでもない
香りを嗅ぐだけで気持ちが楽になる。
前向きになれる。
直感を大切にする。
僕もその感覚はよくわかるし、大切にしています。
でも、精油と体の関係を深く学ぶにつれて
それだけではない部分も見えてくるように。
「良い」と思っていたものが
体にとっては負担になることもある。
香りは「感じる側面」から
精油は「体に入る側面」から
精油を安全で快適に使うためにも、
体のメカニズムを知り、
精油が体内で
どう働き
どう処理され
どう排出されるのかを
知ることが大切だと感じています。
僕はボディケアセラピストで
アロマテラピーは後から学びました。
だからこそ、体のケアも香りのケアも
どちらも大切にしたい。
動きやすい体づくりと
精油による心や体の軽さづくり。
頭ガチガチの精油科学マニアな使い方でもなく
直感や感覚だけに頼る使い方でもない。
どちらかを否定したいわけでもなく、
どちらにも良さがあるんです。
体のことも理解しているからこそ
感じる感覚も研ぎ澄まされていく。
そんな気がします。
人生に寄り添う香りとして精油を使いたい。
医師でも治療家でもない僕が
精油の科学と体のメカニズムを深め続けている理由です。
イベントに参加しました!
昨日は、IAAフランス式アロマテラピーを教えていただいた先生のイベントでした。
先生の節目となるイベントに参加ができてとても光栄です。
・IAA名誉校長の中川先生のセミナー
・中川名誉校長と奥様の副校長、先生の対談
・ニューロオリキュラ(手法)デモンストレーション
・イベント
・中部大学大学院 応用生物学研究科教授 禹済泰(ウ ゼテ)氏と対談
など豪華な内容でした。
僕は、イベントでハンドトリートメントをすることになりました。
初めてこのようなイベントに参加し、誰も来なかったらどうしようかと不安でしたが、ご利用していただけました。
アロマを活用している方々なので10分の会話もアロマのお話やボディメンテナンスのお話であっという間の10分!
中には、こんなにお話聞けたのに1000円でいいんですか?
とまでおっしゃる方もいて本当に感謝です。
僕は2つの協会でフランス式アロマテラピーを学びました。
今回の名誉校長、副校長のお話を聞き、イベントに参加し、
自分が目指しているアロマテラピーが明確になったと感じた1日でした。
副校長がおっしゃっていた内容はまさに僕も思っていたことだったので驚きました!
TAWAN BLUEは病院でも治療院でもありません。
ストレス、不眠、慢性痛には原因があります。
その原因をアロマテラピーを活用して軽減できるようサポートしたい。
そのためには、体のこと、精油の科学は知っている必要がある。
と思っています。
心身が改善に向かうための受け皿作りになるように。
これからも励んで参ります!









