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海外からのお客様が伝えてくださったこと
多くはありませんが、
月に数名、海外からご旅行中のお客様がご来店されます。
LINEやオンライン予約など、
24時間いつでも、事前のやり取りなく予約できる方法を利用される方が多いですが、
なかにはメッセージでやり取りをして、ご予約される方もいます。
ご来店時に心身の状態を伺った時や、
メッセージでのやり取りの中で、
「首や肩、腰がつらい」
「歩きすぎて脚がだるい」
など、旅行中の疲れや日頃の凝りはもちろん、
「最近、眠りが浅い」
「身体が重だるい」
など、表面からは分かりにくい状態についても教えてくださいます。
僕自身、旅行先で足つぼやボディケアを受ける時に、
そこまで話すことはありません。
だからこそ、海外からのお客様がこうしたことまで伝えてくださると、
TAWAN BLUEが単に「凝っているところをほぐすサロン」ではないことを、
ホームページなどを通して理解してくださっている
のだと実感します。
しかも、それが海外の方にも伝わっている!
僕にとって、とても嬉しいことです😊
これからもぶれずに、
僕にできることを深めながら、
お客様が今日も気持ちよく過ごせるような身体づくりをサポートしていきます😊
朝のウォーキングで気づいた、自然環境とアロマの関係
昨日、少し早く起きて久しぶりに外を歩きました。
最近はずっと屋内で歩く(マシン)が多くて、
歩きながらドラマや映画を観ることもできて便利だけど
やっぱり外を歩くって気持ち良いですね〜♪
テンションも上がって上り坂もあっという間でした(笑)
ふと思ったのが
屋内とは違い外では、
鳥の声が聞こえ、風を感じ、
植物の香りがしたり、アスファルトや土の感触が変わる。
少し凸凹した道を歩いたり、色々な場面に出会います。
同じ「歩く」という運動なのに、
自然と前向きな気持ちになっている。
目線も空を見たり周りを見渡してるんです。
※僕個人的な感想です。
あ〜僕たちは色々なこと、ものを感じて生きているんだ
と実感。
僕はアロマセラピーを取り入れているので香りで考えてみます。
僕たちは日常で香りを感じるとき、
香り単体ではなく常に
・視覚
・聴覚
・触覚
・温度
・湿度
・空気の流れ
など、多くの刺激と一緒に脳へ届いています。
香りだけを切り離して考えることは本来あまり自然ではないんですよね。
実際に2024年にあった研究では、
自然環境の回復効果は「景色」だけではなく、
音・香り・触覚を含めた多感覚刺激によって、自律神経の回復やストレス軽減につながることが示されています。
視覚を取り除いた条件でも、副交感神経の活性化や交感神経の抑制が認められました。
また、職場環境を再現した研究では、
自然の香りを含む多感覚環境は、
・ストレスの低下
・気分の改善
・認知機能の向上
につながり、
香りの心地よさ(olfactory pleasantness)が回復感に有意に関与することも報告されていました。
だから昨日のウォーキングで僕が感じた心地よさは、
植物の香りだけではなくて
鳥の声も、
風も、
歩く感触も、
朝の空気も、
全部が合わさっていたからなんですよね。
これって
アロマセラピーにも同じことが言える
と思います。
「この精油を嗅げば元気になる」
「この成分には○○作用がある」
もちろん、それらは大切な知識です。
でも、それだけではなくて
部屋の照明
音楽
温度
会話
ベッドの寝心地
そして香り
これらすべてが一つとなって、その場を体験しているんだなと。
だから僕は、
精油だけを見るのではなくて
TAWAN BLUEをご利用のお客様が
どう香りを感じているのか
まで考えられるセラピストでありたいと思っています。
昨日の朝のウォーキングは、そのことを改めて教えてくれました!
同じサロン、同じメニューでも違う
先日2日続けてご利用くださったリピーター様。
1日目は、「日頃の疲れを取りたい」
ということでした。
選んだ精油は、
・ミルラ
・マジョラム
・パチュリ
・ホーウッド
・ラヴィンツァラ
イメージしたのは、
心身の緊張を和らげ、
身体がしっかり休める状態をつくる
こと。
マジョラムやホーウッドには、
心身が緊張しているときに穏やかに寄り添ってくれる
芳香成分が多く含まれています。
🌿アロマセラピストとしての視点
疲労具合や睡眠状態、最近の生活リズムなどを踏まえて
モノテルペンアルコール類を軸に考えました。
モノテルペンアルコール類は、
OH基(ヒドロキシ基)という官能基を持っているので
モノテルペン炭化水素類のようにフェーズⅠで酸化反応を受けて
OH基を付加する必要がなく、
抱合反応(フェーズⅡ)へ進みやすいという特徴があります。
日頃の疲労が蓄積していらしたので、
代謝能力も考慮する必要があると考えました。
そのため今回は、リラックスを目的とするだけではなく、
その日の身体の状態や体内での代謝も意識しながら、
芳香成分類の組み合わせを考えました。
そして、2日目のご来店では、
「帰ってから夜に仕事があるので、仕事に向けて身体を整えたい」
とのご希望でした。
今回は、昨日とは違い
・ユーカリ・レモン
・ヘリクリサム
・クローブ
・バルサムモミ
・フランキンセンス
をブレンド。
前日のようにゆっくり休息することを目的とするのではなく、
翌日から仕事で身体を動かしやすい状態を目指したブレンドにしました。
🌿アロマセラピストとしての視点
翌日からお仕事で身体を使う予定だったので
仕事で動きやすい身体の状態を目指し、
芳香成分類の組み合わせを考えました。
・モノテルペンアルデヒド類
・フェノール類
・ケトン類
・モノテルペン炭化水素類
をバランスよく組み合わせました。
一つの芳香成分だけに着目するのではなく、
それぞれの特徴を活かしながら、
翌日の身体の使い方やその日の体調、
そして仕事に向けて心身を準備したいという意図を考慮して設計しました。
ケア内容も、2日目は1日目よりも可動性を高めるよう動きを入れたり
強弱、スピードを変えて行いました。
両日とも、同じサロンで同じメニューなのに
状態や目的によって精油内容もケアもがらっと変わる。
今回ケアをしながら改めて感じたのは、
ただ精油を選んで同じケアをするんじゃなくて
その方がどんな状態で過ごしたいか
を考えて、精油やボディケアの方法を決める
ということ。
日頃から意識していることであり
アロマオイルトリートメントの魅力でもある
と感じました☺️
アロマゆんたくcafe 食事会に参加しました
先日、協会の垣根をなくしてアロマを
もっとたくさんの方に知ってもらおう
というコンセプトである
アロマゆんたくcafeの食事会に参加しました。
今回は7名が集まりました☺️
うち数名は先月の山梨農場研修メンバーでした。
山梨研修がつい最近のように思えて懐かしかったです。
みんなアロマが共通なので、
アロマのあれこれや日頃のお仕事の話など
色々なお話ができました。
僕の場合は、
秋にNARD JAPANという協会の認定校を開校するので、
先輩の先生たちに相談することができました。
みんな個々に熱い思いがあり、
僕も自分が思うアロマを貫いていこうと思いました🌿
ボディケアセラピストとしてが原点なので
お客様がもっと楽になれるような使い方を目指します!
素敵なご縁に感謝です。
そんなみなさんとの一枚📷
※SNSなど投稿可能な方々です☺️
東邦大学でのセミナーに参加して
昨日6月13日は、東邦大学名誉教授・薬学博士であり
僕が所属しているNARD JAPAN会長でもある
小池先生のセミナーに参加するため、
千葉にある東邦大学へ伺いました。
今回のセミナーのテーマは、
「薬用植物園とカモマイル・ジャーマンの水蒸気蒸留」
でした。
研究室や資料室の見学もさせていただき、
日頃、精油の成分分析などで耳にする器具を見ることができました。
「クロマトグラフィーって、こういうものなんだ」
「こうして成分を分析しているんだ」
と、
普段は成分分析表やテキストの中で見ている世界が
少し現実のものとして感じられました。
研究では、他の物質が混ざるだけでも結果が変わってしまいます。
実際に、昨日も器具の洗浄が不十分だったため
水と精油成分を受けるために使われたキシレンが
綺麗に分離せず、一例として見せていただきました。
ひとつひとつの工程を丁寧にそして緻密に行う必要性を実感しました。
資料室では、たくさんの生薬や、動物性のものまで見せていただきました。
実物を手に取ったり、香ってみる機会は滅多にないので
見ていてワクワクしました。
何よりも、
今回のテーマでもあったカモマイル・ジャーマンの水蒸気蒸留。
カモマイル・ジャーマン精油といえば、
アロマを勉強したことがある方なら
青色を思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。
その青色に関係している成分が、カマズレンです。
でも、
カモマイル・ジャーマンの花そのものは
青色ではありませんよね?
花の中にそのまま青色の成分として多く含まれている
というより、蒸留の過程で前駆体が変化して生じる成分
とされています。
だから、
花そのものは青く見えないけど
水蒸気蒸留によって得られる精油では、
特徴的な青色が見られるということなんです。
また、蒸留では水(蒸留水)を沸騰させるのですが、
精油成分の中には、単独では沸点が高いものもあります。
沸点が200℃を超える物質が100℃の水蒸気蒸留で抽出できるって不思議ですよね。
なぜ青くなるのか?
なぜ水蒸気蒸留で取り出せるのか?
どんな化学や物理の法則が関係しているのか?
作用を覚えるだけではなく、
こうした背景を理解することで、もっと適切に精油を扱えるのだと感じました。
↑左側の画像にある青い液体がカマズレンです。
私たちは、それぞれ個性があるように、体調も人それぞれ。
「良さそうだから使う」
「この状態にはこの精油」
というように
決して同じ使い方が全ての人に合うわけではない
と思うんです。
・体に入ってから排出されるまでの過程
・どういう状況だと排出がスムーズにいかないのか。
それを知った上で使うことが大切だと感じています。
今回、カモマイル・ジャーマンの水蒸気蒸留では、
カマズレンの青色を実際に目にしました。
花だけを見ていると、青色は見えませんが
蒸留され、成分が集まることで青色として見えてくる。
何もないように見えても、そこには確かに存在している
見えないから、ないわけではない。
少ないから、存在しないわけでもない。
香りは目に見えません。
でも、精油に含まれる芳香成分は、確かにそこにあります。
そして使い方によっては、芳香成分の一部が私たちの体内へ入る可能性があります。
だからこそ、
「このくらいなら何も考えなくていい」
ではないのだと思います。
少量でも、確かに存在している。
そう思うと、
精油は本当に魅力的なものであると同時に丁寧に扱うべきもの
だと感じますよね。
今回のセミナーは、いつもとは違う、
研究側から植物や精油を見る貴重な時間でした。
この学びを、これからの精油の選び方や施術の中で、
TAWAN BLUEに来てくださるお客様へ
少しずつ還元していきたいと思います。




