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香りで癒し、成分で整える
ボディケア(オイル・ドライ)では、筋肉をほぐし血流やリンパの流れを改善し、可動性を高め動きやすくなるような手法で行っています。
ここに精油を組み合わせると二重のメカニズムが加わります💡
1、皮膚からの吸収
精油に含まれている芳香分子はとっても小さいので、皮膚を通過して毛細血管に入り、血流にのって全身へと運ばれます。
これによって、筋肉や内臓などの組織にまで成分が届き、抗炎症作用や鎮痛作用、血行促進、むくみ改善などの働きが期待できます。
2、嗅覚を通じた脳への働き
芳香分子は鼻から取り込まれ、嗅神経を介して感情や記憶、自律神経やホルモン分泌を司る中枢と直結している大脳辺縁系へとダイレクトに届き、リラックス効果やストレス緩和、睡眠の質改善アドにつながります。
精油には
・皮膚を通して体に働く経路
・嗅覚を通して心と自律神経に働く経路
の両方を持つので、ボディケアと組み合わせると相乗効果が得られるんです♪
良質な精油がわずか2%しかない理由
市場には多くの精油が流通していますが、その中で芳香成分をしっかり含み、
研究で効果が裏付けられている精油はわずか2%程度と言われています。
その理由として
・植物の育つ環境(土壌、標高、日照条件など)によって有効成分の含有量が大きく変わる
・収穫のタイミングを誤ると有効成分が減少する
・蒸留方法や時間が適切でないと芳香分子が失われる
・一部の市販精油は「香りづけ」目的で成分が調整・希釈されている
など、
精油=全部が体に良いではなくて、きちんと分析され安全性と有効性が確認された精油を選ぶことが大切です。
こだわりと安心を
TAWAN BLUEでは、現在使用している精油2種ともに2%にあたる精油を使用しています。
また、メディカルアロマを活用する上で必要な精油の成分や禁忌事項も把握しています。
現在は講師資格の一次試験を受験し合否待ちです。
大切なお客様の体に直接触れるからこそ、
良質なもの
正しい知識
にこだわり、これからも安心してTAWAN BLUEでボディメンテナンスをしていただけるよう取り組んで参ります。
植物油のチカラ
アロマオイルコースで使用するオイルにつて、
前回のブログで書いたように、ベースとなるオイルには石油を精製して作られた鉱物性のミネラルオイルと
植物の種子などから抽出した植物性のオイルに分かれます。
TAWANBLUEでは、植物性のオイルを使用しています。
オイルの役割としては
①精油を希釈して作用を穏やかにする
②精油の揮発を抑え、持続性を高める
③植物油そのものが持つ効果
があります。
今まで①②がメイン、③も活用はしていましたが1種類しか使用していませんでした。
植物油は、精油とは異なり揮発性ではなく、脂質を主体とした成分を持っているので
「香り分子で心身に作用する」というよりも「皮膚・細胞レベルでの栄養や保護の働き」が中心になります。
植物油には「オレイン酸」や「リノール酸」といった脂肪酸が豊富です。
なんとなく聞いたこと、ありませんか??
この脂肪酸は人体で作り出すことができるものと作れず食事から摂取しなければならないものがあります。
そして、アロマオイルトリートメントで使用するように、精油を希釈するための目的で使用する植物油のほかに
植物油そのものが持つ作用を期待して使用することがあります。
ローズヒップ油、カレンデュラ油、イブニングプリムローズ油など聞いたことのある方もいらっしゃるかと思います。
・皮膚を柔らかくしバリア機能をサポート
・皮膚の保護、保湿、再生、修復
・抗炎症、細胞膜の柔軟性を保つ
・女性ホルモン様
などなど植物油にも様々な働きがあるんです。
新しく予定しているメニューでは、精油だけではなく植物油からブレンドをします。
・更年期症状でお悩み
・肌も健康に保ちたい
・年齢による衰えを感じる
・肌も美しく保ちたい
など、健康を強く意識している方、本気で考えている方におすすめです。
私たちは、食べたもので体が作られています。
そう考えると、完全には無理でもできる限り体に良くないものは避けたいですよね。
ボディケアも同じで、
石油で作られたものと肌に働く作用を持つ植物油
大量生産のために石油や油脂で溶媒して作られた精油と農薬を使っていない土地で大切に育てられ、作用を持つ精油
自分自身の体に塗布される場合、どちらが良いですか?
施術がメインだから何でも同じ?
それはそれで良いと思います。
この精油や植物油を使うことが自分にとって必要だと感じてくださる方にご利用いただければと思います^ ^
ミネラルオイル?植物油?
ディープアロマオイルやホットストーンコースでは、精油を希釈したオイルを使用します。
今日はこのオイルについて。
このオイルは精油を運ぶ意味からもキャリアオイル(キャリー=運ぶ)とも呼ばれます。
実はこのオイルにも色々と種類があるんです。
TAWAN BLUEでは、植物の種子や果実などから取られる「植物油」を使用しています。
植物由来のもの以外にも、石油由来のオイルもありミネラルオイルと呼ばれます。
ミネラルという言葉を聞くと何か栄養がありそう!?
にも思えますが
肌に必要な栄養成分は含まれていません。
【ミネラルオイル】
石油を精製して得られる鉱物由来のオイルです。ベビーオイルや医薬品の基材として使われていて無色・無臭で酸化しにくいのが特徴です。
・肌表面をコーティングして水分蒸発を防ぐ
・酸化しにくく保存性が高い
・大量生産できるのでコストが抑えられる
など利点もありますが
・栄養成分を含まない
・肌の奥へは浸透せず、外側から覆うだけのケアになりやすい
という特徴もあります。
植物油は、種子や果実から絞られる自然由来のオイルです。
ビタミン、必須脂肪酸、ポリフェノールなどを豊富に含み、肌に栄養を届けながら整えてくれます。
・肌を内側から潤す
・栄養を与える
・精油との相性が良い
などの特徴があります。
つまり、ミネラルオイルが「表面を覆って守る」に対し、
植物油は「肌に栄養を届け、整えながら働きかける」
という大きな違いがあります。
TAWAN BLUEでは精油を活用したメディカルアロマをしています。
精油は小さな分子で血流に乗って全身を巡ると今までもご説明している通りなので、表面を覆うだけのミネラルオイルは精油が体内に入りづらくなるため不向きです。
それにサロンとしても10年後も元気に過ごせるよう体作りのサポートをすることが目的なので
オイルも栄養のあるものを使いたい。
そう考えています。
精油を使用せず、滑りを良くするためだけを考えれば、ミネラルオイルを使用すると価格も抑えられるので数をこなす形態のサロンだと良いのかもしれませんね。
今回、資格取得を目指している協会のアロマテラピーとは、精油だけではなく植物油、精油、ハーブウォーター全般のことを指しています。
植物油の成分や体への働きをせっかく理解してきているので、今まで以上に植物油もこだわったメニューを作る予定です。
本気で体の健康を意識している方におすすめのメニューです。
お楽しみに♪
4周年に向けて
来月10月でTAWAN BLUEは4周年を迎えます。
早いですね。
色々と考えていたことがあったので、できれば4周年記念に導入できれば良いなと考えています♪
今勉強しているメディカルアロマの協会でのアロマテラピーにおける定義は、
植物精油や植物油、ハーブウォーターを用いた健康管理法、および療法
とされています。
今自分自身で植物油やハーブウォーターを使用していますが、今後はお客様にももっとアロマテラピーでボディケアをご体験いただければと考えています。
オイル(TAWAN BLUEでは植物油)にもそれぞれ成分があり
・主に精油を希釈したりトリートメントのキャリアとして使用
・植物油そのものが持つ作用も期待して使用
に分かれるのですが、
そのものが持つ作用に関しては、ざっと事典にある言葉を並べると
皮膚組織再生
コレステロール低下
鎮痛
皮膚柔軟化
エストロゲン様
抗リウマチ
前立腺鬱血除去
免疫促進
などなど
様々な働きを持ちます。
ホルモン様作用というとことは、更年期障害や月経痛などにも活用ができますね。
美容として、健康維持としても使用ができるんです。
皮膚が薄くなるご高齢者に関しては精油だと刺激が強過ぎる場合は植物油だけでトリートメントをすることもあるようです。
健康、美容に気をつけているお客様へ中からも元気に、綺麗になっていただきたい!
また持ち帰るとご自宅でセルフメンテナンスにも使用ができる♪
サロン外でもサポートができるて素晴らしいですよね♪
僕の目的は変わらずに皆様が10年後も元気ハツラツと過ごせるような心身の状態を維持できるよサポートすること。
ボディケアはその1つで、その他にアロマテラピーを通してサポートをしております。
10月以降の新メニューもお楽しみに☺️
※画像はネットより引用
内側から変わる香り習慣 〜ストレス臭や加齢臭もケア〜
体臭や加齢臭、ストレスによるにおい…。
「香水やデオドラントでごまかしているけど、根本からどうにかしたい」
と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、
体臭は外側のケアだけでなく、体の内側から整えることでも変えることができるんです♪
メディカルアロマを取り入れた香り習慣で香りを楽しみながら、
ストレスやホルモンバランスにも働きかけることで、
自然に体臭を穏やかに整えられるんです。
体臭に影響する要因
・代謝物の排泄:食べ物や体内での代謝産物が呼気や汗から出る
・皮脂の酸化:酸化した脂が加齢臭などの原因に
・ホルモン・自律神経の乱れ:ストレス臭、疲労臭につながる
・腸内環境:腸内フローラの乱れは便臭や体臭の強さに関与
精油が内側から体臭を変える仕組み
・代謝と排泄による香りの変化
精油成分は肝臓で代謝され、一部は尿・汗・呼気から排出されます。そのとき、体からふんわりと香りが変化することがあります。
・抗酸化作用で皮脂の酸化を抑える
精油には抗酸化力を持つものがあり、皮脂の酸化臭を穏やかにする働きが期待されます。
・ホルモン・自律神経の調整
ホルモンや自律神経に働きかけ、ストレスや加齢に伴う体臭の変化をやわらげるサポートに。
・腸内環境サポート
消化を助ける精油は、腸内環境を整えることで間接的に体臭にプラスの影響を与えます。
体臭ケアだけじゃない【一石二鳥】の効果
精油の魅力は、香りを楽しみながら心身をリラックスできること。
体臭をケアしつつ、自分自身のストレスや疲れを和らげることができます。
さらに、自然な香りはパートナーや周囲の人にも心地よく感じられるため、
「なんだかいい香りがする」と言われたという方もいらっしゃいます。
メディカルアロマは、単なる「香りづけ」ではなく、
体の内側から代謝やホルモン、自律神経に働きかけることで
体臭を穏やかに変えていく可能性があります。
リラックス効果も得られるので癒しになり、
パートナーや周囲の方にとっては心地よい香りに。
まさに一石二鳥のセルフケアです。
香水で隠すのではなく、自然に香る「あなたらしい香り」に整えていく
それが、メディカルアロマの魅力でもありますね。