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なぜ深層のリンパを意識しているのか?
アロマオイルトリートメントというと、ゆったりとなでるようなイメージを持っている方もいらっしゃいます。
深部と書いているので、TAWAN BLUEをご利用のお客様の多くはご理解された上でご来店されていますが、何度か
「思ったよりもしっかりしていた」
「変わった手法ですね」
と言われたことがあります。ただ、これらを仰ったお客様は悪い印象ではなく良かったというご意見の上でのことでした^ ^
手法はオイルトリートメントに限らず様々でセラピストによっても異なります。
アロマオイルの場合、リンパへアプローチするということは聞いたこともあるかと思います。
心臓から出た血液(動脈)で運ばれた栄養や酸素は細胞外液(組織液)にいったん放出され、それぞれの細胞に運ばれます。細胞はこの栄養や酸素のおかげで自分の仕事をすることができます。
そして、その仕事で出たゴミ(老廃物)や二酸化炭素を今度は細胞が細胞外液(組織液)に放出します。
細胞外液には、「栄養や酸素」と「老廃物や二酸化炭素」が混在しているんですね。
ゴミ(老廃物)が家の外に捨てられたままでは大変です。約90%は毛細血管が回収します。そしてゴミ(老廃物)や二酸化炭素の多い静脈性の毛細血液となり、「静脈」と名前を変えます。
このように家庭内の通常のゴミを回収するような役割が静脈です。
しかし、静脈で回収できない大型ゴミや細菌の死骸など(約10%老廃物)つまり「すぐ血管に入っても大丈夫?体に害はない?」と思われるゴミは、静脈ではなくリンパ管に回収されます。そしてリンパ液と名前を変えます。
このリンパ液は最終的に静脈に合流し心臓に戻って動脈血隣、心臓からまた全身に血液を配布していきます。
このように大型ゴミを回収するのがリンパ液です。
そしてこのリンパ液の流れるリンパ管、浅層と深層の2層に存在し、5種類のリンパ管があります。
浅層リンパと深層リンパをつなぐリンパ管もあります。
冒頭に書いた、ゆったりとなでるイメージは浅層リンパへアプローチしている手法です。
TAWAN BLUEは深層リンパへアプローチしています。
その1つは、排液のスピードです。
浅層リンパのみの排液では、深層までリンパが排液される速度は、深層リンパ管を活性して浅層リンパ液を引き込む場合の約500分の1〜100分の1と言われています。
動脈の拍動を利用してリンパ液を排液する深層リンパと毛細血管の血流を利用して排液する浅層リンパ管と違いがあるからです。
動脈の流れは1秒あたり約50cmに対し、毛細血管の流れは1秒あたり約0.05cmです。
深層の血流は浅層の血流の1000倍の速さなんです!
大型ゴミはいつまでも置いておきたくないですよね?
より効率的に早く、スムーズに排出させるためTAWAN BLUEでは深部をアプローチしています^ ^