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2024-05-19 18:26:00

吸収経路で変わる精油の「効き方」

精油(アロマ)は様々な吸収経路があります。

経鼻、経皮など、それぞれの方法によって吸収経路や薬理作用が異なります。

 

精油は植物から抽出した100%天然の芳香物質で様々な化学物質(有機化合物)が集まってできています。

精油によって異なりますが、数十〜数百の化学物質で構成されています。

 

「この個別の成分にはこういう作用がある」というところまではある程度明らかになってきていて、含まれている化学物質が複雑に影響し体への作用が違ってきます。

また吸収経路の違いによっても働き方が異なります。

 

今回は、においの電気信号が脳を刺激して発生する作用についてまとめました。

ややこしいことも書いていますので、作用を大きな文字にしましたのでそこだけでもご覧いただければ精油ってこういうことに働いているんだ!ということを知っていただけると思います。

 

 

自律神経の調整

芳香成分が嗅神経から視床下部、脳幹を経て自律神経に作用します。この作用によって交感神経と副交感神経のバランスを整えます。

不眠症にはいくつかの原因があると言われますが夜に副交感神経が優位にならないのも原因の1つです。精油の香りはこうした自律神経の不具合を調整する作用があります。

 

ホルモン(内分泌系)の調整

ホルモンは全身の機能を調整する役割です。精油のホルモン分泌を調整する作用は月経前症候群(PMS)や更年期障害の治療にも応用されています。

 

免疫系の調整

免疫系も脳の視床下部が司っていると考えられています。

視床下部の神経から出る情報は末梢の自律神経を刺激し、骨髄における造血を調整します。

精油の芳香成分によって視床下部を活性化し、免疫系の働きを向上させることが期待されています。

 

認知機能の向上

認知症の患者においても精油の香りを嗅ぐことによって認知機能が向上する実験結果が報告されています。

アルツハイマー病では嗅神経から海馬に神経障害が広がることが知られていて、初期の段階から嗅神経を効果的に刺激することで認知症が予防できる可能性も示唆されています。

 

感情・情動行動の調整

ヒトの感情や情動を司っているのが大脳辺縁系の特に扁桃体と呼ばれる部位です。

精油の芳香成分によって発生した神経インパルスはこの大脳辺縁系の神経細胞に働きかけ、不安感やうつ状態などの改善効果が認められています。

 

鼻から香った場合に精油が体へ働きかける作用です。

不眠気味のお客様から、

朝まで眠れた!

家族に寝ている時の呼吸が変わった!

夢でうなされなくなった!

 

などとお声もいただいています。

 

ただし!ご注意ください!!

 

この精油の芳香成分はセラピーグレードと呼ばれる世界流通の2%の精油にて活用することができます。

そうでない精油は植物性でも芳香成分が微量またはほぼなし。というものがあります。

TAWAN BLUEで使用している精油は正真正銘セラピーグレード。

ローズ精油は1滴(0.05ml)に約50本分のバラの花びらを使用していると言われています。

イランイランは朝方に開花するので早朝に摘み取るなど植物の最適な状態を使用した精油です。

 

この精油を使用したディープアロマコースは、心も体もメンテナンスできるコースです^ ^