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精油の吸収ルート
TAWAN BLUEでは精油を香り以外の方法でも活用しています。
精油が体内に吸収される方法は大きく3通り
①鼻から脳へ(香りを嗅ぐことで芳香成分が鼻腔を通り嗅覚からの経路)
②肌から血液中へ(マッサージにより皮膚から吸収する経皮吸収)
③肺から血液中へ(吸い込む呼吸器からの経路)
があります。
先日、ディープアロマオイルコースのお客様から
この精油はマッサージからでも効果はあるんですよね?
とのご質問がありましたが、もちろんです!!
精油の持つ芳香成分は分子量が非常に小さいので皮膚から吸収されます。
分子量ようが500以下のの成分まで皮膚を通すと言われており精油は500以下のため吸収されるんですね。
例えばオレンジなど柑橘系に多く含まれる「リモネン」という成分の化学式はC10H16で分子量は136.23です。
オレンジには85〜96%含まれているとされているので500以下ということが想像できると思います。
毛穴や汗腺からも吸収され、皮下組織へと浸透し毛細血管やリンパ管を通じて体内に入った成分は血液中に入り全身へ運ばれます。
成分の吸収速度は分子量の大きさによって異なりますが、塗布後15〜20分で血液中に精油成分が検出されます。
施術前にお手洗いに行かれたにもかかわらず、30分ほどしたところでお手洗いに行きたいとおっしゃる方がいらっしゃいますが
これは副交感神経が優位になったこともありますが、精油の利尿作用が働いた可能性もあるわけです。
ニコチン(禁煙薬)やニトログリセリン(抗狭心症薬)などパッチ薬がありますよね?経皮吸収によってその薬効を発揮する仕組みです。
精油の成分も同じように各成分が皮膚を通して体内に取り込まれ、薬理的効果を発揮すると考えられています。
アロマオイルコースでは、この経皮吸収も重要視してブレンドする精油を決めているんですね♪