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2025-05-01 19:08:00

更年期 男女の違い

ホルモンとは、ヒトの様々な機能を司る化学物質です。自分の意思とは関係なく脳の視床下部が分泌をコントロールしています。

睡眠を調節するメラトニン、膵臓から分泌するインシュリン、胃から出るガストリンなど様々なホルモンがあります。

その中の1つ、性ホルモンは他のホルモンとは異なり、分泌量が大きく変わる時期が人生で2回あります。

1度目は、思春期、そして2度目は、更年期です。

思春期も更年期も自分自身ではコントロールできない心と体の不調に襲われやすいのが特徴です。

・感情の起伏が激しい

・急にドタキャンが増えた

など、なんかおかしい??

と自分や周囲の人で気になる時があるかもしれません。

 

・歳のせい

・疲れているから

・ストレスのせい

とそのまま放置することが多いかもしれませんが、性ホルモンの乱れや欠乏のせいかもしれません。

 

今まで更年期というと、「閉経」という女性ホルモンが下がる女性だけのものというイメージがありましたが、男性でもテストステロンが加齢によって低下することで更年期障害になりうることも今では知られており6人に1人とも言われているんです。

テストステロンは、若い方でも強いストレスによって低下することがあります。そのほかに肥満やうつ、がん治療などでもテストステロン値が下がると言われています。

 

症状について、

女性の場合は、心も体も感覚が過敏になると言われています。皮膚がかゆい、頭が痛い、手先が冷える、顔が火照る、肩が凝るなど、

それに対し男性は性欲低下とうつ傾向が強く現れます。

女性には、閉経というわかりやすい変化があり、これによりほてり、発汗、イライラが出てくることも一般的に知られていますが、男性更年期には閉経のようなものがありません

 

なんだか最近疲れたなぁ

やる気が出ないなぁ

と思いながらも放置しているうちに心と体が蝕まれていきます。

 

男性も、発汗や冷えなど女性と同じような症状もありますが、女性のように急には自覚できず、周囲にも気付かれにくく、また体の変化が弱いため精神面が弱ってくるとうつ病と間違われていしまいやすいのです。

 

お客様との会話でもわかりますが、女性は閉経の年齢になると自然と心身に起こっている変化を更年期障害もあるかもしれないと考えますが、男性は比較的意識することは少ないように思います。

例えば、急に冷えを感じるようになったことが実は更年期障害によるホットフラッシュだと考える人はどのくらいいるでしょうか??

 

いざ、更年期障害といっても今ひとつピンとこない方も多いのではないでしょうか?

 

男性更年期チェックの重要なものを次回ご紹介します♪