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2025-10-05 15:28:00

同じ精油でも品質はこんなに違う

「メディカルグレード」「セラピーグレード」と言う言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

当サロンも以前、メディカルグレードと表記していたことがあります。

 

実は精油に国際的なグレード基準は存在しません。

 

グレードは公式な規格ではない?

メディカルグレードやセラピーグレードという表現はあくまで各メーカーや販売会社が独自に定めた品質基準の呼称です。

国際機関や公的機関による認定制度ではないので、その言葉だけで品質を判断することはできないということです。

 

公的な分析を行なっている信頼できるブランド

TAWAN BLUEで使用している精油は「プラナロム社」と「ヤングリビング社」です。

 

🔹プラナロム

ベルギーのメディカルアロマブランド。

全ての精油に対してガスクロマトグラフィー(混合物がどのような化合物で構成され、どれくらい含むのかなど測定)と質量分析を行い、ロットごとに分析・検査を行い、その結果に問題のないことを公開しています。

成分の純度・安全性が科学的に保証されてる点が特徴です。

 

🔹ヤングリビング

過去にも農薬を使用したことのない土地にこだわる自社農園での栽培・蒸留・瓶詰めまでを一貫して行う「Seed to Seal」品質基準を採用。土壌管理から抽出まで徹底した管理体制により純度と安全性を守っています。

 

どちらも医療・教育・研究の現場でも使われているブランドでTAWAN BLUEでも信頼して使用しています。

 

芳香成分を感じにくい理由

・同じラベンダーでもブランドによって好きな香りと苦手な香りがある

・この精油、なんだか香りが弱い気がする

など、ご経験はありませんか?

TAWAN BLUEを初めてご利用のお客様でラベンダーの好みを話し、ここのは大丈夫とおっしゃる方は多いです。

これにはいくつかの要因があります。

・精油の酸化、劣化

精油は光や酸素、熱で成分が変質し香りが鈍くなることがあります。

・香料や希釈油が混入

合成香料が混ざると天然の立体的な香りが消えます。

・採取部位や産地の違い

同じ植物でも気候や土壌で芳香成分の比率が変わります。

 

同じ植物100%でも保存方法や育てられた環境、そして他のものが混ざっているかどうかで変わってきます。

 

プラナロムやヤングリビングを使う理由

TAWAN BLUEでは香りの心地良さだけではなく、心と体への安全性や有用性を最も重視しています。

そのため

・成分分析が公的に行われ、化学的根拠に基づいた安全性が確保されている「プラナロム」

・原料の育成から瓶詰めまで一貫管理し、自然エネルギーを最大限に活かす「ヤングリビング」

この2社の精油を使用しています。

 

お客様の体調や目的に合わせて

最も純粋で信頼できる香りをお届けしたい。

そんな思いから僕自身が学び、確かめた上で選んだブランドです。

精油は、香りを楽しむと共に、自然の化学成分が心身に働きかける「植物の知恵」でもあります。

本当に信頼できる精油を選ぶことで香りの力を最大限に引き出せると実感しています。

 

決して安くはないですがメディカルアロマを学び、大切なお客様のお身体に使用し心身のケアに活用するからこそこだわる。

これは今後も変わりません。

※ちなみにローズ精油はたった1滴(0.05ml)で350円以上です(°_°)

 

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