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2026-07-28 10:50:00

安心して受けていただくために、大切にしていること

今朝は、精油のメンテナンスをしました。

 そして、レモン精油を新しいものと交換しました。

 実は、交換前のレモン精油もまだ残っています。

香りもレモンの香りです。

 

「まだ使えるんじゃないの?」

 

と思われるかもしれませんね。

なぜ交換したかをお伝えします。

 

 

なぜ交換するのか?

実は、今回に限らず今までも交換をしています。

レモンやベルガモットはリモネンを主成分とする

酸化しやすい芳香成分が多く含まれています。

精油は開封すると空気に触れ、時間の経過とともに

少しずつ酸化が進みます。

 

さらに、光や熱の影響を受けることで

一部の芳香成分は別の化学物質へと変化

していきます。

つまり、開封した時と同じ成分バランスのままではなくなるんです。

そのため精油は、直射日光の当たる場所や

温度・湿度の変化が大きい浴室などでの保管は

避けるよう推奨されているんです。

 

こうした成分の変化は、香りだけでなく、

皮膚刺激や感作(アレルギー)のリスク

にも影響する可能性があります。

 

もちろん、保管状態や開封頻度によって

品質の変化には差があるので

半年を過ぎたら必ず危険

というわけではありません。

 

自分で使う場合は状況や体のことも判断しながら

使えますが、お客様に使用する以上、

安全に使うことを考えています。

 

天然だから安全?

精油は自然由来のものだから安全。

と思われることもありますが、

僕は、天然だから安全という考え方はしていません。

精油は、植物が自らを守るために作り出した

天然の化学物質です。

人間のためにつくられたものではありません。

だからこそ、「天然」という言葉だけで

安全性を判断するのではなく

植物が持つ特性や成分の性質を理解した上で

使用することが大切だと考えています。

 

効かせるだけがアロマテラピー?

アロマテラピーでは、「より濃く」「より強く」

「より効果を出す」という考え方を目にすることがあります。

 

実はアロマを習いはじめた僕もそう考えていました。

 

でも、精油を分子レベルで学び、安全性を理解する中で

効かせるだけが良いアロマテラピーではない

と考えるようになりました。

 

アロマテラピーは、「作用を引き出す技術」であると同時に

「リスクを管理する技術」でもある

と考えています。

どれほど期待される作用があっても

 

安全性を無視してしまえば、

お客様に安心してボディケアを受けていただくことはできません。

 

一度の皮膚トラブルや感作(アレルギー)が、

その方の今後の選択肢を狭めてしまう可能性もあります。

だからこそ、安全に、安心して使い続けられることを第一に考えています。

 

大切にしていること

精油は植物がつくり出した素晴らしい天然の化学物質です。

だからこそ、その力を過信することなく

正しく理解し、

安全に使うことがセラピストである僕の役割

だと思っています。

 

目に見えない部分だからこそ手を抜かない。

お客様に安心してボディケアを受けていただくために

目に見えない部分までこだわること。

これが、僕のアロマテラピーです。