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2023-06-06 11:00:00
〜その1〜 ストレッチの効果
本日から4回にかけてストレッチの効果についてまとめてみたいと思います^ ^
その1
「可動域改善と筋緊張の低下」
筋肉を他動的に大きく伸ばすと、伸ばす前に比べて可動域拡大と伸張反射の抑制がみられ、逆に縮める方向に筋肉を動かすと可動域が減少し、伸張反射と筋緊張が見られた。
という実験結果があります。
《伸張反射とは??》
筋肉が急に引き伸ばされた時に筋肉が縮まる事を言います。
代表的な伸張反射として、病院で膝下をコンっと叩いて足が上がるかどうかを見る検査をご存知の方も多いと思います。
ゆっくりとしたストレッチでは【1b抑制】というものが起きます。
これは、筋肉が伸ばされ続けた時に腱紡錘(腱の伸張刺激をキャッチするセンサー)の興奮を脊髄に伝え、筋肉を緩める働きがあります。
(例)
筋肉が伸ばされる
↓
すると筋肉は、「やばいやばい!このままでは切れてしまう!」と脳に伝えます。
↓
筋肉を緩めます。
状況や目的で様々なストレッチがありますが、
柔軟性を向上したい場合、ゆっくりと呼吸をしながら行う事を意識して行ってみると良いです。