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クレイの浸透圧作用って?
クレイには強力なデトックス効果があると前回お伝えしました。
クレイは紙が何枚も重なったような分子構造をしていて、1gのクレイの表面積はバスケットコート2面分にもなります。
そして、その表面積全体にマイナスの電子があり、炎症や老廃物のなどのプラスの電子を引きつけるということでした。
クレイは、水分を引きつける性質もあります。
クレイの分子が細胞膜に触れると、小さな不純物を吸着すると同時に、細胞液も一緒に吸着させようとします。
つまり、細胞内膜の余分な水分を吸収してくれます。
これには、浸透圧も関係しています。
〜浸透圧って??〜
濃さの違う2つの液体に半透膜(水は通すけど水に溶けている水よりも大きい分子は通さない膜)を挟みます。
Aの液(濃い液体)、Bの液(薄い液体)とします。
このAとBの液体を容器に半透膜という板のようなものを挟み同じ高さまで入れていた場合どうなると思いますか??
同じ濃さになろうとして、薄いBの液体から濃いAの液体へ水が移動します。
この濃度が低い方から高い方へ移動する、水を引きつける力を「浸透圧」と言います。
では、浸透圧とクレイの水を吸着することがどう関係するのでしょうか?
身体の細胞は細胞膜という膜で包まれています。
水を通す膜で覆われている肌の表面にクレイを乗せると、水を吸着するクレイが細胞膜を通して細胞の水をひっぱり出します。
すると、肌の表面部分の細胞は水分が足りなくなります。
水分が足りなくなるということは濃くなります。
濃くなった細胞と隣り合っている別の細胞の濃さが薄い場合、薄い細胞から水を引っ張ろうとします。
そしてそれがどんどんと隣の細胞へと進み、奥まで進んでいきます。
そうなると!!!
最終的に、身体の内側に溜まっていた余分な水分が外に引っ張りだされまる。
つまり!
身体に合った余分な水分がなくなるので、むくみなどが解消します。
身体の流れが起こることで循環も促され、老廃物の流れも良くなります。
まとめると、クレイの分子が細胞膜に触れると、小さな不純物を吸着するのと同時に、細胞液も一緒に吸着させようとします。
細胞膜内の余分な水分を吸収することで、血液やリンパ液から細胞膜内に新しい細胞液が入り、循環を良くし代謝促進にもつながります。
クレイでむくみが解消する原理はこういうことなんですね。