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2023-08-15 15:06:00

化学的アロマセラピー

TAWAN BLUEはエッセンシャルオイル(精油)をアロマオイルの時に活用しています。

精油(アロマと聞くと馴染みがあるかもしれません)はただ香るだけではなく、それぞれの芳香成分(薬効)を使用します。

虫除けにレモングラスと聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

これは、レモングラスに含まれる主成分にゲラニアールとネラール(2つ合わせてシトラール)という成分に昆虫忌避作用があるからです。

 

こういった植物の栄養分ではなく植物体中にある芳香性の揮発成分を蒸留して抽出したものを精油と呼び、マッサージで使用するベースとなるオイルと混ぜて使用します。

100%植物から抽出されたものしか精油とは呼べず、アロマと呼ばれています。100円ショップにあるものなどがそうですね。当然薬効もありません。

 

TAWANBLUEでは、例えば「ラベンダーはリラックス」などというような使い方はしていません。

グレープフルーツは「脂肪溶解」という作用があります。

もちろんこれだけをお客様には話すのですが、なぜ脂肪溶解なのか?

これはグレープフルーツ精油の香りによる匂い刺激は白色脂肪に蓄積する中性脂肪の脂肪酸とグリセリンへの分解を促進し、体温と血糖、血圧を上昇させて潜伏期間の後に食欲を抑制すること。さらに骨格筋を支配する交感神経を抑制し筋肉の血流を低下させることが、ラットを用いた実験で結果が出ているからです。

 

雰囲気だけで使用するのではなく、これらの理由を踏まえて選ぶことを心がけて勉強しています。

好きな香りを嗅ぐと深い呼吸になりますが、香りを作る調香というよりは、お身体をより楽にするためにどれを使用するかを考えることを重要視しています。

 

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