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ボディケアもアロマオイルにも共通する神経との関わり
度々、TAWAN BLUEでお客様にご案内しているコースのご案内の際に登場する「神経」。
ボディケアとアロマオイルそれぞれ神経にアプローチしています。
簡単に話すと、神経には脳と脊髄を中枢神経、この中枢神経以外の神経を末梢神経と言います。
末梢神経はざっくりと体性神経(知覚神経、運動神経)、自律神経に分けることができます。
体性神経→体からの情報を脳に伝えたり、筋肉に脳の命令を伝える。
自律神経→自動で動いている。内臓や心臓に脳から命令を出し続けている。
知覚神経にはさらに表在感覚、深部感覚、複合感覚と触った時の感覚などがあります。
ボディケアで使用しているPNFでは、
声かけとセラピストがお客様をタッチすることで知覚神経を通して脳へ触れられていることを伝え、運動神経を通して動かすように脳から命令を行います。
この体性神経の流れを使っているんですね。
そして、嗅覚。
匂いの分子は鼻腔(鼻の穴)の奥の嗅上皮に到達し、嗅細胞によって匂いが電気信号に変えられ、嗅神経を通って一部は視床、又一部は視床下部を経て大脳皮質の嗅覚野へと進んでいきます。
大脳新皮質は思考や判断、言語に関する情報など高度な情報処理を行う場所で、大脳辺縁系は呼吸、食欲、など原始的本能など生命の基本活動や感情をつかさどる場所です。
香りの分子は、大脳新皮質を通さず、大脳辺縁系へ最初に伝わり体の生理反応に働きかけるんです。その後、大脳新皮質にも伝えられ香りに対する意識が生まれます。
そしてこの大脳辺縁系の視床下部は自律神経やホルモンなど内分泌系の中枢として働いていて、体温や消化、睡眠を調節する機能や性機能の中枢でもあります。
自律神経の乱れや自律神経を整えたいとおっしゃる方もいらっしゃいます。
この自律神経に働きかけるのが香りなんですね。
ボディケアでも香りを使うのですが、あえて分けるなら
ボディケアで体性神経(知覚神経、運動神経)に、アロマオイルで自律神経にアプローチをしています。
ストレスとの関わりもありますがこれは又後日^ ^
神経を通して体を動かしたり、リラックスしたりと非常に重要と考えています。
人間の体ってただの肉の塊ではないですもんね^ ^