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首の長さは人によって違う?
街を歩いていると首が長く見える人と短く見える人がいますよね?
これってどういうことでしょうか??
タイの部族で首長族と呼ばれる人たちをご存知でしょうか?金色のリングを幾重にも重ねている女性(男性はつけないです)の首は私たちの首と比べるととっても長く見えます。
※ネットより引用
反対に、寒さなどで首をすぼめて歩いている人の首はとっても短く見えますよね。
人によって長さが違うように見えるのはなんでだろう・・・
もしかして・・・
人によって首の構造が違う??
そんなはずはありませんよね。
首の骨は専門用語で頸椎(けいつい)と言います。
頸椎は全部で7個存在し、上から数えて1番目を環椎、2番目を軸椎と呼び、それ以下5つの頸椎が重なり合う構造をしています。
そしてこの頸椎が7個ということは、哺乳類全てに共通しています!
首が長く見えるキリンも、首の骨がないように見えるクジラも同じなんです。
不思議ですよねぇ。
もちろん、首長族の方々と私たちも頸椎の数は同じ7個で構造が人によって異なるということはありません。
ではなぜ首が長く見えるのでしょうか??
その理由は、鎖骨と肩甲骨の位置にあります。
「なで肩」や「いかり肩」で表現されることがあるように、鎖骨と肩甲骨の位置で肩の高さを判断していることがあります。
そのため、鎖骨や肩甲骨の位置が下がると首が長く見えるんですね。
首長族の人たちはリングを重ね合せることで、上圧が顎を引き上げ、下圧が鎖骨や肩甲骨を引き下げ流ので、首が長く見えるんです。
首の長さに違いが見えるのは、目の錯覚なんですね👀
ボーリングの重さほどある頭を支えている首はとっても負担のかかる場所です。
デスクワークなどの同じ姿勢で、頭が落ちないよう支えているのも首を中心とした筋肉です。
頭痛の原因にもなります。
痛みが出る前に、ボディケアやアロマオイルでほぐすのも良いかもしれません^ ^