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2023-11-18 10:22:00

アロマセラピーと脳

先日、アロマの吸収ルートをご案内しました。

 

その1、鼻から脳へ

植物のもつ芳香成分が鼻の奥にある嗅細胞を刺激し、電気信号へと変化して脳の大脳辺縁系へ伝達されます。そして視床下部、下垂体へと伝わっていきます。大脳辺縁系は、感情や欲求など情動に関与し扁桃体は外部からの刺激に対して、快・不快・恐怖といった反応を起こす場所で、中には扁桃体や記憶の中枢で体験や学習などで得た記憶を貯蔵する海馬と呼ばれる器官が存在します。嗅覚は、大脳新皮質を介さずダイレクトに大脳辺縁系に伝わります。

 

とありました。

この脳、大脳辺縁系について少しご紹介します。

 

大脳辺縁系って何?

大脳辺縁系は、大脳の内側にあり外側からは見ることができません。

情動の表出、意欲、記憶、内分泌系、自律神経に関与している複数の器官の総称になります。

大脳辺縁系には、古皮質、旧皮質に属する嗅球・嗅索・扁桃体・海馬などが含まれます。

 

大脳辺縁系の役割って?

大脳辺縁系は、感情や欲求など情動に関与します。特に扁桃体は外部からの刺激に対して

「快・不快・恐怖」などの反応を起こす場所で記憶の中枢も大脳辺縁系の「海馬」にあり学習や体験で得た記憶を貯蔵しています。

 

精油の香りが鼻、嗅覚から脳へ伝わるメカニズムは、精油を嗅いだ時に精油成分の分子が鼻の奥にある各器官へ伝達され、最後に大脳皮質の嗅覚野に伝わり「におい」として認知されます。

 

匂い成分がダイレクトに脳(大脳辺縁系)に伝わる理由

大脳辺縁系は、生物の進化論的に言うと、脳の最も古い部位のひとつです。高等動物になるほど、新皮質の占める割合が大きくなるのに対して、大脳辺縁系の発達にはあまり差がないんです。

これは、大脳辺縁系がどの動物にも共通な機能に関係しているからなんです。

嗅覚は生物の進化において、視覚・聴覚よりも早く発達した感覚です。

匂いを嗅いだ時って「これは何?」と認識する前に「好き・嫌い」「快・不快」といった匂いに関連した記憶を呼び戻すんです。

嗅覚は他の感覚と違って刺激が新皮質を経由せずにダイレクトに大脳辺縁系へ伝えられて身体を調節すると言う特殊性があるからなんです。

 

実際お客様でもいらっしゃったのですが、とある精油を嗅いだ時に、幼少期の記憶を思い出した。と言うことがありました。

料理でも香りで美味しそう、って思ったりしますよね♪

 

香りは脳のエネルギーと呼ばれるんですが、その理由はこう言うことなんですね^ ^

 

たまには贅沢して美味しいものや、こだわりの食材を使うように、

同じ香りを脳へ届けるなら、人工香料ばかりよりも本物の植物の香りもたまには良いかもしれませんね♪

 

TAWAN BLUEはセラピーグレードのアロマ(精油)を使用してアロマオイルトリートメントを行なっています^ ^

 

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