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精油の使い方
TAWAN BLUEをご利用のお客様やこのブログをご覧の方はすでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、
TAWAN BLUEでの精油の使い方は、「香り」を楽しむだけではなく「薬効成分」も使います。
※治療ではありませんし、薬としては使用していません。
植物は生まれる場所を選ぶことができませんよね?
その場所で生きていくためには虫除けをしたり、子孫繁栄のために果実を虫や鳥に食べてもらって遠くへ運んでもらったり、傷がついたら治したり。
それぞれが力を持っています。
その力を科学的に使用しているのがメディカルアロマです。
例えば、アロマセラピーの先駆者であるルネ・モーリス・ガットフォセ博士が実験中に火傷を負った時にラベンダー精油を使用したところ痛みが緩和、火傷の傷を治す早さに驚いたことから始まった用にラベンダーには鎮静させる働きがあります。
お客様への使い方としては、日焼けをしたお客様などに使用することがあります。(これに限った使い方ではありません)
また、この精油の成分はこれ、という使い方だけではありません。
例えば、更年期の症状がある女性。
女性ホルモンであるエストロゲンは、骨を健康に保つ働きもあります。(詳しい説明は今回は省略します)
更年期でエストロゲンが減少することで、健康に保つことができなくなり、古くなった骨を壊す破骨細胞が増えすぎることで骨がもろくなり、骨粗鬆症を引き起こす原因になります。
ローズやゼラニウムに含まれる「ゲラニオール」という成分は、エストロゲンの分泌を促す働きがあります。
骨を健康に維持するためにも必要なエストロゲン。
男性にも少量ですが女性ホルモンは作られます。
つまり、更年期で女性ホルモンが必要だからゲラニオールの含まれるローズやゼラニウムを使用するだけではなく、
骨の健康のためにも男性に使用することができるんです。
女性ホルモンだから女性だけというわけではないんですね^ ^
解剖学も必要なメディカルアロマ。
もっともっと色々な使い方ができる様になりたいです。