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2024-08-29 16:08:00

精油の吸収ルート

TAWAN BLUEでは精油を香り以外の方法でも活用しています。

精油が体内に吸収される方法は大きく3通り

①鼻から脳へ(香りを嗅ぐことで芳香成分が鼻腔を通り嗅覚からの経路)

②肌から血液中へ(マッサージにより皮膚から吸収する経皮吸収)

③肺から血液中へ(吸い込む呼吸器からの経路)

があります。

 

先日、ディープアロマオイルコースのお客様から

 

この精油はマッサージからでも効果はあるんですよね?

 

とのご質問がありましたが、もちろんです!!

 

精油の持つ芳香成分は分子量が非常に小さいので皮膚から吸収されます。

分子量ようが500以下のの成分まで皮膚を通すと言われており精油は500以下のため吸収されるんですね。

例えばオレンジなど柑橘系に多く含まれる「リモネン」という成分の化学式はC10H16で分子量は136.23です。

オレンジには85〜96%含まれているとされているので500以下ということが想像できると思います。

 

毛穴や汗腺からも吸収され、皮下組織へと浸透し毛細血管やリンパ管を通じて体内に入った成分は血液中に入り全身へ運ばれます。

成分の吸収速度は分子量の大きさによって異なりますが、塗布後15〜20分で血液中に精油成分が検出されます。

 

施術前にお手洗いに行かれたにもかかわらず、30分ほどしたところでお手洗いに行きたいとおっしゃる方がいらっしゃいますが

これは副交感神経が優位になったこともありますが、精油の利尿作用が働いた可能性もあるわけです。

 

ニコチン(禁煙薬)やニトログリセリン(抗狭心症薬)などパッチ薬がありますよね?経皮吸収によってその薬効を発揮する仕組みです。

精油の成分も同じように各成分が皮膚を通して体内に取り込まれ、薬理的効果を発揮すると考えられています。

 

 アロマオイルコースでは、この経皮吸収も重要視してブレンドする精油を決めているんですね♪

 

2024-08-09 12:41:00

皮脳同根

前回の投稿で、

自律神経の乱れはホルモン系、内分泌系にも影響する

と書きました。

自律神経には心と体のつながりがあります。

精神的なストレスで胃が痛くなる。ということはまさに自律神経の関係ですね。

この心と体のつながりにさらに「触れる」ということを追加すると「体の感覚」とのつながりも生まれます。

 

お客様の肌に直接トリートメントを行う、アロマオイルトリートメントは愛情ホルモンのオキシトシンを血管内皮に作用させ、一酸化窒素を増やすことで血管を拡げ、血圧を下げてくれます。また身体が緩み、リラックスして温まることで精油は最大限に吸収されます。

ゆったりとしたタッチのトリートメントは、愛情ホルモン「オキシトシン」の分泌を促して、安らぎの神経伝達物質「セロトニン」を増やしてくれます。

TAWANBLUEの手法は、表層の浅層リンパだけではなく深層リンパへもアプローチするので深い圧で行いますが、アロマオイルコース、ボディケアコース共にクイックマッサージのような早い手法ではなくじっくりとした動きが多いのが特徴です。

 

皮脳同根

この言葉は、脳と皮膚が密接に繋がっていることから生まれた言葉です。

これには命が生まれ、細胞分裂して大きくなる過程と関連しています。

受精卵が細胞分裂をして3週目に入ると「胚葉」と呼ばれるものができます。

胚葉は、外胚葉、内胚葉、中胚葉の3層からなります。

 

人間の皮膚は1番外側の外胚葉から派生しています。

実は脳もルーツが同じで外胚葉なんです。

だから皮膚に触れると、脳にも影響があると考えられているんです。

そのほかに、人間の皮膚の表面にはセロトニン、ドーパミン、アドレナリンといった神経伝達物質を受け取る受容体があります。

皮膚には感情のアンテナの役割があるんですね。

 

まさにアロマオイルトリートメントは心身のケアにぴったりなんです!

 

もちろん、緊張、凝り固まった筋肉もほぐしていきます。時には部分的にストレッチを行うこともあります。

 

心が元気だと体も元気に、体が動きやすく痛みが軽減されると心が元気になるように

 

そんな心身へのサポートを目指しています。

 

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2024-08-07 15:24:00

自律神経とアロマ

私たちが生活している中で発生するストレス。

このストレスには

・身体的なストレス

・精神的なストレス

・環境的なストレス(異常気象による気圧差や寒暖差など)

などがあります。

 

TAWAN BLUEでは毎日ハードにお仕事をされている方が多いので働く方でお話しをすると、

仕事中は心身が自然と緊張状態になっていることが多いです。それに加え、夜遅くまでパソコンを使って残業をしたり、帰宅後も仕事をしたり、ベッドでスマホを見たりなど交感神経が優位になっている時間が非常に長いです。

すると、自律神経のバランスが崩れ、交感神経と副交感神経のスイッチがうまく切り替えられなくなり、様々な不調が起き始めます。

 

自律神経とは??

内臓や血管などの働きを自動的に調節する神経のことです。全身の器官み張り巡らされていて、あらゆる生命活動に影響しています。

自律神経の際ざいの特徴は、持ち主の意志に関係なく自動的に働くということです。

自律神経には交感神経と副交感神経の2つあり、交感神経は身体を元気に、副交感神経は身体をリラックスさせてくれます。この2つが状況に応じてシーソーのようにバランスをとりながら働いています。

 

この自律神経の乱れは、それぞれの乱れと、どちらも乱れることの3種あります。

そして、自律神経の乱れは、ホルモン系、内分泌系も影響します。特にホルモン系の司令塔は自律神経と同じ視床下部になります。

つまり、司令塔が同じなのです!

だから自律神経が崩れればホルモン系が乱れ、ホルモン系が崩れると自律神経のバランスが乱れるというようなことが起こるんです。

さらに強いストレスによって長期に渡り交感神経亢進状態が続くと免疫力低下を引き起こします。

 

視床下部

 

TAWANBLUEのブログを何度か読んだことがある方はもうお気付きかもしれません。

 

そう、精油が届く脳の場所と同じですね。

芳香成分が鼻の奥にある嗅細胞を刺激し、その刺激が電気信号と変化して脳の大脳辺縁系へ伝達されます。

そして視床下部、下垂体へと伝わります。

 

だから精油の芳香成分で自律神経のバランスを整える働きが期待できるんですね。

ただ良い香りで気持ち良い〜ってだけではないんです。

 

年々エビデンスも増えてきています。

ボディケアと精油はまさに

精神的、身体的、環境的ストレスのケアができるんです!

 

健康、自分の身体を考えた時にどんな方法でケアをしますか?

 

あなたがもし年齢や仕事など日常に起こるストレスで身体の不調を感じているのであれば力になれることがあるかもしれません。

 

 

2024-07-22 11:42:00

香りの感じ方は男女で違う!?

 オイルを使用するコース(ディープアロマオイル、ホットストーン、筋膜リリース)の場合、毎回お客様の今の心身の状態に合わせて最適な精油をご案内しながら一緒に決めています。

目安としては約60種類の精油の中から5種類前後選びます。

その日によって良い香りと苦手だなって思う香りが違うのも面白いです♪

 

タイトルの男女で香りの感じ方が違うのか?

という内容ですが、TAWAN BLUEにご来店される男性、女性のお客様と精油を選んでいる時に男女で共通点があるなと感じます。

(私個人の感じ方なので特にどんなところかは明記は控えます(^^;;)

 

では実際の人体としてはどうなのか。

研究などでは様々な報告が出てきていますが香りは好みもあるので正確とは言い難い状況もあるようです。

先日興味深い研究報告を目にしました。

精油の自律神経に働きかける変化を調べた研究なのですが、その中でこのようなことがありました。

 

解剖学的に脳細胞の嗅覚を感じる部分の数を測定した結果、女性では嗅覚情報の処理に関わる脳細胞「嗅球」が男性より平均43.2%多くさらにニューロンの数に関しては49.3%多いことなどから嗅球が多い女性の方が嗅覚が鋭いと報告しており男女差が生じる要因の1つではないかと考えられる。

 

男性と女性で嗅球の数に差があるというのは驚きですね。

考えてみれば、恋人の香りが好きということも聞いたりしますね。

男性よりも女性の方が脳でにおいを判断する時にコントラストをつけやすく感受性が高いということなんですね。

 

とはいえ、

アロマテラピーの名付け親のルネ・モーリスガットフォセ博士、初めて医療現場で精油を活用した軍医のジャンバルネ 博士は戦場で負傷した戦士の治療に使用しました。

このように男性がアロマと深い関わりと持ちながら

 

アロマ=女性

 

というイメージがまだまだ日本にはあるのではないかなと感じています。

男性だって精神的なストレスはあります。

身体、心(精神)は繋がっています。これらのバランスを整えることが健康、そして環境を変えることにもつながるのではないでしょうか。

 

よりホリスティックにお客様と向き合うのがセラピストとして目指す場所です。

 

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2024-06-07 16:20:00

0.2秒

0.2秒。1秒より短いこの数字、何かというと香りが脳に到達する時間です。

香りの分子は鼻、喉を通って気管や肺、膜から血管壁を通って吸収されます。また鼻の付け根にある嗅上皮に集中している嗅覚神経から大脳の中心部にある大脳辺縁系というところへ届きます。

大脳辺縁系は感情や記憶に関わります。

 

昔嗅いだ香りに出会った時に当時のことを思い出した経験はありませんか?

 

それは香りのルートが関係しています。大脳辺縁系から視床下部へ送られるのですが、この視床下部というところは、内臓の働きを調整する自律神経や、ホルモンを分泌する内分泌系を調整しています。その後大脳新皮質や脳下垂体にも伝わり

自律神経やホルモン系、免疫系を調整し心身共に影響を与えているんです。

 

香りは脳にダイレクトに伝わる、いわゆる脳の栄養となるもの。全身のあらゆる調節を瞬時に行う可能性があるんです。

そう考えると、

 

自然の香りと人工香料の香りのどちらが体に良いかは想像ができますよね?

 

 

精油は今、似たような容器でどこでも販売しているのでどれも同じに感じると思います。

 

日本ではまだまだ雑貨扱いなので、香りを楽しむものが多いですね。

大切なお客様の肌に塗布し、肌から吸収し血流に乗って体全身をめぐるわけですから、

植物そのものの品質や使用部位、抽出方法(安価なものは石油を使用したり、他のものでかさ増ししているものもあります)、純度100%で農薬などの残留物や添加物のない安全な精油を使用しています。

 

ちなみに、皮膚を通して血液に入り、体の組織に伝わります。

皮膚は大きく分けて表皮、真皮、皮下組織の3層から成り立っていますが、表皮と神秘の間には保護膜があります。通常はこの保護膜を通過できる物質は少なく水や紫外線はカットしてくれます。

しかし精油はこの膜を通過して血管やリンパ管に入り様々な作用に関与すると考えられています。

 

筋肉疲労、関節痛など肉体的な疲労はもちろん、ストレス、不眠などの精神的な疲労にも役立てることができる精油。

 

植物や香りって侮れませんよ^ ^