ブログ
自律神経とアロマ
私たちが生活している中で発生するストレス。
このストレスには
・身体的なストレス
・精神的なストレス
・環境的なストレス(異常気象による気圧差や寒暖差など)
などがあります。
TAWAN BLUEでは毎日ハードにお仕事をされている方が多いので働く方でお話しをすると、
仕事中は心身が自然と緊張状態になっていることが多いです。それに加え、夜遅くまでパソコンを使って残業をしたり、帰宅後も仕事をしたり、ベッドでスマホを見たりなど交感神経が優位になっている時間が非常に長いです。
すると、自律神経のバランスが崩れ、交感神経と副交感神経のスイッチがうまく切り替えられなくなり、様々な不調が起き始めます。
自律神経とは??
内臓や血管などの働きを自動的に調節する神経のことです。全身の器官み張り巡らされていて、あらゆる生命活動に影響しています。
自律神経の際ざいの特徴は、持ち主の意志に関係なく自動的に働くということです。
自律神経には交感神経と副交感神経の2つあり、交感神経は身体を元気に、副交感神経は身体をリラックスさせてくれます。この2つが状況に応じてシーソーのようにバランスをとりながら働いています。
この自律神経の乱れは、それぞれの乱れと、どちらも乱れることの3種あります。
そして、自律神経の乱れは、ホルモン系、内分泌系も影響します。特にホルモン系の司令塔は自律神経と同じ視床下部になります。
つまり、司令塔が同じなのです!
だから自律神経が崩れればホルモン系が乱れ、ホルモン系が崩れると自律神経のバランスが乱れるというようなことが起こるんです。
さらに強いストレスによって長期に渡り交感神経亢進状態が続くと免疫力低下を引き起こします。
視床下部
TAWANBLUEのブログを何度か読んだことがある方はもうお気付きかもしれません。
そう、精油が届く脳の場所と同じですね。
芳香成分が鼻の奥にある嗅細胞を刺激し、その刺激が電気信号と変化して脳の大脳辺縁系へ伝達されます。
そして視床下部、下垂体へと伝わります。
だから精油の芳香成分で自律神経のバランスを整える働きが期待できるんですね。
ただ良い香りで気持ち良い〜ってだけではないんです。
年々エビデンスも増えてきています。
ボディケアと精油はまさに
精神的、身体的、環境的ストレスのケアができるんです!
健康、自分の身体を考えた時にどんな方法でケアをしますか?
あなたがもし年齢や仕事など日常に起こるストレスで身体の不調を感じているのであれば力になれることがあるかもしれません。
連休となる前のご利用がおすすめです♪
毎日、ボディメンテナンスにTAWAN BLUEをご利用くださり本当に感謝の毎日です。
最近のTAWAN BLUEのお客様情報として先月のご来店者様の総計を載せてみます。
月により変動がありますので、あくまで目安としてください。
【男女比】
男性6:女性4
【年齢層(多い順です。男女込み、別々でも同じでした。)】
40代、30代、60代、50代
【県内在住:県外在住】
8:2
県外在住の方は、半数以上がリピーター様でご旅行よりはお仕事で沖縄へお越しの方にご利用頂いております。ご新規様にご旅行様が多いです。
TAWAN BLUEに興味があるけど行こうか悩む。という方は参考にしていただければと思います^ ^
さて、8月は私の私用もあり、4連休をいただきます。
【店休日】
8月11日(日)〜14日(水)
15日(木)からは通常営業いたします。
お盆期間に毎年沖縄へお越しでご利用くださるお客様もいらっしゃるので苦渋の決断ではあります。
家族で集まれるのも大人になるとなかなかない機会、いつ何があるかわかない世の中でもあるのでみんな元気な間に会いたいと思い帰ろうと決めました^ ^
例年8月は後半の方がご予約が増えますので、当日の場合はご希望の日時で取れないケースがあるかもしれません。
メンテナンスをお考えの際は、連休前のご利用がおすすめです♪
精油って??
アロマオイルコースで使用している精油。アロマで聞きなれている方もいらっしゃると思います。
ちなみに・・・
精油は、エッセンシャルオイルと言います。植物の葉、花、茎、実、樹皮などから抽出したものです。
アロマオイルは、エッセンシャルオイルに化学物質や合成香料などが添加されたものです。
つまり
別物なんです!!
精油(エッセンシャルオイル)は、植物の葉、花、茎、実、樹皮などの組織にある油のうと呼ばれる小さな袋から抽出した揮発性の液体のことです。
※ネットより引用しました
これはペパーミントの葉を拡大した画像です。
この白く丸い部分が油のうで、ここに精油が含まれているんです。
植物にもよりますが、エッセンシャルオイルは原料の1〜3%かそれ以下しか含まれていません。
つまり100gの植物から3g以下しか抽出できず、ローズに関しては0.01%と言われていますので、たった5mlの瓶でもどれほどのローズを使用しているのかは、具体的な数字はわからなくても相当な量ということはお察しいただけるかと思います(^_^;)
ちなみに、TAWAN BLUEで使用しているローズは1滴に約50本のバラの花びらを使用している換算になります。
1瓶5mlで100滴分なので、5000本は使用されている計算になります。
そう考えたら、精油が安いわけがないんですよね。
安く済ませるために、ローズと同じ芳香成分であるゲラニオールを含むゼラニウムでカサ増ししているなんてこともあるようです。
その他、遺伝子組み換えで植物を大量生産したり。
確かにこの方が安定して同じ香り、同じ大きさの植物ができます。ただ、個性がないのです!
TAWAN BLUEで使用しているブランドの精油は、当然ですが遺伝子組み換えはしていません。また農薬も一切使っておらず、今までも農薬を使ったことのない土地でしか栽培しません。
ラベンダー畑の綺麗な写真を見たことがある方もいらっしゃると思います。
とっても綺麗なあたり一体が紫色なラベンダー畑は遺伝子組み換えのようです。
精油で使用しているラベンダー畑は、背もまばら、花のつき方もバラバラの写真映えは一切しない畑でした。
量産するには均一な成分で作る必要があるので決して悪いというわけではないんですが、大切なお客様に使うものだからこそ、身体に悪影響を及ぼす可能性があるものは使用したくありません。
いつもご利用されているお客様の場合は、同じラベンダーでも瓶が変わると、
「あれ?今回の前と違う香り」
と気づく方もいます^ ^
これも個性ですよね♪
そして雑貨屋さんである安いアロマオイルは、エッセンシャルオイルではなく、アロマ合成品なのでご注意ください!
アロマセラピーで使用する場合は、植物の芳香成分が重要になります。
この芳香成分がしっかりと含まれた精油は、世界で2%ほどしか流通されていないものです。
香りだけを楽しむなら、芳香成分がわずか、または含まれないものもあります。
身体に浸透し、血液に乗って全身をめぐるということを目的に使用するならセラピーグレードを使用する必要があります。
ディープアロマオイルコースの時のブレンドでは
思っていた香りと違う!
なんてことも皆さまありますが、楽しく選んでくださっています。
神経系、ホルモン系、免疫系にも働きかけるエッセンシャルオイルと深部へアプローチするディープアロマオイルで
心身のメンテナンスはいかがでしょうか?
40歳を過ぎた女性向けアロマジェルは作れますか??
現在、期間限定でひんやりアロマボディジェルやアロマスプレーをご利用のお客様のみご購入いただけます。
アロマスプレーに関しては、ペパーミントと他に1種精油をお選びいただけます。
ジェルに関しては、ローズマリーティーを作ったり、工程が多いので精油も決まっています(ラベンダー、ペパーミント、ローズマリー)
夏仕様で冷却感(ペパーミントは体感温度を4度下げると報告があります)や日焼けの肌鎮静などに良い精油を選んでいます。
最近、40代女性のお客様から
「更年期向け、女性ホルモンバランス系のジェルは作れませんか?」
というご要望を続いていただきました。
香りが脳、ホルモンに働くのはわかるけど、ご主人もいるため空間の香りはやりづらい
乾燥もしているから保湿もしたい
など、それぞれの思いを聞かせていただきました。
現在のボディジェルはミントがスースー気持ち良いすっきり系です。
ちなみに余談ですが、女性ホルモンが一生のうちに分泌される量はティースプーン1杯分と言われています。
今日は試しに女性ホルモンバランス系&肌ケア系のジェルをミントなしで作ってみました。
選んだ精油は
ゼラニウム
実験で香りを嗅ぐだけでエストロゲン(女性ホルモン)数値が上昇したという報告があります。
また抗炎症に優れていて、皮膚の不調改善にも効果的です。皮脂バランスを調整する働きもあり肌に潤いを与え、シワ、シミの予防などスキンケアに向いている精油です。
パチュリ
肌へは皮膚軟化作用があります。また、強い殺菌作用はニキビやヘルペスにも効きます。
炎症を静め、かゆみや湿疹を防ぐ効果もあります。パチュリは皮膚の悩みに広く効果的なので、スキンケアにとても向いている精油です。
フランキンセンス
「若返りのオイル」とも言われ皮膚再生作用があり、しわ、たるみなどアンチエイジング効果に優れています。
DNAレベルで細胞修復するとも言われています。
メラニン抑制に効果があると実験で出ているベチバーも考えたのですが総合的にこの3つで作成しました。
動画の切り抜きになるので見えにくいかもしれませんが。
ゼラニウムの香りが優しく香るジェルになりました♪
精油があるとちょっとしたことは作れてしまうので便利です。
この夏は虫除けスプレーも自作しました。
フランスでは薬局にある精油(メディカルグレードに限ります)
香りだけなんて勿体無い。
色々と使えるんですよ♪
ホリスティックに・・・
ホリスティックという言葉は、ギリシャ語で「全体性」を意味する「ホロス(holos)」を語源としているそうです。
そこから、heal(癒す)、health(健康)など派生した言葉があります。
以下、ウェブサイトより引用↓
ホリスティックの字義は、もともと「ホーリズム(Holism)的な」という形容詞として生まれた、一般に「全体論」と訳されている哲学用語ですが、これはジャン・クリスチャン・スマッツという思想家が1926年に発表した「ホーリズムと進化(Holism and Evolution)」という著作の中で初めて使った造語です。
アリストテレスの「全体とは部分の総和以上のなにかである」という表現に代表される還元主義に対立する考え方。現実の基本的有機体である全体は、それを構成する部分の総和よりも存在価値があるという理論。また同時に、一個体は孤立に存在するのではなく、それをとりまく環境すべてと繋がっていると考える。
現在、「ホリスティック」は、「全体」「関連」「つながり」「バランス」といった意味をすべて包含した言葉として解釈されていますが、的確な訳語がないため、そのまま「ホリスティック」という言葉が使われています。しかし、意味する内容は決して新しく輸入された考えではなく、もともと東洋に根づいていた包括的な考え方に近いものといえます。
健康な状態、病気の状態に関係なく、人間の「からだ」というものは、常に全体的にとらえる必要があります。ここで言う人間の「からだ」とは、肉体・精神・心・霊魂の総体であり、すなわち人間そのものを指します。ゆえに、健康、あるいは健康破綻としての病気について考えるということは、人間について考えるということです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
健康という状態で考えた場合、
病気がないことだけが健康でしょうか?
病気ではなく、自分で歩くことができ、生活ができる、仕事ができる、遊ぶことができる。
心、体、環境が調和し生活の質(QOL)も向上することが健康とTAWAN BLUEでは考えています。
★心★
神経系の疲労として考えています。例えばストレスで胃が痛くなる、胃痛で背中、腰が痛くなることがあります。この場合はほぐすことよりも神経系に働きかけることが大切です。
精油(精油にはランクがあります、メディカルグレードの場合)の芳香成分が嗅覚のルートで鼻から本能(ホルモン、免疫、自律神経)、記憶を司る脳の部位に届くことで働きかけます。
★身体★
自覚している場所をほぐせば全てが解消するわけではなく原因となることがあります。日々の姿勢、動作、癖など原因を探しながら関連している場所もほぐすようにしています。
お身体では癒着しているとくっついてうまく筋肉が動きにくくなります。剥がす時は効いている感覚があります。確認しながら行いますが最初は痛く感じる方もいらっしゃいます。
(心地よい圧だけが良い場合は行いませんのでご安心ください。)
できる限り、今が気持ちよければ良いのではなく、持続性あるボディケアを目指しています。
最近、精油の話を載せていたので、身体のケアも大事にしていることをお伝えしました^ ^