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イギリス式とフランス式
精油の使い方には、大きくイギリス式とフランス式に分かれます。
アロマって全部同じじゃないの??
そう思いますよね。僕も知りませんでした。
でも、これを知ると、なるほどね〜と感じることが出てきます^ ^
フランキンセンスを例にとると、教会では朝晩にフランキンセンスの樹脂を炊かれるそうです。
クレオパトラは美容にフランキンセンスウォーターを化粧水として使用したとも言われています。
つまり、はるか昔から、植物は美容や宗教的な場面で使用されてきているんですね。
アロマテラピーとは、芳香植物から香り分子を抽出した精油や植物油、そしてハーブウォーターを使用します。
日本には1984年ごろイギリスの美と癒しやリラクゼーションでの使用を目的とし、精油を植物油などに低濃度で希釈して使用するものから始まりました。
その後、1994年にケモタイプ精油研究の世界的権威ドミニック・ボドゥーが来日し医療や治療など状況や症状に合わせて精油濃度が1%から高濃度で皮膚塗布などの方法を使用する「フランス式(メディカルアロマ)」と呼ばれるアロマテラピーが日本で認知されました。
アロマは女性のイメージ
アロマはリラックス
というイメージがあるのは、先にイギリス式が日本に入ってきたからなんですね。
イギリス式では低濃度での使用やディフューザーでの使用が多いですがフランス式では直接塗布なども方法としてあるので
直接塗布していいんですか?
などとおっしゃるお客様もいらっしゃいます。(TAWAN BLUEでは原液塗布は行いません)
いかがですか?
イギリス式とフランス式、全然違いますよね?
イギリス式のイメージがまだまだ強いので驚かれる方もいらっしゃいます。
アロマがお好きで日常から使用している方ほど、ブレンドオイルを作る際に使用する精油の量を見て
こんなに使ってもらえるなんて贅沢〜!!
とお喜びいただいております。
TAWAN BLUEはイギリス式よりはフランス式アロマテラピーに近い活用方法ですが、治療院ではございません。
医療での使用だと20%などの使用もあります。
治療はできませんので、フランスのメディカルアロマより濃度は低め、そして初ご来店の方や禁忌やアレルギー、お身体の状態によって濃度は調整しております。
約60種類の中からお客様のその日の心身の状況に合わせて4〜5種精油を厳選します。
本物の精油を使ったディープアロマオイルをぜひお試しくださいませ♪
男性も精油を使ったボディメンテナンスを♪
・アロマオイルに興味があるけど、男性NGのお店があってどこに行けば良いかわからない
・女性向けな雰囲気のサロンが多くて行きづらい
・男性セラピストの方が気兼ねなくリラックスできる
・下心があると思われそう
などなど、これらはTAWAN BLUEをご利用の男性のお客様からいただいたお言葉です。
その他に、女性のお客様からも多いのですが、
・男性セラピストを探していた
・男性セラピストの方が体に合っている
という方もいらっしゃいます。
これは、逆もしかりで、女性セラピストの方が良い場合もありますね^ ^
ということで最初の3点について。
先に申しておきますが、他がだめ!よくない!TAWAN BLUEが一番!ということが言いたいわけではなく、こんな方にTAWAN BLUEは合っているかな?と思う点をお伝えしていきます。
確かにアロマオイルをされているサロ様って、もみほぐしのお店よりもラグジュアリーというか、スパのような要素を取り入れた内装が多い印象です。
(もみほぐしのお店でもありますが)
アロマオイルをしていて、受けることも好きな私もあまりに女性向けのような雰囲気だとちょっと躊躇してしまいます(^^;;
その点、TAWAN BLUEは
セラピスト1名
→他のお客様と遭遇することはありません
男性セラピスト
→美人さんだと緊張しちゃう方におすすめです(笑)
メディカルアロマ
→心身にアプローチするアロマ(精油)ですがメディカルアロマは植物のもつ薬理作用を活用します。TAWAN BLUEではいわゆるスピリチュアルな使い方ではなく科学的な使い方をしています。
・特に40代〜50代の男性で今まで仕事を突っ走ってきている方
・慢性的な睡眠不足の方
・最近男性力(朝立ちなど)の衰えを感じる方(男性の更年期障害など)
にはディープアロマオイルがおすすめです。
その他に、男女共にリピーター様に多いのは、慢性的な首肩こり腰痛のお客様です。
サロン選びの参考にしてみてください♪
ワーキングメモリーの向上 〜レモン・サンダルウッド〜
日々過ごしているとやることってたくさんありますよね?ない日もあるかもしれませんが^^;
あ〜あれ買うの忘れてた!
しまった!これやらないといけなかったんだ!!
なんてことは皆様1度はあると思います。
頭に入ってきた情報を頭の中で保持して、どの情報を覚えておけば良いのか、どの情報は削除して良いのかを整理する能力のことをワーキングメモリーと呼んだりします。
この働きがしっかりしていると何かを見たり聞いたりした瞬間に適切な判断ができるんですね。集中力が高まり新しいことを覚える力にもなります。
さて、話は本題に入ります。こんな研究があります。
株式会社日本香堂と東京大学が「香りの記憶」に関する共同研究を2020年から行っており、レモン、サンダルウッド、楠の精油の香りの吸引がワーキングメモリーに及ぼす効果について脳波計測手法を使って調べたそうです。
結果!!
レモンの香りは記憶課題の成績が有意に向上し正答率が上がる結果に
サンダルウッドは、ゆるやかな活性化で記憶保持に向く作用が判明
したとの結果が出たそうです。
簡単に実験内容をお伝えすると
今回は、2バック課題問題という方法で行われました。
実験参加者の前に設置された液晶モニタに1秒毎に1文字ずつ文字が表示されます。表示された文字が2回前に表示された文字と同じ場合はマウスの左ボタンをクリックします。それ以外の場合は右ボタンをクリックします。
※Webより引用
無香料、レモン、サンダルウッド、檜を吸引前と吸引後でのテストの成績を比べたところ、レモンの吸引後に課題の成績が有意に向上していることがわかりました。
開始前に香った時もレモンは主観的にも好まれている印象で、レモン精油吸引時の脳波を調べてみると、吸引直後から感情処理に関与する帯状回や前頭前野、記憶処理に関与する海馬傍回の活性化が認められたとのこと。
そしてこれらの活性化は吸引開始から60秒持続したそうです。
サンダルウッドに関しては、記憶保持に寄与する可能性があるデータとなりました。
香りで昔の出来事を思い出すご経験はありませんか?
TAWAN BLUEのお客様でも精油を香っている時に、子供の時に山でカブトムシをとっていたころを思い出した!なんて方もいらっしゃいました^ ^
これは鼻から吸った匂いの分子が鼻の嗅覚受容体を刺激し嗅覚神経を通じて記憶を司る場所を刺激し記憶や感情を引き出すんですね。
精油の香りが、記憶機能や感情機能に何かしらの影響を与えている可能性を示しています。
レモンやサンダルウッドを活用して、スポーツやお仕事など幅広い分野でパフォーマンス向上が期待できます。
精油って本当に素晴らしいですね♪
10月25日
3年前の2021年10月25日にTAWAN BLUEは誕生し、今日で3年を迎えることができました。
開業当初は、お客様にまずは3年頑張りますと冗談めかして話していましたが、今こうして3周年の記事を書くことができるのも、
TAWAN BLUEをご利用のお客様、何よりもずっとボディメンテナンスサロンとしてご利用してくださる方々のおかげです。
本当にありがとうございます。
もちろんこれで満足はしていません。
今まで以上にリピートしてご利用してくださるお客様がより健康に、生き生きを日々を過ごすことができるように。
動きに制限があったり、不快に感じる部分があると気力も低下してしまいがちですがスイスイ動くようになる、軽くなると新しいことにもチャレンジしたくなる。
そんなことを願って日々励んでいます。
早速、来月には新しい技術を取り入れるため学んできます。
4年目のTAWAN BLUEもどうぞよろしくお願いいたします。
リンパが未病につながる
オイルマッサージはリンパの流れをよくする
こういうイメージを持っている方は多いと思います。
ではリンパって何??
と聞かれると老廃物が流れるところ?といったざっくりといった認識ではないでしょうか。
リンパについては過去にも投稿したことがあるので、今回は省略します。
TAWAN BLUEは、健康年齢を高めるボディケアを目指しています。
平均年齢と健康年齢に10年の誤差があると言われています。つまりは10年は寝たきり人生ということを意味します。
この10年をなくし、できる限り最後まで自分の足で歩き、食事をし、トイレにも行きたいですよね。
そう、未病につながるボディケアとして自分にできることに取り組んでいます。
精油やオイルトリートメント、可動性を高めるボディケアです。
ではリンパで未病とはどういうつながりがあるでしょうか?
リンパの働きについては未解明なことが多く、「リンパ管の7不思議」と提起された論文もあります。
これらが解明されると今後のリンパに関しての考え方も変わっていくと思います。
今回はリンパが未病につながる1つをシェアしたいと思います。
最初から説明するととんでもなく長くなるので一部になります。
毎日の水分摂取から病気を予防する
病気を未然に防ぐには、からだの中の声なき声を聴き取り、疑わしい声を聞いたら健康診断を受けてみることが大切です。
そして、自分のからだの免疫力を高めて、からだの内外からの病原体の攻撃に対処する力を養うことが未病につながります。
特に、免疫の中でも自然免疫力を高めることが重要で、この自然免疫の主役を担うのは好中球(白血球の中の顆粒球の一種)が放出する活性酸素です。
これに関連した話題で、水を飲むことと自然免疫力とが関係する新たな細胞がわかってきたんです。
その細胞は自然免疫細胞(英語を略してILC)と呼ばれ、1、2、3の3種類あるとのことです。
そのうちのILC-3は腸の壁に住んでいます。
ILC-3はからだの色々な細胞の自然免疫力を上げたり、腸内最近がからだの中に入るのを防いだりするタンパク質「interleukin,IL」-22を作って自分の代わりにからだを回って働いて持っています。
水分を飲むと、IL-22が腸のリンパに沢山流れてきて、乳糜槽から胸管を通って血液の中に流れ出していることが発見されました。
このIL-22が「大腸癌を未然に防ぐ可能性がある」や「卵巣の嚢腫を抑える可能性がある」などからだ全体の自然免疫力を高めることにも関係しているらしいという論文が次々と発表されているようです。
少し難しい内容になりましたが、江戸時代の書物「養生訓」に書かれている庶民ができる健康法にも水分補給が書かれていたように日本の伝統的な健康法が未病につながるということですね。
免疫力を高める物質が沢山入ってきても、リンパの中が渋滞していたら全身を巡ることができませんよね?
淀んだ川はごみが溜まってどんどん汚くなりますが、綺麗な川は水も流れごみが流れるように、リンパも綺麗な川のように流れる状態へ導く方法の1つに
ディープアロマオイルを活用するのもありですよね♪