ブログ
精油と関節炎
TAWAN BLUEでは、メディカルアロマとしてセラピーグレードの精油を使用しています。リピーター様やこのブログを以前より見ている方がいらっしゃるのであれば、精油(アロマ)ってただ香りを楽しむだけではないこと。精油にもグレードがあり、セラピーグレードは世界流通の2%だけでTAWAN BLUEはそのグレードのものを使用していることはご存知かと思います。
スポーツ分野や医療でも精油を活用されていますね^ ^
更年期障害にも関わっていきたいと先日ブログでも書いていますが、本質として皆様の健康に関わっていきたい。
できる限り介護なく自分のことは自分でできる体で年齢を重ねるには、今ケアをしておくことがとても重要です。
なってからでは遅いこと、多いですよね。
「関節」
関節は骨と骨を繋いでいる部分のことで、この関節のおかげで色々な動きができます。
運動での関節への負担や肥満、加齢、疾患などが原因で関節部分に痛みや腫れが生じる状態を関節炎と言います。
私も筋トレや使いすぎで関節を痛めたことがありますが、かなり動きが制限されます。
先ほど書いたような色々な要因で関節に炎症が起きることがあるんです。
つまり、日頃からケアをしておくのとおかないのでは健康な体で過ごすことに大きく左右されるということなんですね。
ちなみに関節炎と精油の関わりについて、
ラットでの実験ですが、関節炎の部分に【①食塩水②ユーカリレモン③何もしない】を注入した
3グループを1週間後に関節部分の滑膜の病態の進行過程や、炎症物質の状態を観察したものがあります。
結果として②ユーカリレモンを注入したラットは、滑膜での細胞増殖や炎症物質の湿潤が抑制されていた。とあります。
ユーカリレモン精油が炎症物質の生産を抑制させることで、炎症を抑制することが示唆されました。
この実験は、直接関節部分に注入しているので、実際のアロマオイルマッサージは皮膚からの塗布となるので異なりますが、
関節部分へ届けば炎症を抑制することが期待できるということですよね。
またゼラニウムやティートゥリーなどにも抗炎症効果を示唆されています。(他の精油にもこうした期待できるものがあります)
これらを組み合わせて使用することでより強い効果が発揮することも期待ができます。
いつもディープアロマオイルの時は、数種類ブレンドをしています♪
TAWAN BLUEでは治療を行うことはできませんが、予防、未病を目指し
オイルを使用したマッサージに組み合わせることで関節への負担を軽減できるのではないかと思っています。
精油って面白いですね!!
精油の使い方
TAWAN BLUEをご利用のお客様やこのブログをご覧の方はすでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、
TAWAN BLUEでの精油の使い方は、「香り」を楽しむだけではなく「薬効成分」も使います。
※治療ではありませんし、薬としては使用していません。
植物は生まれる場所を選ぶことができませんよね?
その場所で生きていくためには虫除けをしたり、子孫繁栄のために果実を虫や鳥に食べてもらって遠くへ運んでもらったり、傷がついたら治したり。
それぞれが力を持っています。
その力を科学的に使用しているのがメディカルアロマです。
例えば、アロマセラピーの先駆者であるルネ・モーリス・ガットフォセ博士が実験中に火傷を負った時にラベンダー精油を使用したところ痛みが緩和、火傷の傷を治す早さに驚いたことから始まった用にラベンダーには鎮静させる働きがあります。
お客様への使い方としては、日焼けをしたお客様などに使用することがあります。(これに限った使い方ではありません)
また、この精油の成分はこれ、という使い方だけではありません。
例えば、更年期の症状がある女性。
女性ホルモンであるエストロゲンは、骨を健康に保つ働きもあります。(詳しい説明は今回は省略します)
更年期でエストロゲンが減少することで、健康に保つことができなくなり、古くなった骨を壊す破骨細胞が増えすぎることで骨がもろくなり、骨粗鬆症を引き起こす原因になります。
ローズやゼラニウムに含まれる「ゲラニオール」という成分は、エストロゲンの分泌を促す働きがあります。
骨を健康に維持するためにも必要なエストロゲン。
男性にも少量ですが女性ホルモンは作られます。
つまり、更年期で女性ホルモンが必要だからゲラニオールの含まれるローズやゼラニウムを使用するだけではなく、
骨の健康のためにも男性に使用することができるんです。
女性ホルモンだから女性だけというわけではないんですね^ ^
解剖学も必要なメディカルアロマ。
もっともっと色々な使い方ができる様になりたいです。
肌鎮静も入れてもらえたら・・・
40代男性のリピーター様。
何十回もご利用頂いていることもあり、
今ではお客様がご準備していただいている間に精油をブレンドする流れに。
いつものようにお着替えをしながらバックルームにいる僕とお身体の状態の確認。
「今日ゴルフで日焼けしたから、肌鎮静も入れてもらたら~」
とお客様。
「オッケーです!!」
と答えたものの・・・
え!!!今肌鎮静って言いましたか!?(心の声)
先に言うと、人を見た目で判断をしていないし、男性女性もありません!
が、美容を前面に出しているわけではないお客様から
あまりに自然に「肌鎮静」って言葉が出ていて。
この自然でしかも香りだけではない精油の使い方とご認識していただいている会話がなんとも嬉しくて。
ようやくきたか〜といった感覚になりました^ ^
だんだんと、植物の持つ力(芳香成分)を活用しているサロンであることを知っていただけてきているのかなと実感した時間でした。
ちなみに、重だるい時や背中の張りが気になる時などはクレイ(脊柱パック)もご予約されています。
初めてアロマオイルをされた方の中にはトリートメント中に2,3回トイレに行く方も。
精油の力と、深い圧のトリートメントで「健康」で「動きやすい体」のお手伝いをしています。
〜セラピーグレードの精油(エッセンシャルオイル)について〜
精油や香りが嗅覚に及ぼす効果は脳の視床下部(体のホルモンを司令)と辺縁系(感情を司る)に強い影響を与えることが研究によって明らかになっています。
エッセンシャルオイルは、細胞膜に浸透し、血液および組織を通して移動する能力を持っています。エッセンシャルオイルの脂溶性の構造は、私たちの細胞膜の構成と非常に類似しており、エッセンシャルオイルの分子は比較的小さいので細胞に浸透する能力を高めます。
局所的に足や軟部組織に適用された場合に、エッセンシャルオイルは、ほんの数分で体全体に行き渡ることができます。
※エッセンシャルオイル デスクレファレンスより引用
アロマコース3つの違いについて③
TAWAN BLUEをまだご利用ではない未来のお客様、
利用したことはあるけど3種類あると知らなかったお客様へ
オイルコース、それぞれの特徴についてご案内、第三弾‼️
🔹ディープアロマオイルコース(筋膜リリース付)🔹
ディープアロマオイルコースの中に、IASTM(Instrument-Assisted Soft-Tissue Mobilization)と言われるステンレス器具を使用します。
器具は、手術用メスで使用される医療用ステンレスを使用しているので、金属アレルギーの方も安心してご利用いただけます。
運動での体の炎症や長時間の同じ姿勢(長時間負荷の加わっている背中や、圧迫が続くお尻・もも裏)は、身体の中の水分(細胞外成分)の粘性が増してネバネバ状態に。
サラサラって聞くと滑りが良さそうですが、ネバネバって動きにくそうじゃないですか??
このネバネバした状態はその場所の筋肉の伸びを悪くするだけではなく
隣り合っている筋肉や腱など広範囲にわたると本来の筋肉の動きが邪魔されてしまい
別々に動くはずの筋肉がひとかたまりになってしまいお互いに足を引っ張ってしまいます。
正常な身体を動かすには、筋・腱・靭帯などの軟部組織の可動性が必要になります。
ネバネバによってくっついた(癒着)場所や凝りで固まっている場所を解放(リリース)させるために使用します。
リハビリテーションの先進国、アメリカやイギリスなどでは、筋肉や靭帯など軟部組織の治療としてIASTMを使用することがありますが、
TAWAN BLUEでは治療ではなくリラクゼーションサロンですので、
主な使い方としては
・首肩凝り
・腰、股関節、膝などの痛み
・むくみ
・四十肩後の運動
・スポーツ前後のメンテナンス
のお客様に活用しています。
そのほかに、
・凝り
・疲労、冷え
・血行不良
・自律神経の乱れ
・正しい姿勢作り
・トレーニングの効果向上
・スポーツパフォーマンスUP
・運動前後のケア
などが期待できます。
アスリートのケアで使用されていることも多く、医療系国家資格保持者やアスレチックトレーナーなどが取得できる資格になります。
【ご注意点】
器具の特性上、肌が赤くなることがあります。
これは、良い症状で数日で消えるのですが、赤みが気になる方は注意が必要です。
ご不明な点などがあればお気軽にお問い合わせ下さい。
アロマコース3つの違いについて②
TAWAN BLUEをまだご利用ではない未来のお客様、
利用したことはあるけど3種類あると知らなかったお客様へ
オイルコース、それぞれの特徴についてご案内、第二弾!!
🔹アロマホットストーンコース🔹
ホットストーンでは玄武岩という火山岩を使用します。
マグマが冷え固まったものです🔥
玄武岩の特徴として組織の密度が高いため熱が冷めにくく、温められた玄武岩は遠赤外線効果・温熱効果があります。
遠赤外線は、電磁波の1つで光と同じ速さ(なんと1秒間に地球を7.5周します!)で空間を直進し物質表面に当たります。
遠赤外線の周波数は人を含む動物を形成している分子の振動とぴたりと合い私たちの身体に吸収された遠赤外線は身体の分子の振動を活発しにて体温上昇をもたらします。
遠赤外線は血管のある真皮に届き、血液に乗って全身を巡ります。
つまり、遠赤外線で温められた血液が全身を巡るので身体が温まるんですね。
また、体温は1度上がると免疫力が10~37%向上すると言われています。
風邪をひいたり時は体温を上げて免疫細胞を活性化してウイルスと戦います。つまりホットストーンで体の中を温めることで免疫力向上を促すことにもなります♪
さらに、さらに!!!
遠赤外線には毛細血管を拡張させる効果も期待できます。
毛細血管が拡張されると温められた血液も進みやすいのが想像できますよね?
温かいホットストーンからの熱と遠赤外線、そして温まった血液が全身を巡り、毛細血管も拡張されることで血流もアップ!滞りも改善が期待できます。
ホットストーンとTAWAN BLUEのディープアロマオイルと組み合わせは最高!!
お身体に置くホットストーンはあってもホットストーンを使ってマッサージをするサロン様は以外と少ないようなので、
ご興味がありましたら一度お試しください^ ^