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この1ヶ月やる気が出なかった
毎月ご利用くださっている男性のお客様。
先月5月はいらっしゃらなくて、昨日ご来店されました。
「この1ヶ月くらい、やる気が出なくてどこにも出かける気分になれなくて休の日は家にいました。やっと動ける気分になったので来ました」
とのことでした。
まずはお客様のご自宅から当サロンまでは高速道路を利用して小一時間。
TAWAN BLUEへ行こうと思ってくださったこと、本当にありがとうございます。嬉しいです。
やる気が出ない。ということにはいくつか原因が考えられますが、今回のお客様では「これが関係しているのかな?」というものがありました。
ボディケア&ストレッチ+ディープアロマのセットコースだったので、
ボディケア&ストレッチでは、お仕事や日頃運動せずご自宅にいらしたということでガチガチに固まったお身体を丁寧に(ややガッツリと。笑)ほぐしてからストレッチで動ける範囲を広げていきました。
その後ディープアロマでいらないものを流して掃除するように深くゆったりと行いおました。
終わった後のお客様はとっても姿勢もよくなりピン!としてお茶を飲んでいらっしゃいました^ ^
今回のアロマブレンドでは、考え事が多い方におすすめの精油もご提案しました。そして前向きになれるようなシャキッとする香りと成分の精油を。
精油はそれぞれの植物からごくわずかしか抽出できないもの。植物によっても取れる量が異なります。
ローズに関しては、1滴0.05mlに対してバラの花びらが約50本分とも言われています。
※TAWAN BLUEが使用しているセラピーグレードに限ります。
それだけ凝縮されているのが精油なんです。
ただの香りと侮るなかれ
ですね^ ^
そして、精油を活用するのは女性だけではなく男性にももっと気軽に活用してほしいなと思います。
体のケアはもちろんですが、良い香りを深い呼吸で香ることで頭がすっきりすること、肺にたくさん空気を取り込むので胸が張って姿勢も良くなったり良いことづくしです♪
夏到来!
ここ数日、沖縄は大雨でサロン近くの平和通りも浸水していたようです。
サロンは少し高い場所にあるので、浸水などの心配はなかったのですが近くで起こっていると知り驚きました。
あと数日したら沖縄は梅雨明けしそうな様子ですね。
梅雨が明けると夏到来!
例年言われていると思いますが、今年は暑くなるとか!?
そんな時にも精油を活用することができます♪
ペパーミント
ペパーミントの主成分であるLーメントールという成分は、冷却作用や局所麻酔作用があります。
実際に実験では、香りがない状態で水温28度の水に手を入れて感じる体感温度とペパーミントの香りを嗅いだ状態で水温32度の水に手を入れて感じる体感温度が同レベルであり、ペパーミントの香りを嗅ぐことで4度も体感温度が下がるという効果が出ています。
そのほかにも、腸管壁の筋肉の収縮や、けいれんを緩める鎮痙作用、ぜんどう運動を整える働きがあり、胃もたれや食べすぎたときの消化促進、お腹のハリやゲップが出にくい感じにも効果的です。
※妊婦、幼児、高血圧の方は注意が必要です。
アロママッサージの時には皮膚からも体内へ吸収します。サロンでは特に暑い日にはペパーミントをデュフューズすることもあります。
精油をうまく活用して今年の夏も乗り切りましょう!
男性もアロマを活用!やる気が出ない、疲れやすい方へ
アロマって香りでしょ?香りは何でもいいです。
適当でいいですよ。
こう思っている方もいらっしゃるかもしれません。
体感としての感じ方も人それぞれなので否定はしませんが、アロマ(精油)もこの10年で科学的根拠を記す研究報告がどんどん増えています。
アロマは大きくイギリス式とフランス式という2つに使い方が分けられるのですが、
イギリス式はデュフューザーなどで香りを楽しんだり、美や癒しのリラクゼーションで低濃度で使用します。
フランス式は医療や治療、症状などに合わせて1%から高濃度で皮膚塗布などで使用します。メディカルアロマテラピーと言われます。
日本はどちらかというと先にイギリス式のアロマセラピーが入ってきたこともあり、癒しやリラクゼーションのイメージが強いと思います。
また、「アロマは女性」というイメージを持つ男性もいるかもしれません。
アロマテラピーの名付け親は、フランス人科学者のルネ=モーリス・ガットフォセは実験で火傷を負った時にラベンダーの精油を使用した所、治癒が早かったことから精油の研究が進みました。
また、この精油を使った療法を医療現場で軍人の怪我や治療で使用しtのが、フランスの医師ジャン・バルネです。
アロマテラピーを発見した方は男性、実際に医療現場で活用したのも軍人の方で男性。
男性からアロマは始まっているんですね。
美容、癒し、リラクゼーションのイメージが強いので女性という印象になりがちですが、
男性だって癒しやリラクゼーションが必要です!
もちろんお身体のケアも必要です。
「最近やる気が出ない」
「夜何度も起きてしまう」
「眠つきが悪い」
「朝立ちがしなくなった」
「疲れがなかなか取れない」
こういう経験ありませんか?
これらはホルモンが影響している可能性もあります。
香りが嗅覚に及ぼす効果は、脳特に視床下部(体のホルモン司令部)と辺縁系(感情を司る)に強い影響を与えることが研究によって明らかになっています。
男性ホルモンであるテストステロンは、脳下垂体から分泌される性腺刺激ホルモンと視床下部から分泌される黄体形成ホルモン放出ホルモンのバランスで成り立っています。
精油だと「ネロリドール」という芳香成分が男性ホルモンを作るよう指令を出す脳の下垂体に刺激を与え男性ホルモンが作られる精巣や副腎に影響を与えます。
この成分が含まれている精油である「ネロリ」
TAWAN BLUEでご用意しています。
このように、香りを楽しむだけではなく、記憶中枢へ、自律神経、ホルモン分泌調整、内分泌調整などにも精油は働きかけることができるんです。
もちろん香りによるリラクゼーションも魅力の1つですね♪
男性のお客様も可能なアロママッサージサロンがあっても、複数名スタッフさんのいらっしゃるサロンだと少々行きづらいこともあるかもしれません。
私がそうです。
TAWAN BLUEは完全予約制、セラピスト1名のため、誰にも会うことはありません。
気軽にアロマを活用してボディケアをご利用いただけます。
0.2秒
0.2秒。1秒より短いこの数字、何かというと香りが脳に到達する時間です。
香りの分子は鼻、喉を通って気管や肺、膜から血管壁を通って吸収されます。また鼻の付け根にある嗅上皮に集中している嗅覚神経から大脳の中心部にある大脳辺縁系というところへ届きます。
大脳辺縁系は感情や記憶に関わります。
昔嗅いだ香りに出会った時に当時のことを思い出した経験はありませんか?
それは香りのルートが関係しています。大脳辺縁系から視床下部へ送られるのですが、この視床下部というところは、内臓の働きを調整する自律神経や、ホルモンを分泌する内分泌系を調整しています。その後大脳新皮質や脳下垂体にも伝わり
自律神経やホルモン系、免疫系を調整し心身共に影響を与えているんです。
香りは脳にダイレクトに伝わる、いわゆる脳の栄養となるもの。全身のあらゆる調節を瞬時に行う可能性があるんです。
そう考えると、
自然の香りと人工香料の香りのどちらが体に良いかは想像ができますよね?
TAWAN BLUEでは、メディカルアロマといい精油(アロマ)の持つ薬理作用を活用した使い方をしています。
上質な精油を使い、日々の健康維持や心身の管理に役立て、より健康な日々を過ごせるサポートをしています。
精油は今、似たような容器でどこでも販売しているのでどれも同じに感じると思います。
わかりやすい目安としては価格です。これはなぜ高いのかというと、TAWAN BLUEで使用している精油で話すと
農薬を一度も使ったことのない土地でのみ栽培
農薬不使用
植物の最適な時期に摘み取り
など種まきから摘み取りまでこだわっています。
農薬を使わない、遺伝子組み換えもしていないので十分に収穫できない時もあります。大量販売されている精油は遺伝子組み換えなどで安定して収穫できるようにされていることが多いです。
そして植物の持つ芳香成分が十分に含まれている精油、セラピーグレードと呼ばれる精油は世界流通の2%なんです。
日本ではまだまだ雑貨扱いなので、香りを楽しむものが多いですね。
大切なお客様の肌に塗布し、肌から吸収し血流に乗って体全身をめぐるわけですから、
植物そのものの品質や使用部位、抽出方法(安価なものは石油を使用したり、他のものでかさ増ししているものもあります)、純度100%で農薬などの残留物や添加物のない安全な精油を使用しています。
ちなみに、皮膚を通して血液に入り、体の組織に伝わります。
皮膚は大きく分けて表皮、真皮、皮下組織の3層から成り立っていますが、表皮と神秘の間には保護膜があります。通常はこの保護膜を通過できる物質は少なく水や紫外線はカットしてくれます。
しかし精油はこの膜を通過して血管やリンパ管に入り様々な作用に関与すると考えられています。
筋肉疲労、関節痛など肉体的な疲労はもちろん、ストレス、不眠などの精神的な疲労にも役立てることができる精油。
植物や香りって侮れませんよ^ ^
グレープフルーツの精油は脂肪分解!?
メディカルアロマで活用する精油には植物の持つ化学的な成分(芳香成分)があります。
植物は生まれる場所を選ぶことができないので、その場所で生き延びるため、また子孫繁栄のためにそれぞれに力を持っています。
虫除けや甘い香りの果実なんかがそうですよね。傷がついた時に出てくる樹液もそうです。
今日はグレープフルーツについて少しご説明します。
グレープフルーツ精油には食欲を抑制や脂肪分解などといった効果があると書籍やネットで検索すると出てきます。
実際にTAWAN BLUEでお客様にも作用を話すと、
たっぷり使ってください!!
という方もいらっしゃいます(笑)
1点注意としては、グレープフルーツなど柑橘類にはフロクマリン類と呼ばれる成分が精油に入っているものがあります。
このフロクマリン類は、紫外線などを受けると分子が励起(外部からエネルギーを与えることによって原子、分子などをより高いエネルギー状態に移すこと)しエネルギーを溜め込んだ後放出するという性質を持っており、皮膚に炎症や痒みを及ぼし得ることが知られています。これを光毒性と言われています。
そのため、マッサージ後に紫外線に当たるケースは避けたい精油なので夜のご来店がおすすめです♪
さて、このグレープフルーツ精油ですが、ヌートカトンと呼ばれる成分が含まれています。
柑橘系に多い成分のリモネンだけではなくヌートカトンも自律神経活動の変化の有効成分であることを示す結果も出ています。
グレープフルーツの香り刺激には、白色脂肪組織と褐色脂肪組織を支配する交感神経を興奮させる作用があります。
グレープフルーツの香り刺激によって交感神経が興奮すると白色脂肪細胞で脂肪分解が起こります。
次に脂肪分解によって生じた脂肪酸を使い、褐色脂肪細胞が熱を作りだします。(熱生産)
この熱生産によってエネルギーの消費が促進され、結果ダイエットにも効果的と考えられています。
ちなみに、嗅ぐよりも食べてしまった方が体に入って効果が出そう!?
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、答えは
NO!!です。
食べ物や飲み物が胃や腸に入ると胃腸の昨日を高めるために副交感神経が興奮します。
それによって白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞を支配する交感神経が抑制されていまうので脂肪分解の現象、体温の低下が起こります。
嗅ぐ方が効果的なんですね^ ^
このように、ただグレープフルーツが脂肪分解です。とだけだとどう脂肪分解なのかわからず、場合によっては精油より食べた方が良いと思う方もいらっしゃると思います。
TAWAN BLUEでは化学的な根拠に基づいて精油を使用できるよう日々勉強しております。