ブログ

2024-05-13 13:37:00

なぜ深層のリンパを意識しているのか?

アロマオイルトリートメントというと、ゆったりとなでるようなイメージを持っている方もいらっしゃいます。

深部と書いているので、TAWAN BLUEをご利用のお客様の多くはご理解された上でご来店されていますが、何度か

「思ったよりもしっかりしていた」

「変わった手法ですね」

と言われたことがあります。ただ、これらを仰ったお客様は悪い印象ではなく良かったというご意見の上でのことでした^ ^

 

手法はオイルトリートメントに限らず様々でセラピストによっても異なります。

アロマオイルの場合、リンパへアプローチするということは聞いたこともあるかと思います。

心臓から出た血液(動脈)で運ばれた栄養や酸素は細胞外液(組織液)にいったん放出され、それぞれの細胞に運ばれます。細胞はこの栄養や酸素のおかげで自分の仕事をすることができます。

そして、その仕事で出たゴミ(老廃物)や二酸化炭素を今度は細胞が細胞外液(組織液)に放出します。

細胞外液には、「栄養や酸素」と「老廃物や二酸化炭素」が混在しているんですね。

 

ゴミ(老廃物)が家の外に捨てられたままでは大変です。約90%は毛細血管が回収します。そしてゴミ(老廃物)や二酸化炭素の多い静脈性の毛細血液となり、「静脈」と名前を変えます。

このように家庭内の通常のゴミを回収するような役割が静脈です。

しかし、静脈で回収できない大型ゴミや細菌の死骸など(約10%老廃物)つまり「すぐ血管に入っても大丈夫?体に害はない?」と思われるゴミは、静脈ではなくリンパ管に回収されます。そしてリンパ液と名前を変えます。

このリンパ液は最終的に静脈に合流し心臓に戻って動脈血隣、心臓からまた全身に血液を配布していきます。

このように大型ゴミを回収するのがリンパ液です。

 

そしてこのリンパ液の流れるリンパ管、浅層と深層の2層に存在し、5種類のリンパ管があります。

浅層リンパと深層リンパをつなぐリンパ管もあります。

 

冒頭に書いた、ゆったりとなでるイメージは浅層リンパへアプローチしている手法です。

TAWAN BLUEは深層リンパへアプローチしています。

 

その1つは、排液のスピードです。

 

浅層リンパのみの排液では、深層までリンパが排液される速度は、深層リンパ管を活性して浅層リンパ液を引き込む場合の約500分の1〜100分の1と言われています。

動脈の拍動を利用してリンパ液を排液する深層リンパと毛細血管の血流を利用して排液する浅層リンパ管と違いがあるからです。

動脈の流れは1秒あたり約50cmに対し、毛細血管の流れは1秒あたり約0.05cmです。

深層の血流は浅層の血流の1000倍の速さなんです!

 

大型ゴミはいつまでも置いておきたくないですよね?

より効率的に早く、スムーズに排出させるためTAWAN BLUEでは深部をアプローチしています^ ^

 

1.jpg   2.jpg

投稿用のコピーのコピー - 5.jpeg

2024-04-23 13:46:00

TAWAN BLUEの精油の使い方

アロマテラピーには大きく、フランス式とイギリス式に分けられます。

フランス式は医療、医薬品としての分野を中心に普及しているのに対し、イギリス式は、美容、エステ、リラクゼーションとして普及しています。

フランスでは薬局に精油が売られているほどポピュラーです。

そして精油といってもグレードがあり、医療や医薬品として使用できるメディカルグレードの精油は世界流通の2%です。

メディカルグレードの精油は、精油の内容成分を分析、研究され医師が治療目的に使用しているものになります。

内容成分も明らかにされており、必ず成分明示されています。

 

日本も今まではイギリス式の影響下にあったので、アロマといえば、香りを楽しむもの。女性がしているイメージ。などの印象がある方もまだ多いと思います。

 

ご存知でしたか??

 

アロマテラピーの歴史で、最初にアロマテラピーと名付けたのは、フランスの学者の男性です。

実験中に火傷を負い、近くにあったラベンダー精油を塗布したところ治癒が早まったことをきっかけに研究されました。

また、医療現場で使われたのは、フランスの医師が軍人への治療からです。

 

つまり、アロマテラピーは男性によって名付けられたり、男性への治療に活用されているんです。

女性だけではなく、男性もアロマテラピーでボディメンテナンスをすることは珍しいことではなく、ごく普通のことなんです。

 

TAWAN BLUEでは、治療ではありませんがフランス式アロマテラピーを活用したアロマオイルトリートメントを行っています。

言葉にすると、

精油の香りの匂い刺激が、自律神経活動の変化を介して、整理機能に影響を与える。

ということになります。

例えばラベンダーについて。

ラベンダーはリラックスです!なんて使い方はしていません!

わかりやすく、リラックスという言葉を使うことはありますが、精油はリラックス。なんてメディカルグレードでは単純な使い方はしません。

※ちなみに安価な精油は、100%ではなかったり、交配種、エタノールなど他のものが混ざっていたりします。

 

真正ラベンダー精油の主な成分は、酢酸リナリルとリナロールで残りはテルピネン4-ol、1.8シネオール、カンファーなどです。

リナロールと呼ばれる成分には、光学異性体というものがあり、天然のラベンダーにはリナロールが圧倒的に多く見られますが、流通しているラベンダーの多くに偽和(混ぜ物)が認められています。

 

ラバンジンと呼ばれる交雑種は、人為的に掛け合わせて作られたもので、栽培がしやすいため採油率が高い特徴があります。流通を考えるとたくさん精油が取れる方が売る側としては良いですよね。

 

TAWAN BLUEで使用しているブランドは、一度でも農薬を使用した土地は使わない徹底ぶり。

収穫もそれぞれの最適な時間、タイミングで行います。そのため、気候環境により収穫がうまくいかなかった場合には在庫切れがあります。

 

脳の栄養とも言われる香り。

日常から全ての人工香料を取り除くことは難しいですが、体のメンテナンスの時に、鼻から脳へ、鼻から肺へ、皮膚から血液へ届けるとき。

 

人工的な香りか、本物の香り。どちらが良いでしょうか?

 

後者を選んだ方にTAWAN BLUEはおすすめでのサロンかもしれません。

IMG_0856.jpg

2024-04-15 16:33:00

香りでボケ予防

においはダイレクトに脳に働きかける

 

ということは何度かこのブログでも書いております。

嗅覚だけではなく、視覚、聴覚、触覚、味覚、の「五感」と呼ばれる感覚刺激は、すべて神経インパルスに変換されて脳に伝達します。

その中でこの伝達のプロセスが最も短いのが嗅覚です。

 

精油の香りを嗅いだとき、精油成分の 分子は、鼻の奥にる各器官に伝達されます。

最終的に大脳辺縁系に達し、大脳皮質の嗅覚野で「におい」として認知されます。

大脳辺縁系は大脳新皮質と比べて発生学的に古い型の皮質です。情動、記憶、本能行動、動機づけ、自律神経調節など多彩な機能に関係しています。

大脳辺縁系にある海馬と呼ばれる場所は、直近から2年ぐらいまでの近い過去の記憶を蓄積する器官です。

最近の研究によって、嗅細胞から伝わった信号が海馬を活性化することが認められました。

 

これはどういうことかというと、簡単にお伝えすると、

精油を香ることにより、におい分子が記憶や自律神経を調整する脳の部位へ送られる、この一連のリレーが行われることで

脳の活性化、特に学習や記憶を担う部位を活性化させる作用があります。

つまり、認知機能の改善、予防をすると考えられます。

 

40歳を過ぎると健康についても色々と考えされる年齢に突入します。

できる限り、誰かの介助なく自分のことは自分でできるように。

そのためにも筋肉はもちろんですが、筋肉を動かすのも脳からの指令によるもの。

脳を活性化させることも大切と考えています。

 

メディカルアロマには脳を活性化させる働きが期待できます。

マッサージをしながら、脳も活性化しボケ防止。健康な体で日々のパフォーマンスが下がらないようにする

そんなサロンです^ ^

 

IMG_0856.jpg

 

2024-03-27 19:31:00

ご新規様、施術終了後に

先日のご新規様のお話。

ディープアロマオイル120分でご予約の50代男性のお客様。

お仕事で移動が多く、沖縄へも定期的にお越しになっているとのことでした。

お仕事内容や多い姿勢などを伺ったり、たわいもないお話から日頃どんなことに注力する配分が多いのかな。などを見極めながら聞いています。

初めての方の場合、ご来店すぐに本当のことを全てお話しされることはほぼないと考えているので、ほんの少しの言葉、動作など逃さないように心がけています。

 

今日TAWAN BLUEで何を望んでいるだろう。

 

「歩きすぎて足がだるい」

「重い荷物を持つことがあった」

「デスクワークで足がむくんでいる、肩こりもある」

などの肉体的な疲労のほかにも、

 

「仕事の特性上常にアンテナを張っている」

「役職のある立場にいる」

「事業をしている」

などで自覚、無自覚を含めて精神的な疲労の方もいます。

 

肉体的、精神的な疲労のケアができるのって、治療院ではないボディケアサロンの特徴の1つと思っています^ ^

 

精神的なケアに関して、TAWAN BLUEではスピリチュアルなケアではなくて、精油を活用しています。

何度も書いていますが、精油って香りだけではないし、「リラックス」「浄化」「気分が上がります」なんてふんわりした言葉だけのものでもないんですよね。

 

化学的に物質の神経伝達による脳への働きかけなんです。

 

先日のご新規様にもお話や動作などから必要そうな精油をピックアップして選んでいただきました。

 

終わった後の、アフターティーをお出しした時には、

 

「沖縄へ来た時の楽しみができました」

 

とおっしゃっていただけました。

 

そして

「お一人でされているのも良いですね」

とのことでした。

たくさんのスタッフさんがいるお店との違いは完全にマンツーマンということですよね。

国際通りに近いですが、幸いそんなに賑やかでもないので比較的静かにご滞在いただけます。

 

さらにディープアロマオイルの感想では

「ここにいるし寝てないんだけど、どこにいるのかわからないふわふわした感覚だった」

とのことでした。

いつも自分というものを意識している、見られることが多い方ほど感じるかもしれません。

 

自分のための空白の時間

 

を作ることで、スペースができ、ひらめきが生まれることへつながると考えています。

私自身空白の時間を意図的に作るようにしています。

 

お忙しい時こそ、一度立ち止まって空白の時間を作ってみませんか?

 

投稿用のコピーのコピー - 7.jpeg

2024-03-24 13:36:00

なぜ深層リンパへアプローチしているのか。

TAWAN BLUEのディープアロマオイルは浅層のリンパではなく、深層のリンパへアプローチしていると投稿しました。

リンパ液が流れているリンパ管は、真皮・皮下組織内にある浅層リンパ管と浅層から筋筋膜(筋肉の膜)を突き抜けて深部にある深層リンパ管、合わせて5種類あります。

浅層リンパ(毛細リンパ管・集合リンパ管・輸送リンパ管)、浅層リンパ管と深層リンパ管を結ぶ穿孔リンパ管、そして筋筋膜の下層にある深層リンパ管があります。

 

リンパは自分の力では心臓へ戻ることができず、筋肉の収縮や動脈の拍動などを頼りにしています。

浅層リンパ管は毛細血管の血流を利用しているのに対し、深層リンパ管は動脈の力を利用しています。

動脈の流れは1秒あたり約50cmに対し、毛細血管の流れは1秒あたり約0.05cmです。

深層の血流は浅層の血流の1000倍の速さと言えるんです。

 

老廃物など不要なものは効率よく流してしまいたいですよね?

 

深部のリンパ管に直接触れることはできませんが、

・筋肉、筋膜へのアプローチ

・自律神経へのアプローチ

など(その他にもあります)

を活用して流れを促すことができます。

 

深層筋へアプローチするディープティシューテクニックと、脳への科学的アプローチをするメディカルアロマはまさに深部リンパへのアプローチに最適な方法です!

 

TAWAN BLUEで深部へアプローチしている理由の1つをご紹介しました^ ^

 

IMG_7188.jpg

 

 

 

 

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ...