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メディカルアロマセラピーとアロマセラピー
アロマオイルコースの際、TAWAN BLUEでは約60種類の精油の中からその日のお客様のお身体の状態や気分で4〜5種選び出します。
これはTAWAN BLUEのメディカルアロマの良いところの1つなんです。
精油(アロマ)を使用する場合
アロマセラピーとメディカルアロマセラピーがあります。
【アロマセラピー】
リラクゼーションや香りを楽しむことを主な目的とし、ディフューザーで炊いたりアロマバスなどで用いられます。比較的誰でも安全に楽しむことができます。
オイルトリートメントの場合、使用する精油濃度が0.5〜2%で行われます。
【メディカルアロマセラピー】
精油が持つ薬理効果を、皮膚疾患、伝染病疾患、神経性疾患などに役立てたり、自然治癒力を高め心身を健康な状態へと導く目的で用いられます。精油学など専門知識が必要です。
オイルトリートメントの場合、使用する精油濃度は5~20%(医療として使用されているフランスでは10〜100%)で行われます。
どちらも香りの効果を得る目的で用いられるのは同じですが、一般的なアロマセラピーは主に香りやリラクゼーションを楽しむことが目的ですが、
メディカルアロマセラピーでは心や体の不良、機能改善を目的に代替え医療の1つとして医療や福祉の現場で導入されています。
香りが直接脳へ作用する、また経皮吸収で全身を巡るメディカルアロマセラピーは、まさに心と体のケアに最適と感じています。
筋肉疲労、関節など痛みや炎症
風邪や花粉症 での鼻詰まり、咳などの諸症状
気持ちの浮き沈みや体の重だるさ、疲労感
不眠などの睡眠障害
更年期障害やうつ
老化に伴う意欲低下や認知障害
こういったものに合わせて必要な精油を使用します。
施術前の精油選びは、ただ香りを選んでいるのではなく、あなたの心身が今必要としている精油を選んでいるんです^ ^
風邪やコロナが流行っている時にはアロマテラピー♪
最近、ご来店のお客様から
「風邪をひいていました」
というお声をよく聞きます。職場の方が咳き込んでいた。などなど。
他県はわからないですが、沖縄は今風邪が流行しているように感じます。
風邪予防に体力が落ちないようにしないと!
免疫力を高めないと!
きちんと睡眠時間を取らないと!
手洗いうがいの他にこのようなことを風邪予防で意識したりしませんか??
これらにとってもオススメなのが、そう
精油
なんです。
精油といっても何度も言っているようにメディカルグレード(薬理作用をもつ)精油でないと意味がありません。
街中でデュフューズ用に販売されている精油はメディカルグレードではないと思います。
価格が目安になりますが、TAWAN BLUEで使用している精油は一番安価な精油でも2000円台です。価格は、土地や育て方の手間暇も含めた価格なので1つの基準になります。
さて、精油の細かいことはこのくらいで、風邪予防について。
精油の体内への吸収ルートは、
鼻腔・・・鼻から脳へ
呼吸・・・鼻から肺(全身)へ
皮膚・・・肌から全身へ
とがあります。
鼻が詰まっている時などは鼻から香ることも効果的です。
日常の体調を整える使い方として
皮膚から吸収し全身へ届ける(アロマオイルマッサージ)がオススメです。
精油の分子量はとても小さく(点滴と同じくらい)、簡単に皮膚から吸収します。
毛穴や汗腺からも吸収され皮下組織へと浸透し、毛細血管やリンパ管を通じて体内に入った成分は血液中に入り全身へ運ばれます。
精油の成分の吸収速度は分子量の大きさによって異なりますが、塗布後約15〜20分で血液中に精油成分が検出されます。
免疫強化、抗ウイルス、抗菌、抗炎症作用などを持つ精油があり、これらの精油を活用することでこの作用が体全身をめぐり働きかけてくれます。
日々お客様をマッサージしている時に手から吸収しているので、私も風邪を引くことが少ないです。
精油のおかげですね♪
大事な予定がある場合や自分がしっかりとしないなどの立場に置かれている場合など、日々のメンテナンスとしてご利用されることがオススメです♪
ディープアロマオイルコース
アロマオイルトリートメントといってもセラピストが学んだ手法によって様々です。
オイルを使った手法もパッとあげるだけで
・スウェディッシュマッサージ
・ロミロミ
・バリニーズ
・アーユルヴェーダ
・スポーツアロマ
・ディープティシュー
※順不同
などたくさんの種類があります。セラピストがそれぞれをどれを学ぶかによって触れ方やほぐし方、リンパの流し方が違ってきます。
TAWAN BLUEのアロマオイルはどんなマッサージ??
私も色々と学んできました。その上で今の形になりまだまだ発展途中です。
現在は、ボディケアやアロマオイル共に深層筋をほぐすディープティシューを取り入れています。
ディープティシューとは?
深層筋に効果的にアプローチするテクニックです。じっくりと身体の深部に働きかけ、かたくなった組織の緊張を緩めることで、痛みの軽減や可動域の改善などに効果があり、米国では最もポピュラーなマッサージの1つとされています。
※ネットより抜粋※
深層筋や筋膜にアプローチし、より深く筋肉の流れを整え、凝りや痛みの原因となる筋肉や筋膜にできる硬結をほぐします。
アロマセラピーやリラクゼーションアロマオイルが表面を撫でるような心地よい手法とすると、ディープティシューは浅い表面の筋肉から順に深層の筋肉までほぐします。
TAWAN BLUEではトリガーポイントや筋膜リリース、ストレッチなども取り入れているので、理学療法的な手法や指圧などボディケアの手法も行います。
アロマオイルコースでもストレッチを行う場合はこのようなストレッチを入れています。
TAWAN BLUEでは、オイルを使って肌に直接触れ、オイルや手の温かさ、そしてアロマの香りで時にリラックスし、そして深部筋肉をほぐす手法やメディカルなフランス式精油のブレンドで体の中からもアプローチし動きやすい身体へと導きます。
吸収経路で変わる精油の「効き方」
精油(アロマ)は様々な吸収経路があります。
経鼻、経皮など、それぞれの方法によって吸収経路や薬理作用が異なります。
精油は植物から抽出した100%天然の芳香物質で様々な化学物質(有機化合物)が集まってできています。
精油によって異なりますが、数十〜数百の化学物質で構成されています。
「この個別の成分にはこういう作用がある」というところまではある程度明らかになってきていて、含まれている化学物質が複雑に影響し体への作用が違ってきます。
また吸収経路の違いによっても働き方が異なります。
今回は、においの電気信号が脳を刺激して発生する作用についてまとめました。
ややこしいことも書いていますので、作用を大きな文字にしましたのでそこだけでもご覧いただければ精油ってこういうことに働いているんだ!ということを知っていただけると思います。
自律神経の調整
芳香成分が嗅神経から視床下部、脳幹を経て自律神経に作用します。この作用によって交感神経と副交感神経のバランスを整えます。
不眠症にはいくつかの原因があると言われますが夜に副交感神経が優位にならないのも原因の1つです。精油の香りはこうした自律神経の不具合を調整する作用があります。
ホルモン(内分泌系)の調整
ホルモンは全身の機能を調整する役割です。精油のホルモン分泌を調整する作用は月経前症候群(PMS)や更年期障害の治療にも応用されています。
免疫系の調整
免疫系も脳の視床下部が司っていると考えられています。
視床下部の神経から出る情報は末梢の自律神経を刺激し、骨髄における造血を調整します。
精油の芳香成分によって視床下部を活性化し、免疫系の働きを向上させることが期待されています。
認知機能の向上
認知症の患者においても精油の香りを嗅ぐことによって認知機能が向上する実験結果が報告されています。
アルツハイマー病では嗅神経から海馬に神経障害が広がることが知られていて、初期の段階から嗅神経を効果的に刺激することで認知症が予防できる可能性も示唆されています。
感情・情動行動の調整
ヒトの感情や情動を司っているのが大脳辺縁系の特に扁桃体と呼ばれる部位です。
精油の芳香成分によって発生した神経インパルスはこの大脳辺縁系の神経細胞に働きかけ、不安感やうつ状態などの改善効果が認められています。
鼻から香った場合に精油が体へ働きかける作用です。
不眠気味のお客様から、
朝まで眠れた!
家族に寝ている時の呼吸が変わった!
夢でうなされなくなった!
などとお声もいただいています。
ただし!ご注意ください!!
この精油の芳香成分はセラピーグレードと呼ばれる世界流通の2%の精油にて活用することができます。
そうでない精油は植物性でも芳香成分が微量またはほぼなし。というものがあります。
TAWAN BLUEで使用している精油は正真正銘セラピーグレード。
ローズ精油は1滴(0.05ml)に約50本分のバラの花びらを使用していると言われています。
イランイランは朝方に開花するので早朝に摘み取るなど植物の最適な状態を使用した精油です。
この精油を使用したディープアロマコースは、心も体もメンテナンスできるコースです^ ^
なぜ深層のリンパを意識しているのか?
アロマオイルトリートメントというと、ゆったりとなでるようなイメージを持っている方もいらっしゃいます。
深部と書いているので、TAWAN BLUEをご利用のお客様の多くはご理解された上でご来店されていますが、何度か
「思ったよりもしっかりしていた」
「変わった手法ですね」
と言われたことがあります。ただ、これらを仰ったお客様は悪い印象ではなく良かったというご意見の上でのことでした^ ^
手法はオイルトリートメントに限らず様々でセラピストによっても異なります。
アロマオイルの場合、リンパへアプローチするということは聞いたこともあるかと思います。
心臓から出た血液(動脈)で運ばれた栄養や酸素は細胞外液(組織液)にいったん放出され、それぞれの細胞に運ばれます。細胞はこの栄養や酸素のおかげで自分の仕事をすることができます。
そして、その仕事で出たゴミ(老廃物)や二酸化炭素を今度は細胞が細胞外液(組織液)に放出します。
細胞外液には、「栄養や酸素」と「老廃物や二酸化炭素」が混在しているんですね。
ゴミ(老廃物)が家の外に捨てられたままでは大変です。約90%は毛細血管が回収します。そしてゴミ(老廃物)や二酸化炭素の多い静脈性の毛細血液となり、「静脈」と名前を変えます。
このように家庭内の通常のゴミを回収するような役割が静脈です。
しかし、静脈で回収できない大型ゴミや細菌の死骸など(約10%老廃物)つまり「すぐ血管に入っても大丈夫?体に害はない?」と思われるゴミは、静脈ではなくリンパ管に回収されます。そしてリンパ液と名前を変えます。
このリンパ液は最終的に静脈に合流し心臓に戻って動脈血隣、心臓からまた全身に血液を配布していきます。
このように大型ゴミを回収するのがリンパ液です。
そしてこのリンパ液の流れるリンパ管、浅層と深層の2層に存在し、5種類のリンパ管があります。
浅層リンパと深層リンパをつなぐリンパ管もあります。
冒頭に書いた、ゆったりとなでるイメージは浅層リンパへアプローチしている手法です。
TAWAN BLUEは深層リンパへアプローチしています。
その1つは、排液のスピードです。
浅層リンパのみの排液では、深層までリンパが排液される速度は、深層リンパ管を活性して浅層リンパ液を引き込む場合の約500分の1〜100分の1と言われています。
動脈の拍動を利用してリンパ液を排液する深層リンパと毛細血管の血流を利用して排液する浅層リンパ管と違いがあるからです。
動脈の流れは1秒あたり約50cmに対し、毛細血管の流れは1秒あたり約0.05cmです。
深層の血流は浅層の血流の1000倍の速さなんです!
大型ゴミはいつまでも置いておきたくないですよね?
より効率的に早く、スムーズに排出させるためTAWAN BLUEでは深部をアプローチしています^ ^