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香りの感じ方は男女で違う!?
オイルを使用するコース(ディープアロマオイル、ホットストーン、筋膜リリース)の場合、毎回お客様の今の心身の状態に合わせて最適な精油をご案内しながら一緒に決めています。
目安としては約60種類の精油の中から5種類前後選びます。
その日によって良い香りと苦手だなって思う香りが違うのも面白いです♪
タイトルの男女で香りの感じ方が違うのか?
という内容ですが、TAWAN BLUEにご来店される男性、女性のお客様と精油を選んでいる時に男女で共通点があるなと感じます。
(私個人の感じ方なので特にどんなところかは明記は控えます(^^;;)
では実際の人体としてはどうなのか。
研究などでは様々な報告が出てきていますが香りは好みもあるので正確とは言い難い状況もあるようです。
先日興味深い研究報告を目にしました。
精油の自律神経に働きかける変化を調べた研究なのですが、その中でこのようなことがありました。
解剖学的に脳細胞の嗅覚を感じる部分の数を測定した結果、女性では嗅覚情報の処理に関わる脳細胞「嗅球」が男性より平均43.2%多くさらにニューロンの数に関しては49.3%多いことなどから嗅球が多い女性の方が嗅覚が鋭いと報告しており男女差が生じる要因の1つではないかと考えられる。
男性と女性で嗅球の数に差があるというのは驚きですね。
考えてみれば、恋人の香りが好きということも聞いたりしますね。
男性よりも女性の方が脳でにおいを判断する時にコントラストをつけやすく感受性が高いということなんですね。
とはいえ、
アロマテラピーの名付け親のルネ・モーリスガットフォセ博士、初めて医療現場で精油を活用した軍医のジャンバルネ 博士は戦場で負傷した戦士の治療に使用しました。
このように男性がアロマと深い関わりと持ちながら
アロマ=女性
というイメージがまだまだ日本にはあるのではないかなと感じています。
男性だって精神的なストレスはあります。
身体、心(精神)は繋がっています。これらのバランスを整えることが健康、そして環境を変えることにもつながるのではないでしょうか。
よりホリスティックにお客様と向き合うのがセラピストとして目指す場所です。
コロナ感染が増えている今、免疫を高めるために
最近お客様との会話の中で、
友人と会う約束をしていたらコロナにかかったみたいでキャンセルになった
など周りにコロナ感染をされた方が増えているように感じます。
感染しないように免疫力を高めよう!
感染しないためには、やはり自分自身のお身体が元気なのが大切ですよね♪
こんな時にもアロマテラピーの出番です。
私たちの体は、自律神経、ホルモン分泌、免疫とこの3つがうまくバランスを取り合うことで健康を維持しています。
しかし、ストレスや疲労の蓄積、睡眠不足などの状態になると、これらのバランスが上手く保てなくなり免疫機能が低下してしまいます。
精油の中には、抗うつ作用や鎮静、抗不安作用など様々な働きを持つものが多く存在しているので、免疫力を高めたい時にも役立ちます。
私も最近はサロンのディフューズに免疫系を選んだりしています。
TAWAN BLUEでは主にディープアロマオイルやホットストーンなどオイルを使用したメニューの際に様々な精油を活用します。
そのほかでは、お客様がご来店される前にデュフューザーの香りを季節や環境、リピーター様でしたらお好きな香りなどでお出迎えしていますので風邪が流行る季節には抗菌、抗ウイルス系を使用したりしています。
アロマオイルコースではお客様のご体調や気分に合わせて約60種類の精油の中から4〜5種をピックアップ。
この際に、抗菌、抗ウイルス、抗感染など免疫の働きを高めて活性化する作用を持つ精油を使います。
毎日アロマオイルをしているので、自然と手や腕から精油の成分を吸収しているので、あまり体調も崩すことが少ないです♪
個人的感想ですが、デトックスなど排出も促されているのか、今までよりもお酒にも強くなった気がします。(何度も書きますが個人的感想です)
筋肉疲労、ストレス、免疫力を高める、これらを同時にできるのがディープアロマオイルです!
体調を崩すと辛いですよね。
メンテナンスで元気な毎日を送りませんか?
男性ホルモンと睡眠
先日、男性更年期に精油が活用できることを書きました。
男性ホルモンの減少により、様々な精神、身体、性機能の症状が現れます。
特徴は、
【身体症状】
関節症、筋肉痛(痛みが感じやすくなる)
肩こりがひどい、腰痛、疲れやすい
発汗やほてり
肥満、メタボリックシンドローム
頻尿
【精神症状】
イライラ
不安、パニック
うつ
不眠
興味や意欲の喪失
集中力、記憶力の低下
【性機能症状】
ED
性欲低下
朝立ち(医学的にはモーニング・エレクション)は心筋梗塞や糖尿病とも関連性があり健康の指標です。
です。
その中の睡眠について。
男性ホルモンは睡眠中の副交感神経が優位の時に分泌量が増えます。
つまり、
睡眠不足になるとテストステロン(男性ホルモン)が低下しやすい状態
になります。
ちなみに、男性ホルモンとは別ですが、先月東京で参加した睡眠学者の柳沢教授のお話の中に
・1日6時間睡眠を続けると睡眠負債が溜まり、完徹(完全な徹夜)と同じくらいパフォーマンスが下がる
・1時間いつもより足りない睡眠時間(負債)を返済するのに4日ほどかかってしまう
ということがありました。
パフォーマンスが下がると何事もスムーズにできません。
TAWAN BLUEではこのパフォーマンス向上も目指しています。
気になる場所だけをほぐすのは、その場しのぎにしかなりません。
日々の生活の向上を目的としています。
睡眠もホルモン分泌にも副交感神経がキーワードということですね。
そこで精油の登場です!
TAWAN BLUEでは、単にリラックスではなく精油の成分を活用しています。
精油の中にも成分として集中力を高めるものや興奮作用のものもあります。
そして、
交感神経の興奮を抑える成分(例、酢酸ゲラニル、リナロール)、自律神経の緊張緩和(例、酢酸ボルニル)
などのように副交感神経を優位にすることを促す精油を使用することで体へ働きかけます。
ディープアロマオイルコースは、凝りだけではなく脳のケアにもなるんです♪
日焼けにアロマが大活躍♪
最近は日差しが強くて紫外線の破壊力がすごく歩いているだけでも肌が痛い時がありますね。
日頃から日焼けなど紫外線ケアはしないといけないのですが、なかなかきちんとはできていない気がします。
沖縄へ引越してきてから、休日などで長時間外出しそうな時に日焼け止めを塗るようになったくらいでしょうか。
そんな僕も、サロンに行けば何かしらあるのでTAWAN BLUEを開業してからは精油やクレイ(今はメニューにございません)を活用しています。
そう、精油って日焼け後のケアにも使えるんですよ♪
もともとフランスでアロマテラピーが生まれたきっかけは、フランス化学者のルネ・モーリス・ガットフォセ博士が作業室での実験中に爆発事故が起こり、
ガットフォセ博士は火傷を負ってしまったのですが、手元にあったラベンダー精油を使用したところ、治癒が早まったことからラベンダー精油の優れた特性を体験しました。
これをきっかけにエッセンシャルオイル(精油)の研究が進みアロマテラピーが生まれたんですね。
火傷にラベンダーを使用。日焼けにもラベンダーは効果が期待できます。
リナロールや酢酸リナリルが豊富で、鎮静、抗菌、抗炎症、血流増加、抗ウイルスなどなど
僕は鎮痛、鎮静で使うことが多いです。
※ラベンダーにも種類がありTAWAN BLUEで使用しているラベンダーアングスティフォリアという精油の話です。
アロマオイルコースの場合は、直接肌に精油をブレンドした植物性のオイルを塗布するので、浸透します。
お肌の鎮静、そのほかにしみ・しわ、皮膚再生などに働く精油も混ぜることも可能です。
同じ体に塗布するなら、化学成分や人工香料よりも体に働きかけるものの方が良いと僕は思っています。
ご自身の体のケアに、日焼けのケアに。
一度お試しになってみてはいかがでしょうか?
男性ホルモンとアロマ②
先日、更年期障害の原因でもある
男性ホルモン、女性ホルモンの低下に精油が活用できる
ということを書きました。
このホルモンは決して性機能だけではなく身体や精神面にも関わっているんです。
うつだと思っていたらホルモン低下だったということもあるようです。
※この辺は私では判断ができませんので、そうかな?と思われた際は受診されることをお勧めします。
性ホルモンの流れを司っているのは、女性と同様に脳の視床下部と下垂体という所です。
視床下部から性腺刺激ホルモン放出ホルモン(ゴナドトロピン放出ホルモン)が分泌されて下垂体を刺激し、黄体化ホルモンと卵胞刺激ホルモンを分泌するよう指令を出します。
黄体化ホルモンと卵胞刺激ホルモンは精巣内にある2種類の細胞を別々に刺激します。
黄体化ホルモンの刺激を受けて、精巣では男性ホルモン(テストステロン)が作られます。
また卵胞刺激ホルモンは男性ホルモン(テストステロン)とともに生死の発生を促します。
この黄体化ホルモンと卵胞刺激ホルモンの分泌を促す視床下部という場所、
精油ともつながりがあるんです!
嗅覚は五感の中でも唯一脳へダイレクトに届きます。
香りの分子を嗅覚がキャッチすると(細かいルートは省略します)感情や本能をつかさどる大脳辺縁系、自律神経をつかさどる視床下部へ情報が伝わり、
体温や睡眠、ホルモン分泌、免疫機能などのバランスを整えます。
ホルモン分泌!?
そうなんです。香りの成分は本能的な働きや記憶などを整えるのに役立つんです。
精油の中には女性ホルモンのエストロゲン様作用を持つものがあり、女性ホルモンの分泌やホルモンバランスを整え、更年期特有の諸症状の緩和、軽減が期待できるものがあります。
先ほども書いたように男性ホルモンの生成にも関わっているということは、この精油は男性にも役立つということが言えますよね!
女性だ毛ではなく男性の更年期症状にもアロマは大活躍です♪