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〜その2〜 ストレッチの効果
その1では、可動域改善と筋緊張の低下のお話をしました。
本日は
その2、「血液循環の改善」
血液循環の改善は、筋肉を緩める為に筋細胞内に放出されたカルシウムを筋小胞体へ取り込む時の
エネルギー源であるアデノシン三リン酸の生成を活発にし、筋収縮から弛緩への移行をスムーズにするとともに、
筋疲労の回復を促すことが考えられます。
健常人を対象とした実験では、ストレッチ後の血流量はストレッチ時間が長くなるに伴い、
多くなる傾向があり、運動前のストレッチが運動後の皮膚温上昇にも関与すると報告されました。
つまり、ストレッチで血流が良くなると、酸素が全身にくまなく送られ、
スムーズに筋肉を動かすことができるので、円滑に疲労回復も促すことができるのです。
ストレッチは疲れにくい体作りにも役立つんですね^ ^
〜その1〜 ストレッチの効果
本日から4回にかけてストレッチの効果についてまとめてみたいと思います^ ^
その1
「可動域改善と筋緊張の低下」
筋肉を他動的に大きく伸ばすと、伸ばす前に比べて可動域拡大と伸張反射の抑制がみられ、逆に縮める方向に筋肉を動かすと可動域が減少し、伸張反射と筋緊張が見られた。
という実験結果があります。
《伸張反射とは??》
筋肉が急に引き伸ばされた時に筋肉が縮まる事を言います。
代表的な伸張反射として、病院で膝下をコンっと叩いて足が上がるかどうかを見る検査をご存知の方も多いと思います。
ゆっくりとしたストレッチでは【1b抑制】というものが起きます。
これは、筋肉が伸ばされ続けた時に腱紡錘(腱の伸張刺激をキャッチするセンサー)の興奮を脊髄に伝え、筋肉を緩める働きがあります。
(例)
筋肉が伸ばされる
↓
すると筋肉は、「やばいやばい!このままでは切れてしまう!」と脳に伝えます。
↓
筋肉を緩めます。
状況や目的で様々なストレッチがありますが、
柔軟性を向上したい場合、ゆっくりと呼吸をしながら行う事を意識して行ってみると良いです。
~その3~ 100円ショップのアロマと精油の違い
2回にわたって投稿した通り、
本物の精油のような成分や効果は100円ショップのアロマには含まれていません。
人工香料なので人体にも良くありません。
100%植物の本物の精油でも、妊婦の方やてんかん、高血圧など状態によっては使用を控えた方が良いものもあります。
人工香料だけではなく、遺伝子組み換えで大量に栽培された植物でもアレルギー体質になったケースがあります。
芳香を楽しむ場合は、安心安全なものを使用することが身体にも心にも良いということですね。
そういったものは安価なものと比較すると少し高いかもしれません。
(私は毎月購入しているので今使用している精油で慣れてしまっているので1000円以下は逆に不安です(^^;;)
フランスでは薬局で売られている精油。
呼吸の場合、鼻の中の嗅上皮から脳下垂体へ香りは届きます。
身体に取り込むなら上質な本物を取り込む方が良いのは一目瞭然。
どこで買えば良いかわからない。といった場合などご不明なことがありましたら、ご来店時におっしゃっていただければお話しいたします^ ^
~その2~ 100円ショップのアロマと精油の違い
昨日の投稿の続きです。
100円ショップのアロマの成分を確認すると、ほとんどが界面活性剤・エタノール・香料と書かれています。
「界面活性剤」とは水と油を混ぜ合わせる作用を持つ乳化剤で主に洗剤や柔軟剤の主成分となります。
界面活性剤といってもいくつか種類があるのですが、
石油系の原料で作られた、合成界面活性剤は人の身体に悪影響を与えることがわかっています。
合成界面活性剤には、発がん性物質があると言われています。
アレルギー体質の方や肌が弱い方で、食器洗剤で手が荒れたり柔軟剤で皮膚のかゆみが出たりした経験がある方もいらっしゃると思います。
これは界面活性剤、添加物の毒性に触れることで出る影響からと言われています。
さらには、合成界面活性剤の有害物質を身体に入る込むことで、突然アレルギー疾患や重大な副作用を起こす場合もあると言われています。
人工香料自体が身体に悪影響を与えるということになります。
ご自宅で使用される場合も、香りを楽しむ使用であれば、
植物の学名(精油名が英語表記)や原産国、
抽出部位などの記載がある精油の使用がオススメです^ ^