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~その3~ 100円ショップのアロマと精油の違い
2回にわたって投稿した通り、
本物の精油のような成分や効果は100円ショップのアロマには含まれていません。
人工香料なので人体にも良くありません。
100%植物の本物の精油でも、妊婦の方やてんかん、高血圧など状態によっては使用を控えた方が良いものもあります。
人工香料だけではなく、遺伝子組み換えで大量に栽培された植物でもアレルギー体質になったケースがあります。
芳香を楽しむ場合は、安心安全なものを使用することが身体にも心にも良いということですね。
そういったものは安価なものと比較すると少し高いかもしれません。
(私は毎月購入しているので今使用している精油で慣れてしまっているので1000円以下は逆に不安です(^^;;)
フランスでは薬局で売られている精油。
呼吸の場合、鼻の中の嗅上皮から脳下垂体へ香りは届きます。
身体に取り込むなら上質な本物を取り込む方が良いのは一目瞭然。
どこで買えば良いかわからない。といった場合などご不明なことがありましたら、ご来店時におっしゃっていただければお話しいたします^ ^
~その2~ 100円ショップのアロマと精油の違い
昨日の投稿の続きです。
100円ショップのアロマの成分を確認すると、ほとんどが界面活性剤・エタノール・香料と書かれています。
「界面活性剤」とは水と油を混ぜ合わせる作用を持つ乳化剤で主に洗剤や柔軟剤の主成分となります。
界面活性剤といってもいくつか種類があるのですが、
石油系の原料で作られた、合成界面活性剤は人の身体に悪影響を与えることがわかっています。
合成界面活性剤には、発がん性物質があると言われています。
アレルギー体質の方や肌が弱い方で、食器洗剤で手が荒れたり柔軟剤で皮膚のかゆみが出たりした経験がある方もいらっしゃると思います。
これは界面活性剤、添加物の毒性に触れることで出る影響からと言われています。
さらには、合成界面活性剤の有害物質を身体に入る込むことで、突然アレルギー疾患や重大な副作用を起こす場合もあると言われています。
人工香料自体が身体に悪影響を与えるということになります。
ご自宅で使用される場合も、香りを楽しむ使用であれば、
植物の学名(精油名が英語表記)や原産国、
抽出部位などの記載がある精油の使用がオススメです^ ^
~その1~ 100円ショップのアロマと精油の違い
アロマオイルトリートメントでは、ベースとなるオイルに香り成分のある精油(エッセンシャルオイル)を使用します。
一般的にはアロマというと身近に感じられるかもしれません。
この精油、アロマオイルトリートメントなどお身体に使用する場合は、100%植物から抽出されている精油を使用します。
100円ショップのアロマを使用してはいけません。
というように、100円ショップのものが悪いというわけではなく、使用用途が異なるんですね。
そのため、使用の際は注意が必要です。
ではなぜ、100円ショップのものを使用してはいけないのかというと、それは
「危険性や副作用」
があるからです。
100円ショップの「アロマオイル」の成分には、
「石油系・アルコール系などの不純物」
が含まれおり、天然に似せた香りを混ぜて人工的に作られた合成成分です。
そのため、本物の精油とは香りの深みもまったく違います。
また、100%天然成分の精油と同じ効能や心身に届く癒し作用もありません。
TAWAN BLUEでも実際にブレンドする精油を選ぶときに、
「思っていた香りと違う」
ということがあります。それは芳香剤などでは人工的な香りなため本物とは異なるからです。
日頃から芳香剤や柔軟剤など香りは色々なところにあるので、
それに慣れてしまって本物の香りが身近に感じないんですね。
私も精油を取り扱い、勉強するまでは全くわかっておらず、新しい精油が届くたびに、
あれ?こんな香りなんだ?
と思っていました。
TAWAN BLUEで施術だけではなく香りを楽しむ芳香浴も楽しみにご利用されているお客様もいらっしゃいます^ ^
本物の精油
TAWAN BLUEのアロマオイルコースでは、精油(エッセンシャルオイル)をオイルに希釈して行います。
この精油、100%天然植物のものでないと「精油」と呼べないので、安価なものでは「アロマ」で販売されていることから、アロマの方がわかりやすい方もいらっしゃるかもしれません。
筋肉疲労やむくみ、不眠など心身を癒す、助けるために使用する精油はメディカルグレードを使用しています。
100円ショップや安すぎるアロマとは、用途も成分も異なります。
(100円ショップのアロマを施術に使用してはいけない理由はまた後日ご紹介します)
まず精油とは、植物の花、葉、果皮、樹皮、根、種子内で発生した自然の揮発性芳香族化合物を抽出したものです。
精油は、細胞膜に浸透し血液および組織を通して移動するユニークな能力を持っています。
局所的に足や南部組織に適用された場合に、精油はほんの数分で身体全体に行き渡ることができます。
このチカラを用いてアロマオイルマッサージではお客様の状態に合わせて精油をブレンドし施術いたします。
施術後の呼気を検出したら時間にばらつきはあったものの精油の成分が検出されたという報告もあります。
これは、皮膚の真皮層に精油が浸透して血管に取り込まれ、血液と一緒に体内を循環し、二酸化炭素の出るルートで精油も排出されたということになります。
植物は、生まれる場所や環境を選ぶことはできません。
どんな過酷な環境でも生きて子孫を残さなければなりません。
そのために、自らを守るためのチカラを凝縮されたものが精油です。
フランキンセンスは、生き物が生きることが難しい環境で自生しているため栽培も難しいとされています。
その環境で自生している幹に傷をつけ、その傷を治すために出す樹液。これを抽出したものがフランキンセンスの精油です。
とてつもないチカラがありそうな気がしませんか?
実際、ガン治療での使用など研究が進んでいます。
TAWAN BLUEではこうした本物の精油だけを使用しています。
大切なお客様のお身体だからこそ妥協せず。
本物のチカラ、香りをお楽しみください。
精油を使うワケ
TAWAN BLUEでは全てのコースで精油を使用しております。
香りを日頃より意識されたことがない方もぜひ、楽しんでいただければと思います。
アロマテラピーは植物療法の1つで、植物の栄養分ではなく精油分を用います。
精油とは、植物体中にある芳香性の揮発成分を蒸留し抽出したものです。
例えば、レモンの場合、栄養分であるビタミンCではなく、
精油ではレモンに含まれる化学物質のリモネンに着目して使用します。
それぞれの植物にこうした化学物質の特徴があり、
筋肉疲労、むくみ、心の疲労(ストレス)、不眠、イライラ、花粉症、毒素排出などに対して
適切な精油を選びブレンドします。
この精油は分子が小さく、血液に乗って全身を巡ります。
アロマオイルの際はオイルを肌に直接塗布するのでイメージがつきやすいと思います。
ボディケアの場合はお顔の近くに香りを感じ取れるよう置いています。
嗅覚は、視覚、聴覚などの他の感覚とは違って、脳の「考える」部分である視床・大脳新皮質を通らず、大脳辺縁系、「感じる」部分へ直接伝わります。
香りの刺激が脳に伝わるまでの速さはわずか0.2秒以下とされ、嗅覚は人間の五感の中で最も本能的で原始的な感覚であるとも言われています。
香りの刺激が伝えられる脳の部位と、感情を司る部位が近いことから、香りは気分を左右する要素があると言われています。
嫌な香りやこの香りを嗅いだらあの場所を思い出す、なんてこともありますよね。
つまり精油は、ただ香りを嗅ぐだけではなく、体に、心に、働きかけるんですね。
アロマというと女性のイメージを持つ方もいらっしゃるかと思います。
そしてこんな素晴らしいものを女性だけのものにするのはもったいない!(笑)
女性はもちろん、男性にも活用していただきたい。そう思っています^ ^