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ローズ精油1滴(0.05ml)にバラの花は
TAWAN BLUEは、ボディケアとストレッチ、アロマオイルをご提供しているボディメンテナンスサロンです。
アロマオイルでは、ベースとなる植物性のオイルに、植物の塊とも言えるエッセンシャルオイル(精油)を入れて行います。
街中で色々な精油が売られているので何がなんだかわからないですよね。
以前にも100円ショップのアロマとの違いについて書いています。
ちなみに植物100%出ないと精油とは呼べないので、100円ショップにあるものはアロマと呼びます。
細かい話になると、アロマと精油も違うんです。
TAWAN BLUEで使用している精油は、
農薬を一度でも使用された土壌は使わない徹底ぶりです。
種から収穫、精油ができるまでとってもこだわって作られています。
収穫も植物の刈り取る最適な時間帯でしか行いません。
例えば、
イランイランの場合、
イランイランの花は、香りが最も強い朝5時〜8時の間に手摘みされます。傷ついた花が一つでもあると、蒸留した精油の品質を落とすことになるので熟した花だけを慎重に採取し、未熟な花を傷つけないように細心の注意を払って摘み取られます。
100kgの花が1kgの精油になります。
ローズの場合は、1滴(0.05ml)にバラ約50本の花が使用されています。
ヘリクリサムというキク科の花は、700kg〜1トンの花びらで1Lの精油が作られます。
花びらを収穫して24時間以内に蒸留しないといけません。
このように、1つ1つ手作業で丁寧に行われています。
それぞれなかなかのお値段ですが、これだけの労力、そしてチカラがある精油だから
その値段も納得というか、むしろ安いのでは?とも思えます。
精油のことをご存知のお客様からは、目の前でのブレンドを見て、こんなに入れてこの価格で大丈夫?安すぎる!とおっしゃってくださる方もいらっしゃいます(^_^;)
安価すぎるものは、化学香料など人工的なものが使用されています。
そのため、TAWAN BLUEの精油を香ると思っていた香りと違う場合もあると思います。
実際私も初めて手にした時はどれも思っていた香りと違いました。
いくつかの精油をブレンドするので、苦手と感じるものもブレンドするとまた違った香りになることもあります。
お好きな香りだけではなく、芳香成分も活用しています。
鎮痛、鎮静、鬱滞除去、筋肉疲労などなど
お好きな香りを作ることとはまた別で、それはTAWAN BLUEでは行っていないので、調香師さんへご依頼ください。
あくまでお身体にフォーカスした精油の使い方をしています。
香りに馴染みがないと苦手に感じることもあるかもしれませんが、新しい香りに出会える機会として楽しんでいただけたらと思います。
精油とは?
TAWAN BLUEではアロマオイルコースの際、ベースとなるオイルに精油(エッセンシャルオイル)をブレンドします。
アロマという言葉の方が馴染みが深い方もいらっしゃるかもしれません。
この精油、香りだけじゃないんです!!
精油とは、植物の葉、花、果皮、樹皮、根、種子内で発生した自然の揮発性芳香族化合物を抽出したものです。
高濃度で芳香植物の生命力を凝縮したいわば
植物の魂
のようなものです。アロマテラピーでは、植物の栄養分ではなく精油分を使用します。
植物の戦うチカラ
普段、私たちは暑ければ服を脱いだりエアコンをつけたり、冷たい飲み物を飲んだりしますよね?
しかし、植物は一度そこで生まれたら、その環境下で成長し、子孫を残さねばなりません。
どんな過酷な場所でも、その場で生きるしかないんですね。
どんなに暑くて水が欲しくても、自ら歩いて移動ができないので、しっかりと根を張り、
太陽に向かってしっかりと葉を伸ばし、力強く生きていくわけです。
ちなみに、フランキンセンスは、生き物が生きることが難しい環境下で自生しているので、栽培が難しいと言われています。
こうして植物は自身が生存し繁栄していくために外敵や紫外線など有害なものから身を守るために色々な成分を作りだし
自分の身を守っているんですね。
この化学成分を活用しています。
最上の時期に摘み取り
TAWAN BLUEで使用している精油は、土壌、種まきから一切の妥協を許さず(農薬を使った土地は一切使いません)
植物それぞれの最上の時期、時間に摘み取られたもので作られた精油を使用しています。
イランイランが黄色く強い香りがでるのは早朝。早朝に摘み取られた花で精油を作ります。
今、必要な香りは?
その日の気分や体調によって、良いと感じる香りが変わることも。
お身体の状態に合わせてご提案もしますが、
香ってみて好きだなと感じるものが今のあなたには必要な香りかもしれません^ ^
精油選びも楽しんでいただければと思います。
オイルを使う理由
アロマオイルトリートメントでは精油を希釈するベースとなる植物性のオイル(※キャリアオイル)と
植物の花、葉、果皮、樹皮、樹脂から抽出した天然成分である精油(エッセンシャルオイル)を使用します。
※精油の成分を体に運ぶ(carrier)という意味合いでキャリアオイルと言われています。
今回は、キャリアオイルについて。
キャリアオイルにも、植物性のものと石油から作られるミネラルオイルがあります。
〜ミネラルオイルとは〜
石油から得られるたんぱく質を精製し、不純物を取り除いて精製して得られるオイルです。
吸収されにくく、皮膜を作りやすいため、赤ちゃん用の保湿オイルの主成分としても使用されます。
参加しにくい、アレルギー反応を起こしにくいといった長所があります。
※インターネットより引用※
一方、TAWAN BLUEで使用しているのは、植物性のキャリアオイルです。
ミネラルオイルとは異なり、植物性は植物の栄養なども活用できます。
また、植物性のキャリアオイル自体分子が小さく、経皮から吸収され血管やリンパ管にまで入っていきます。
良質なキャリアオイルの場合、皮膚の健康に有益な成分(ビタミンA、ビタミンE、スクアレン、レシチン、ポリフェノールなど)や
必須脂肪酸が含まれています。
精油の希釈やマッサージを滑らかに行うだけでなく、
・血中コレステロール中性脂肪を下げる
・肌の保湿、柔らかくする
・アンチエイジング
・デトックス
・免疫機能を向上させる
・新陳代謝を高める
などの働きもあります。
アロマオイルトリートメントでは、日頃の筋肉疲労や慢性的な凝りを深い圧でほぐしながら、体の中の滞りを取り除き、
疲れにくい体
へ導きます。
年齢と共に気になる肌問題。
保湿をした方が良いのはわかっていても面倒臭い。
何を使えば良いのかわからない。
アロマオイルトリートメントなら筋肉疲労と共にアンチエイジングが一石二鳥。
セルフケアが面倒な男性にもオススメです。
~その3~ 100円ショップのアロマと精油の違い
2回にわたって投稿した通り、
本物の精油のような成分や効果は100円ショップのアロマには含まれていません。
人工香料なので人体にも良くありません。
100%植物の本物の精油でも、妊婦の方やてんかん、高血圧など状態によっては使用を控えた方が良いものもあります。
人工香料だけではなく、遺伝子組み換えで大量に栽培された植物でもアレルギー体質になったケースがあります。
芳香を楽しむ場合は、安心安全なものを使用することが身体にも心にも良いということですね。
そういったものは安価なものと比較すると少し高いかもしれません。
(私は毎月購入しているので今使用している精油で慣れてしまっているので1000円以下は逆に不安です(^^;;)
フランスでは薬局で売られている精油。
呼吸の場合、鼻の中の嗅上皮から脳下垂体へ香りは届きます。
身体に取り込むなら上質な本物を取り込む方が良いのは一目瞭然。
どこで買えば良いかわからない。といった場合などご不明なことがありましたら、ご来店時におっしゃっていただければお話しいたします^ ^
~その2~ 100円ショップのアロマと精油の違い
昨日の投稿の続きです。
100円ショップのアロマの成分を確認すると、ほとんどが界面活性剤・エタノール・香料と書かれています。
「界面活性剤」とは水と油を混ぜ合わせる作用を持つ乳化剤で主に洗剤や柔軟剤の主成分となります。
界面活性剤といってもいくつか種類があるのですが、
石油系の原料で作られた、合成界面活性剤は人の身体に悪影響を与えることがわかっています。
合成界面活性剤には、発がん性物質があると言われています。
アレルギー体質の方や肌が弱い方で、食器洗剤で手が荒れたり柔軟剤で皮膚のかゆみが出たりした経験がある方もいらっしゃると思います。
これは界面活性剤、添加物の毒性に触れることで出る影響からと言われています。
さらには、合成界面活性剤の有害物質を身体に入る込むことで、突然アレルギー疾患や重大な副作用を起こす場合もあると言われています。
人工香料自体が身体に悪影響を与えるということになります。
ご自宅で使用される場合も、香りを楽しむ使用であれば、
植物の学名(精油名が英語表記)や原産国、
抽出部位などの記載がある精油の使用がオススメです^ ^