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キャンドルの種類【キャンドルトリートメント】
10月、5名様限定のキャンドルトリートメント。今回が最初で最後になる可能性が非常に高いです。
ご予約いただいているお客様には堪能していただければ嬉しいです^ ^
さて、このトリートメントで使用するキャンドル。当然ですが、普通のろうそくではありません。
溶けたロウは38〜45度程度のお風呂のような温かさなんです。
マッサージ用のキャンドルも非常に沢山のブランドから販売されています。
これなら使いたい!と思えたキャンドルをようやく見つけることができました^ ^
エフェクティブオーガニック社のキャンドルです🕯
こちらのブランドのコンセプトに書かれているのは、
こだわったのは、手ごたえのあるエイジングケア
年齢層が高めにTAWAN BLUEには最適ですね^ ^
ちなみにこれが選んだ理由ではありません。(笑)
オーガニックはもちろんですが、栽培方法、土壌からこだわっているのはTAWAN BLUEで使用している精油ブランドと同じ!
大切なお客様に使うものですからこれくらいこだわって作られたものの方が安心です^ ^
今回は、3種のキャンドルをご用意いたしました🕯
■ラベンダー、ゼラニウム、ビャクダン、ローズウッド、プチグレン、メリッサ、ビターオレンジ
■ウイキョウ、ローズマリー、セイヨウネズ、グレープフルーツ
【CBD】■クスノキ、セイヨウアカマツ、ローズマリー、チョウジ、ジャワシトロネラソウ、ハッカ
CBDは大麻からとれるカンナビノイドという成分の1つで麻の茎や種子から抽出される成分です。
精神へ与える作用や中毒性がないことで知られており医療や健康、美容業界からも注目されています。
薬物の大麻との違いをウェブサイトより引用しました↓
CBDとTHCの違い
大麻には数百種類のカンナビノイドが含まれており、大別するとCBD(カンナビジオール)とTHC(テトラヒドロカンナビノール)の2つがあります。日本国内で薬物中毒者のイメージである「摂取するとハイになって多幸感あふれ、中毒症状を起こす」成分はTHCで全く別の成分となります。CBDは合法ですがTHCは日本で麻薬に指定されている禁止成分です。
CBD(カンナビジオール)=深いリラックス作用が得られる(合法)
◆大麻草の茎や種子から抽出される成分で脳に働きかけ、鎮静化作用がある。
◆神経に直接作用し、セロトニンやドーパミンといった神経伝達物質に対して反応するため、慢性的なストレスの緩和につながると考えられている。
◆よく勘違いされる効果としてあげられる「気分の高揚=ハイ状態」や、中毒性はなし。
THC(テトラヒドロカンナビノール)=ハイになり、中毒性がある(非合法)
◆大麻草の花、穂、葉、根から抽出される成分で精神に働きかけ、中毒性がある。
◆違法薬物としての大麻成分で、医療用大麻などに含まれている。
◆吸引すると、「ハイ」になるといった精神作用を引き起こして依存性があるため、日本では麻薬に分類され規制されている。
今回のキャンドルトリートメントで使用するCBDも認定書や分析検査結果をきちんと掲載しております。
ですので安心してご利用いただけます^ ^
リラックス系、ダイエット系、リフレッシュ系の3種をご用意しております。
先着順になりますので、予めご了承ください。
100%植物性オイルと100%植物性アロマの違い
それぞれのサロンのメニューを見ていると、
【100%植物性オイル使用】
や
【100%植物性アロマ使用】
と記載されていることがよくあります。
見かけた方も多いのではないでしょうか?
ご存知ですか??
この2つ、意味が全然違うんです!
まず最初に【100%植物性オイル】について。
アロマオイルマッサージといえば、オイルを直接肌に塗布しながら行うのが特徴ですよね。
そのベースとなるオイルのことを指しています。
ベースとなるオイルにも種類があり、「植物性オイル」「ミネラルオイル」「水溶性オイル」などなど様々なオイルがあります。
そのベースとなるオイルを「100%植物性」を使っていますよ。
と伝えていていることになります。
つまり!!
この内容だけでは、このメニューには香りのアロマが入っているかどうかは記載されていないんですね。
香り付きのオイルもありますのでサロンにご来店いただいてから決めるケースもあります。
さて、次に、100%植物性アロマについて
これは香りのこと、つまりアロマ(精油)のことを指します。
精油にもこれまた様々な種類、グレードがあります。まず100%植物性でないと「精油」と呼べません。
なので精油と書いていれば、100%植物と書かなくても本来は良いのです。
そして精油にもメディカルな使い方ができるセラピーグレードから石油由来のものやアルコールで薄めたものもあります。
これはまた今後まとめるとして。(以前にもまとめていますが)
まとめると
100%植物性オイルは、ベースとなるオイルのこと。
100%植物性アロマは、香りとなるアロマのこと。
です。
同じと思っていた方もいらっしゃるのではないでしょうか??
全くの別物なんです^ ^
知ったところで気にされるかどうかはお客様次第なので、良し悪しを言いたいわけではありません。
ご自身の望むメニューを見つけるためにも知っておくと便利かなと思います^ ^
上記の2つは意味が全然違うのご存知ですか?
アロマオイルマッサージでは、ベースとなるオイルに香りのアロマを入れて行います。
このアロマにもグレードがあるのですがそれはまた次回に。
この植物性オイル100%というのは、ベースとなるオイルを、石油から得られるたんぱく質を精製し不純物を取り除いて精製してから作られる『ミネラルオイル』ではなく、植物から抽出された天然植物100%ということをうたっています。
つまり、香りのアロマが入っているかは明記されていないのでこの文言だけではわかりません。
そして、100%植物性アロマ使用ですが、アロマと一般に言われるもの、ベースとなるオイルに入れるものは100%植物から抽出されたものを『精油』と呼びます。
この精油にもやはり色々あるのです。
つまり100%植物性アロマは精油を使用しているということになります。
似たような言葉なのでお客様としてはわかりにくいかと思います。
意味合いが全く違いますのでご注意ください。
ちなみにTAWAN BLUEは、
100%植物性オイルと100%植物性アロマ(セラピーグレード)を使用しています^ ^
使うオイルなんてどれでも一緒でしょ?と思っている方、
全然違います!!
でも、どのオイルや精油を使用しているか、を判断するのはお客様ですので施術含めて日頃のメンテナンスサロンを見つけていただけたらなぁと思っています^ ^
ちなみにTAWAN BLUEは、
100%植物性オイル&100%植物性アロマ(メディカルグレード)を使用しています♪
精油(アロマ)は香りだけじゃない①
TAWAN BLUEに初めてお越しのお客様がディープアロマをされる場合
多くの方が、
「こんなにたくさんアロマがあるのは見たことがない」
「アロマって香りだけじゃないんですか?」
「いつも適当に決めてました」
とおっしゃっています。
この「香りだけじゃない」ということやどの店も同じと思っていることが多いのでシリーズ化しそうです(笑)
細かく説明すると非常に長くなってしまうのですが^^;
まず、アロマをどのような位置付けで活用しているかはサロンそれぞれです。
そのため、
「他のサロンはダメだ!」とか「うちの精油が一番だ!」とは思っていません。
ただ、
「なぜこの精油を使用しているのか?」
「なぜ香りだけではないのか?」
「なぜ深い圧なのか?」
など、TAWAN BLUEで行っているメニューについては全て説明ができます。
その上で、
まずオイルマッサージの時にベースとなるオイルに入れる「香りのある液体」である「精油」にはグレードがあります。
香りだけではなく、芳香療法(アロマセラピー)として活用するには、セラピーグレードを使用する必要があります。
他のグレードには、肝心の芳香成分が含まれていないまたは微量なのです。
TAWAN BLUEでは、芳香成分(植物の科学物質でまだまだ未知なものもありましがエビデンスが取れているものもたくさんあります)
※エビデンスとは、「証拠」「根拠」「裏付け」「形跡」といった意味を持つ言葉です。
を活用しているので、セラピーグレードを使用しています。
アロマも一言にしてしまえば同じですが、色々あるんです^ ^
「どのサロンもアロマオイルは同じ」
いえいえ、サロンによって違うんです。
お客様自身も望むものはそれぞれですよね?
セラピストもお客様も十人十色。
TAWAN BLUEのディープアロマを望むお客様に見つけていただけますように^ ^
経鼻吸収って??
精油はのにおい分子は肺からも吸収します。
以前、皮膚からの経皮吸収について書いたので今回は経鼻吸収について。
精油を気体として鼻から吸い込むと、精油の芳香成分のにおい分子が気管に入り、気管支を経て肺まで届きます。
肺には肺胞と呼ばれる小さな風船が集まっています。
ちなみに肺胞は生まれた直後は4500万個、成人になると2億〜3億あると言われているんです。
におい分子がこの肺胞に入ると、肺胞上皮に取り込まれていきます。
ここでポイントなのが、精油の芳香成分が揮発性で脂溶性ということ。
揮発性なので大気中に拡散します。そしてそれを吸い込み、肺胞上皮まで届きます。そして脂溶性のため、肺胞上皮の細胞膜のバリアを通過することができるんです。
肺胞上皮の近くには毛細血管がたくさん張り巡らされています。肺胞上皮も毛細血管も壁がとても薄いので精油の芳香成分は簡単に毛細血管の中に入ることができます。
まとめると、経鼻吸収には2通りあります。
✅嗅覚受容体ににおい分子が結合して発生した神経インパルスが脳に届く経路
✅におい分子が肺胞上皮から吸収されて血流に乗って全身をめぐる経路
です。
こうした経鼻吸収や、経皮吸収を一気にできるのがアロマオイルトリートメントなんです💡
精油の持つ芳香成分をありとあらゆるところから体内へ取り込むんですね。
オイルマッサージをしながら、そして精油の成分も活用する。
より効果的に行うことができます😄
皮膚から吸収される「におい」経皮吸収って?
TAWAN BLUEがアロマオイルトリートメントで使用している精油の芳香成分は、揮発性そして脂溶性です。
分子量は100〜300と比較的小さい分子です。
皮膚の表面から浸透することのできる分子量はおよそ800以下でそれ以上大きい分子は皮膚の表面に塗ってもあまり浸透してくれません。
つまり100〜300の分子量である精油の芳香成分は、塗布すると皮膚の表皮から表皮の下の真皮にある毛細血管に溶け込んでいきます。
そしてこの毛細血管は体中の血管と繋がっているので、体の色々な場所に芳香成分が到達します。
一般的に分子量が小さい成分ほど早く皮膚に浸透し、分子量が大きくなると遅くなります。
ちなみに、水溶性の成分は肌表面の角質を潤すだけで皮膚の深いところへは入っていかないんですね。
精油の成分は、ナノと呼ばれるほど小さくはありませんが、脂溶性なので毛細血管から入りこむことができるんです♪
先ほどお伝えしたように、精油の成分は分子量の大きさによって異なった速度で吸収されます。
ということは、時間差で体内で働かせることができるということになります。
これを活用したものが、精油を使用したアロマオイルトリートメントなんですね。
例えば、ブラックスプルースやヴァレリアンという精油には、酢酸ボルニルという成分が含まれます。
共通した成分ですが、ブラックスプルースはトップノート、ヴァレリアンはベースノートです。
つまり吸収される速度が異なるんですね。
酢酸ボルニルは、睡眠促進効果、肌質改善効果、緊張緩和、鎮静、鎮座、消炎、鎮痛などの働きがあります。
この働きをどのタイミングで吸収させたいのか。
それを考えながらブレンドオイルを決めることができる。ということです^ ^
私もまだまだですが、このブレンド方法にようやくたどり着きました。
今までは香りでしか使わないと思っていた分子量。トリートメントでも重要ということを理解できました^ ^
お客様へ活用し、より体感いただけるように日々勉強です!