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アロマセラピーと脳
先日、アロマの吸収ルートをご案内しました。
その1、鼻から脳へ
植物のもつ芳香成分が鼻の奥にある嗅細胞を刺激し、電気信号へと変化して脳の大脳辺縁系へ伝達されます。そして視床下部、下垂体へと伝わっていきます。大脳辺縁系は、感情や欲求など情動に関与し扁桃体は外部からの刺激に対して、快・不快・恐怖といった反応を起こす場所で、中には扁桃体や記憶の中枢で体験や学習などで得た記憶を貯蔵する海馬と呼ばれる器官が存在します。嗅覚は、大脳新皮質を介さずダイレクトに大脳辺縁系に伝わります。
とありました。
この脳、大脳辺縁系について少しご紹介します。
大脳辺縁系って何?
大脳辺縁系は、大脳の内側にあり外側からは見ることができません。
情動の表出、意欲、記憶、内分泌系、自律神経に関与している複数の器官の総称になります。
大脳辺縁系には、古皮質、旧皮質に属する嗅球・嗅索・扁桃体・海馬などが含まれます。
大脳辺縁系の役割って?
大脳辺縁系は、感情や欲求など情動に関与します。特に扁桃体は外部からの刺激に対して
「快・不快・恐怖」などの反応を起こす場所で記憶の中枢も大脳辺縁系の「海馬」にあり学習や体験で得た記憶を貯蔵しています。
精油の香りが鼻、嗅覚から脳へ伝わるメカニズムは、精油を嗅いだ時に精油成分の分子が鼻の奥にある各器官へ伝達され、最後に大脳皮質の嗅覚野に伝わり「におい」として認知されます。
匂い成分がダイレクトに脳(大脳辺縁系)に伝わる理由
大脳辺縁系は、生物の進化論的に言うと、脳の最も古い部位のひとつです。高等動物になるほど、新皮質の占める割合が大きくなるのに対して、大脳辺縁系の発達にはあまり差がないんです。
これは、大脳辺縁系がどの動物にも共通な機能に関係しているからなんです。
嗅覚は生物の進化において、視覚・聴覚よりも早く発達した感覚です。
匂いを嗅いだ時って「これは何?」と認識する前に「好き・嫌い」「快・不快」といった匂いに関連した記憶を呼び戻すんです。
嗅覚は他の感覚と違って刺激が新皮質を経由せずにダイレクトに大脳辺縁系へ伝えられて身体を調節すると言う特殊性があるからなんです。
実際お客様でもいらっしゃったのですが、とある精油を嗅いだ時に、幼少期の記憶を思い出した。と言うことがありました。
料理でも香りで美味しそう、って思ったりしますよね♪
香りは脳のエネルギーと呼ばれるんですが、その理由はこう言うことなんですね^ ^
たまには贅沢して美味しいものや、こだわりの食材を使うように、
同じ香りを脳へ届けるなら、人工香料ばかりよりも本物の植物の香りもたまには良いかもしれませんね♪
TAWAN BLUEはセラピーグレードのアロマ(精油)を使用してアロマオイルトリートメントを行なっています^ ^
アロマ(精油)が吸収されるルート
アロマセラピーは香りを楽しむイギリス式と薬効を活用するフランス式があることは何度か書いているのでご存知の方もいらっしゃると思います。
さて、このアロマ(精油)ですが、どのような経路で吸収されるのでしょうか?
その1、鼻から脳へ
植物のもつ芳香成分が鼻の奥にある嗅細胞を刺激し、電気信号へと変化して脳の大脳辺縁系へ伝達されます。そして視床下部、下垂体へと伝わっていきます。大脳辺縁系は、感情や欲求など情動に関与し扁桃体は外部からの刺激に対して、快・不快・恐怖といった反応を起こす場所で、中には扁桃体や記憶の中枢で体験や学習などで得た記憶を貯蔵する海馬と呼ばれる器官が存在します。
嗅覚は、大脳新皮質を介さずダイレクトに大脳辺縁系に伝わります。
その2、肺から全身へ
鼻や口から吸収された芳香成分が、器官を通して肺へ届き、肺胞から血液の中に入って全身の細胞や組織に運ばれていきます。
その3、皮膚から全身へ
芳香成分は分子が非常に小さいので、毛細血管にまで浸透します。血液にのって全身の筋肉や器官へと運ばれていきます。
視床下部は、自律神経やホルモンのバランスを司る器官です。
アロマの香りで視床下部へ直接働きかけることで、自律神経やホルモンのバランスを整えることができるんですね^ ^
そして自律神経やホルモンバランスが整うと副交感神経が優位になり、身体の緊張もほぐれ、不快なことも軽減し心身共にリラックスできるということなんです♪
先ほどお伝えしたましたように海馬は記憶を司っています。
TAWAN BLUEのお客様も、ある精油を香った時に、幼少期を思い出した。とおっしゃる方もいらっしゃったりします♪
香りって面白いですよね。
TAWAN BLUEでは、香りはもちろん、「その3」である皮膚からの吸収も大切にしています。
ぜひ、ご体感いただければと思います^ ^
精油のご紹介 《アイダホ グランドファー》
今日は精油について書いてみようと思います。
TAWAN BLUEで使用している精油名でのご案内になります。
最初は、大好きなフランキンセンスにしようかと思ったのですが、アイウエオ順にした方がわかりやすいかと思ったので諦めました^^;
本日の精油のご案内は、
アイダホグランドファーです。
※ネットより引用
植物分類はマツ科で、葉っぱと枝から水蒸気蒸留法という方法で精油が抽出されています。
もみの木で、クリスマスツリーとしても有名ですね。
主成分は、αピネン、βピネン、カンフェン、リモネンで、
αピネンには、まさに香りで感じ取れるのですが森林浴効果やリラックス効果があります!
その他、体には血流を整えてむくみ改善などもあります。
αピネンというと、強壮作用、血行促進、鬱滞除去、抗菌、免疫向上などの作用が期待できます。
βピネンは呼吸器系の不調、ストレスを感じている時やリフレッシュしたいときに空気を爽やかにしてくれます。
抗菌、抗ウイルス、抗炎症、鎮痛、組織再生、コーチゾン様など。
香りでは森の中で寝そべっているような気分になれます^ ^
心、体とそれぞれへの働きかけをまとめてみました。
【心への働き】
集中力を高めてくれます。リモネンなどの鎮静作用のある成分も含まれているので、不安や緊張、ストレスの緩和にも効果が期待できます。
【体への働き】
免疫向上と抗菌に優れる精油です。冬場にバスタイムで使用することで、風邪やインフルエンザを防ぎます。
また、坐骨神経痛、関節炎、筋肉痛、リウマチ、気管支炎、咳、副鼻腔炎にも効果的です。体内を浄化し、リンパの流れをよくする作用もあります。
ディープアロマオイルでご案内するときは、リフレッシュしたいときなど鎮静面でご案内していたりします^ ^
気になる精油があれば、ブレンドの際にお申し付けください♪
首の長さは人によって違う?
街を歩いていると首が長く見える人と短く見える人がいますよね?
これってどういうことでしょうか??
タイの部族で首長族と呼ばれる人たちをご存知でしょうか?金色のリングを幾重にも重ねている女性(男性はつけないです)の首は私たちの首と比べるととっても長く見えます。
※ネットより引用
反対に、寒さなどで首をすぼめて歩いている人の首はとっても短く見えますよね。
人によって長さが違うように見えるのはなんでだろう・・・
もしかして・・・
人によって首の構造が違う??
そんなはずはありませんよね。
首の骨は専門用語で頸椎(けいつい)と言います。
頸椎は全部で7個存在し、上から数えて1番目を環椎、2番目を軸椎と呼び、それ以下5つの頸椎が重なり合う構造をしています。
そしてこの頸椎が7個ということは、哺乳類全てに共通しています!
首が長く見えるキリンも、首の骨がないように見えるクジラも同じなんです。
不思議ですよねぇ。
もちろん、首長族の方々と私たちも頸椎の数は同じ7個で構造が人によって異なるということはありません。
ではなぜ首が長く見えるのでしょうか??
その理由は、鎖骨と肩甲骨の位置にあります。
「なで肩」や「いかり肩」で表現されることがあるように、鎖骨と肩甲骨の位置で肩の高さを判断していることがあります。
そのため、鎖骨や肩甲骨の位置が下がると首が長く見えるんですね。
首長族の人たちはリングを重ね合せることで、上圧が顎を引き上げ、下圧が鎖骨や肩甲骨を引き下げ流ので、首が長く見えるんです。
首の長さに違いが見えるのは、目の錯覚なんですね👀
ボーリングの重さほどある頭を支えている首はとっても負担のかかる場所です。
デスクワークなどの同じ姿勢で、頭が落ちないよう支えているのも首を中心とした筋肉です。
頭痛の原因にもなります。
痛みが出る前に、ボディケアやアロマオイルでほぐすのも良いかもしれません^ ^
お客様向けインスタグラムアカウント開設しました。
今までもTAWAN BLUEのアカウントがあり色々とご案内をしておりましたが、新しくお客様へのインフォーメーション専用のアカウントを開設いたしました。
今のアカウントはセラピストとしての内容を今後も投稿する予定です^ ^
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