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更年期
TAWAN BLUEのお客様の年齢層で一番多いのは40代のお客様。
最近は50代のお客様も増えてきています^ ^
年齢に制限はないので、どなたでも大歓迎です♪
40代、50代となると、寝て起きたら疲労が取れているというのはだんだんと難しくなるご年齢。
私ももうすぐ仲間入りなので、お気持ちがわかります^^;
TAWAN BLUEのスタイルとしては、やはりいつもご利用いただいている方にもっともっとお身体が楽になり、過ごしやすく、アクティブに、前向きに、楽しい時間を過ごしてほしいと思っています。
そのために《今》必要なことを考え、取り組んでいます。
今年は《更年期》もテーマに学びを深めたいと思っています!!
更年期障害って女性のイメージが強いのですが、男性にも更年期障害はあるんですよね。
そして、女性は閉経のタイミングですが、男性はそういうタイミングがなく、しかも治療をしないと改善しないという厄介なもの。
女性の更年期に当たるご年齢の方もたくさんのご苦労があるということを日々お客様よりも伺い感じています。
体だけではなく社会的地位なども。
誰しも必ず通る加齢。止めることはできません。
でも、老化を遅らせることはできると思っています!
脳へのアプローチとして精油や神経促通ストレッチ。体の動きに対して可動性を高めるストレッチや深い圧のマッサージ。
できれば、今年新しい角度での方法も学びたいと思って計画中です。
TAWAN BLUEにできることで、更年期障害へ立ち向かいたいと思います^ ^
呼び起こす
コアストレッチでは、神経の通りをよくする手法のほか、お客様によってリズミカルに行うちょっとしたエクササイズも行うことがあります。
僕がタッチした手足を動かすということもするのですが、左右交互から始めて、だんだんリズムよく行い
左→右→左→右→右
なんてちょっとした意地悪をすると全く気づか図に交互に動かすお客様^^;
タッチした手足ですよ〜
と伝え、お客様も頭では理解しているご様子なのですが、実際はタッチしていない手足を動かしてしまいプチパニック状態。
以前のブログで筋肉の衰えだけではなく神経も衰えると書いたことがあります。
火事場のバカ力のように眠っている神経や衰えている神経が存在するんですね。
それもそうだなと思います。
だって日頃の生活の動きでいつでも全力!
なんてことや、毎回意識して体を動かすってそうそうないですよね。
ご飯を食べるから、右手でお箸を持って、左手でお茶碗を持とう。
なんて、考えないですよね!?
こんなことを毎日していたら頭の中が大忙しです。
とはいえやはり使わないと神経も衰えてしまうもの。
こういうときは、TAWAN BLUEの神経を促通させるストレッチや、脳の栄養と言われる精油の出番です♪
健康な体は、日々のケアで。
脳の栄養
先日の筋肉と神経の老化について書いた内容の2つ目、精油についてです。
精油、アロマというとどんなイメージですか?
ご来店されるお客様の多くが、精油は香りを楽しむものとお考えです。
メディカルアロマをご存知の方はまだまだ少ないですね。
香りを嗅ぐ「嗅覚」について、「嗅覚」は五感の中でも太古から存在する原始的な感覚器とされています。
食べ物が食べれるかどうか、腐っているかの判断は、見た目もですが、匂いでチェックしますよね?
草食動物は、音はもちろんですが、嗅覚で肉食動物を感知します。
ちなみにガスは本来無臭ですが、漏れていると危険ですので、感知できるように匂いをつけています。
嗅覚の情報は、視覚や聴覚と違い、本能的な行動や感情、直感に関わる大脳辺縁系にダイレクトに届きます。
命の危険がある時に呑気にしている暇なんてありませんよね。
直接感情を司る場所へ届くので、香りを嗅ぐと感情が動きます。
少し前に流行った瑛人さんの「香水」なんかが代表的ですよね♪
さらに、香りの情報は脳の視床下部に伝わります。
視床下部は、人間の生理的な活動をコントロールする自律神経系、ホルモン系、免疫系に大きく影響を与え、心のバランスを整える働きもあります。
香りは脳を活性化させ感情をリセットする、まさに脳の栄養なんですね。
精油のにおい分子(芳香物質)により嗅細胞から脳、特に学習や記憶をになう部位を活性化させる作用は、認知症の改善をすると考えられています。
このにおい分子というのも重要です。
人工香料には含まれていないですからね。
精油にもグレードがあり、におい分子を含むグレードはセラピーグレードです。(次のグレードも微量含まれるとされています)
TAWAN BLUEで使用している精油は、セラピーグレードを使用しています。
同じ香りを嗅ぐなら、脳の栄養となるものの方が良いと思いませんか??^ ^
神経促通法を用いたストレッチ
ストレッチと聞くとどんなイメージでしょうか??
伸ばす、柔らかくなるイメージが多いのではないでしょうか?
TAWAN BLUEでは、2つのストレッチを活用しています。
①柔軟性を高めるストレッチ
②可動性を高めるストレッチ
です。
そしてどちらにも関わるストレッチに神経促通法という神経に働きかけるPNFストレッチがあります。
これは、アメリカの理学療法で使われている手法で、日本でもリハビリやスポーツ選手のケアなどで使われています。
そして、TAWAN BLUEのようなサロンでも使用しています♪
ところで神経に働きかけるってどういうこと?
PNFが神経に働きかけるということをご説明します。
まずは、ジムで筋力トレーニングをする姿を思い出してください。
マシンやダンベルなどに対して、自分の意思で力を入れて筋肉を動かしますよね?
PNFは、お客様が動かす方向に対して、セラピストが手で抵抗を与えるのが大きな特徴です。
つまり、お客様が自分の意思で力を入れる前に動かす方向に対して「反射(抵抗に対する力)」が発生するんです。
これが神経に対してのアプローチになります。
筋トレは運動神経が働きますが、PNFでは感覚神経と運動神経が働いている状態になります。
【筋トレ】
腕を持ち上げようとする(運動神経/脳)《脳から筋肉へ》→脳の指令で腕が持ち上がる
【PNF】
セラピストが抵抗をかける→セラピストからの抵抗を感じる(感覚神経/脳)《感覚器官から脳へ》→抵抗に対して腕を曲げる(運動神経/脳)《脳から筋肉へ》
PNFの方が神経の伝達が2回起こっていますよね。
筋肉は神経につながっています。この神経の多くが起きている(促通する)方が筋肉が発達して動きやすさが出てくるわけです。
私たちは、日頃から神経から脳へ、脳から神経へというやりとりを行なっていますが、この効率には個人差があります。
脳からの電気刺激が通りづらい、効率の悪い経路で伝わる、効率よく筋肉を使う神経が使われていない、など理由は様々です。
この仕組みを促通するのがPNFです。
TAWAN BLUEの掲げている、動きやすい身体へ導くための1つです^ ^
筋肉と神経の老化
歳いって筋肉が衰えてきたなぁ
運動不足で〜
思ったように体が動かせないな〜
年齢だけが問題ではないですが、40歳を過ぎて運動不足や、運動していても若い頃と比べて衰えているなぁと感じることがあると思います。
筋肉にフォーカスされがちですが、筋肉はどうやって動いていますか??
脳から動かせ!という指令のもと動いていますよね。
つまり、神経も影響しているんです!そして神経も衰えるんですね。
脳は精神活動をいとなむとと同時に、体の働きや感覚を統御し、さらに自律神経やホルモンを通して生命を維持する役割があります。
近年、「大人の発達障害」も注目されています。「自閉スペクトラム症(ASD)」や『注意欠如・多動症(ADHD)」などがあり2019年の厚生労働省の調査では中高年世代(40〜64歳)の引きこもりが全国で61万3000人いると推計されており社会問題化しています。この背景には発達障害が関わっているようです。
脳の老化に体を動かす神経細胞どうしの信号の伝達速度や、筋肉と神経の接続機能などが次第に衰えていきます。
脳はそれぞれの部位が単独で情報処理をしているのではなく、様々な場所と連携しながら情報処理しています。
40代を境にして、脳内には脳にとっての有害なごみが溜まっていきます。
その影響によって、神経細胞が死に至ることもあるそうです。
記憶を失ったり、思考能力が低下するアルツハイマー型認知症になったりする可能性が出てきます。
TAWAN BLUEでは、神経と関わる手段が2つあります。
1つ目は、神経促通法を用いたストレッチ。
2つ目は、記憶などを司っている場所へダイレクトに届く精油
です。
それぞれがどのように神経と関わっているのかは次回お伝えします^ ^
年齢とともに動けなくなるなんて嫌ですよね。
いつまでも生き生きと過ごしたい。私自身がそう思っています。
健康な体を維持するためにも、筋肉はもちろん、その筋肉を動かすための神経も衰えないようにする必要があります。
マッサージをしながらできるって素敵じゃないですか?^ ^